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カテゴリ:プライベート
メヌケを入手した。
先週、大洗、小名浜港まで探しに行って、手に入らなかった高級魚は、西武百貨店池袋本店の地下魚屋に頼んだところ、あっさりと一匹まるごと取寄せてくれた。 体長60センチ。 目の大きさだけで、5センチある。 真っ赤な祝い魚で、なかなか手に入るものではない。 昨日夕方には仕事での使用を慌てて済ませて、その後、自宅で保管。 今朝になって家人がさばいた。 家人は昨夜、いつものように残業で深夜3時ごろに帰宅し、それから小一時間、私にフォトショップの新技を伝授。 その後、少々の仮眠程度の睡眠を取って、今日、朝日のなか、台所に立ったというわけ。 ちなみに、家人は料理が上手い。 特に魚料理はプロの料理人も驚く技術をもっている。 マイ出刃包丁、刺身包丁はとうぜんのように持っており、いつも手入れ良く研いである状態だ。 昨年末、1メートル以上ある立派なブリが祝いで届いたときも、一人、長時間台所に陣取って、さらりと5枚におろし、その後、刺身、ブリ大根、カマの塩焼き…を手際よく同時に作って、機嫌良く大勢の客人をもてなしていた。 さて。 作業が始まった。 まず、頭を落とす。 私は盛んにカメラのシャッターを押す。 興奮して何十枚も撮っていたら、家人から笑われた。 その間、猫は遠くから様子を見ているだけで、近寄っては来ない。 たぶん、魚、というよりは「大きな生き物」が転がっている感覚に近いのではないか。 普段、アジやサンマを焼いている時は、気になってしょうがないというそぶりであるが、先のブリが届いたとき同様、今回は、チラリと横目で伺って周りを通り過ぎるだけ。 鼻をちょっとヒクヒクさせることはあっても、決して、近寄って観察しようとさえしない。 さばきに入ってから30分。 刺身と、切り身と、鍋用のアラと、おそらく塩漬け用のキモに分けられた。 その間、私は作業の邪魔にならないよう、自分の身支度と猫の世話と、部屋の掃除にまわっていたが、ほんとうの理由は、魚の大量の内臓と血から離れるためと、何か用事を言いつけられないためだったりする。… 家人はさばくだけさばいて、そそくさと会社へ。 私は昼からひとりお刺身だ。 なんか。 冷酒なんかが合ってそうだけど。 昼間だからビールかなあ。 なんて。 コレ読んだら家人がふてくされそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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