リンク切れサイトをキャッシュから拾ってきました
昔の真珠の活動についてはオイラなりに思う所はありますが
今現在の真珠をつくりだすプロセスとして無意味なものは無かったと信じています
過去記事ほじくりかえしてなんだかんだと言いたい訳では決してありません
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ZAKZAKぴいぷる~
■ホステスのバイブル「女帝」で主演
毎夜のように豪遊を重ねるバブル紳士は消えても、今も日本の夜の世界を代表する東京・銀座。そこで、“頂点”を目指して生きる女模様を描いた映画「女帝」(24日公開、金沢克次監督)に主演している。
“女帝”と聞くと、老舗デパートを舞台にしたかつての一大スキャンダルが思い浮かぶが、こちらの主人公はクラブのホステス。週刊漫画TIMES誌連載の原作「女帝」(画・和気一作、作・倉科遼)は、ホステスのバイブルと言われるほどの人気作品だ。
■ヤクザとの絡み、女同士の暗闘
主人公の立花彩香は、貧しい家庭で苦労を重ね、闇世界の大物に気に入られて大阪・ミナミのホステスから銀座に進出。それまでの生き様が描かれる。
ミナミで彩香と知り合い、愛し合うヤクザ直人(高知東生)との絡みや、ホステス同士の暗闘などは、昭和30年代の邦画を見るような、ウエットさがうまく出ている作品だ。
「育った環境なんかは、彩香とは違いますが、仕事にかける気持ちは自分にも通じ合うと思います。ホステスという仕事は、“夢をかなえる”仕事でしょ。それにかける彼女の気持ちを大切に演じ切れたと思います」
こちらをじっと見つめる大きなひとみからは、その充実感が伝わる。
■銀座のクラブでホステス修行
役作りのため、銀座「クラブ順子」のママ・田村順子さんの店で修業もした。
「ボトルのラベルの上に手をかけちゃいけないとか、基本を教えていただきました。そうしたことはもちろん、ホステスさんたちが、どの角度から見られるとキレイに見えるかとかの姿勢を学びましたね。短期間でしたが、自分の魅力を分かった人が頂点に立てるんだな、と思いました」
今回の映画で描かれるのは、原作18巻のうちの3巻まで。彩香が銀座に出るまでだが、「今後もシリーズになってくれれば、ぜひやりたい役柄です」と熱い思いを語る。
脇には、漫才の大助・花子やミッキー・カーチス、多岐川裕美などベテランが並び、映画初主演の彼女を支えた。「周りから色をつけられる、ということが初めて見えました。自分が下手に色をつけるより、つけてもらおう、と…」。
そう感じられるのも、舞台の仕事もこなし、演じることの機微が身に付いた証拠かもしれない。
■高校で気持ちが弾け、“夜の世界”を…
小学生のころから、繁華街を歩けばスカウトされるような美少女だった。しかし、芸能界に進むことを強く反対された。
「両親に反発できず、女優になりたいと言い出せなかったんです。その溜めてた気持ちが弾けちゃったのが高校に入ってから。門限を破ったり、一晩中カラオケボックスに友達といたり…。でも、あの生活の中で、自分なりに“夜の世界”を見られたのはプラスかもしれません」
親への反発は今は消え、「もっと認められる仕事をしたい」と意欲は高まる。
そんな娘を知ってか、お父さんは娘が載った記事を切り抜くのを楽しみにしているそうだ。
Profile |
おざわ・まじゅ |
1977年1月3日生まれ、東京都出身。93年9月にTBSの新鋭シナリオ大賞受賞作「神様の罪滅ぼし」で主演デビュー。大きなひとみと長い黒髪、エキゾチックな顔立ちが注目され、TBS「アリよさらば」(94年)、NHK朝の連続テレビ小説「甘辛しゃん」(97年)、同大河ドラマ「元禄繚乱」(99年)などのドラマのほか、舞台も昨年の「陽のあたる教室」、今年も「カフカズ・ディック」などに出演し、着実に芸域を広げている。 |
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