2004/09/16(木)10:20
■4万円の髪よ、さようなら。(83)
昨日、半日かけて作った仕事のデータを最後の最後で誤って消した。
ボタン一つ押し間違えて、オールクリア。
夜19時過ぎの事だった。
気温30度超えの室内で、はじめて手がける苦手な作業を休憩もとらずに空腹も辛抱してやりとげた末。
絶叫の後。一瞬、切腹さえ想像した。
自分と賭けた労力に怒り、しばらく放心。
猫は警戒して、逃げていった。
しかし。しょうがない。
気分転換で、散々我慢していた食事をとり、考えた。
「そもそも、この髪が邪魔だったのだ!」
完全な八つ当たり。
昨年まで、青山や原宿の有名美容院に労を惜しまず通い、毎月、特殊なトリートメントにカット、カラーリングをするコースで軽く4万円をつぎ込んできた髪。
一方で、この一年は、活動場所が変わったこともあり、ほとんど手をかけていなかった。
伸ばしっぱなし。
野生のまま。
8月も中盤から、うっとうしくて、たまらなかった。
で。夜も10時過ぎに裁ちばさみを握りしめ、ざくざくと鏡も見ずに切ってみた。
上出来。
考えれば、あの髪、年で計算すれば4×12(毎月のコース)+4×2(年二回のパーマ)=56・・ではないか。
なんちゅう無駄だ。
世界中を旅行できるじゃないか。
さて。
さっぱりしたところで、今日はうまくやるぞ!
昨晩マウスも新しいのに変えたし、深夜3時ごろには、新しい技術も会得した。(なんだかんだ言っても、その後も頑張った)
今度、またミスったら、坊主にしよう。