10年前の中国 今の中国 10年後の中国
(10年後に10倍の夢を買います)
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昨年友達と一緒に中国は上海に行ってきました。僕にとっては、約10年ぶりの中国でした。そもそも上海に行くことにした目的は、噂の上海蟹を食べに行くことがありましたが、もうひとつ僕にとっての目的は、10年ぶりの上海がどうなっているか見たかったとゆうのがあります。そして投資がありました。
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10年前の中国
ちょうど20才の誕生日を中国は最西の町和田(ホータン)で迎えました。その時はその町からバイクにまたがりタクラマカン砂漠の南、シルクロード西域南路を通って約2000キロちょっといった吐魯番(トルファン)を通ってウルムチまで行きました。その旅の帰りに上海に寄りました。その当時もすでに上海は大きな都市で、大阪にそっくりやなあと言っていたのを思い出します。その当時痴漢強姦***大学の経済学部に通ってましたので、ちょっとは中国の経済に興味がありました。その時ガイドをしてくれていた周さん(日本の大学に留学をしていたことがあって日本語ペラペラの好青年でした)に、経済の自由化が始まったばかりで不安定だった中国経済についての質問をあれこれしました。今は何を喋ったのかほとんど記憶はありませんが、一つだけ彼が答えたことで忘れられないのがあります。
僕は、「まだ自由に商売ができなし、今経済がとっても不安定ですね。これから中国はどうなるんだろうか?」と彼に聞いたときに、
周さんは「僕達若い者が、商売をして、これからの中国を背負っていくから大丈夫。」と答えてくれました。
10億以上いる中国人の一人に過ぎない彼がそこまで言い切れることにビックリもしたし、頼もしくも思いました。今にして思えば、それが経済の自由化を推進し発展していく胎動だったんですね。
今の中国
昨年の上海は、僕の想像以上の変わりようでした。人民元に中国人用、外国人用なんかなく、
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何にも無かったところに高層ビルが立ち並び、
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店に売っているものは日本のものと品質品揃えともに変わらなくなりましたし、上海の人々は、人民服なんか当然着ている人はいなくて、日本人と変わらないくらいに豊かに見えました。大阪にそっくりやなと言っていた都市は、とっくに大阪を越えていました。もうちょっとで東京も抜く勢いです。
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色々商売をする上で規制があったりして外国人には手強いところがあるそうですが、それも経済の自由化開放化によって克服されていくことでしょう。まだまだ中国は発展してくだろうなとゆう手応えを得ました。当然その過程には浮き沈みもあるでしょうが、この方向性を変えることは誰の手によっても出来ないでしょう。10年前の中国から今の中国にこれだけ発展したんだから10年後の中国が楽しみですね。これからWTOへの加盟も控えていますし。
あっ、上海蟹美味しかったですよ。
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10年後の中国
10年後の中国を楽しみにしています。ただ楽しみにしているだけでは、物足りないと思った僕は、10年後の中国に賭けてみることにしました。上海から帰国した僕は、早速中国の株式市場について調べてみました。日本からでも中国の企業に投資できることがわかったので早速某企業の株を、ドブに捨てた気持ちで買うことにしました。そして絶対その株を売ることなく10年間持ち続けてみることにしました。もし中国の経済が破綻して、又は投資した会社が倒産して、株が紙屑同然になってしまう可能性もありますが、ちょっとの小遣いで買えますからパーになっても大した額じゃないですし。それでも宝くじを買うより全然確実な投資ですし、なにせ中国の会社に投資することによって、中国経済発展の片棒を担ぐのも気分がイイですよね。しかも投資した価値が10倍になるのも夢ではないですからね。むかし台湾の会社に100万円投資して、10年後に思い出して蓋を空けてみると、1000万円になっていたとゆうことが実際にあったようですしね。経済が発展すると、その経済を動かしている企業の株が、その価値を増大させていくのは当然です。
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10年後の中国がどうなっているのかは、誰にもわかりませんが、その10年後に夢があるのってイイですよね。悪夢やったりして。
ちなみに最近外国人にしか買うことが出来ない上海B株、深センB株が、中国人に開放されました。新たな投資家を得た株式市場は、開放前に比べて1.5倍程上昇しました。さい先がイイですね。これで上海旅行はタダになりお釣りが出ました。今後中国人市場と外国人市場の統合も控えていますし、WTO加盟も控えています。そうすると外資の流入も確実ですから、ますます今後が楽しみです。さてさてこれからどうなることやら。10年後が楽しみです。株式市場のことですから浮き沈みは当然あるでしょうけれど・・・。
2001年03月16日 |