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前回の続きです。
現在の私は、アームレスリングの試合に出るという「目標」ももっているのですが、あまり、勝負にも、こだわっていません。勝つことよりも、トレーニングのプロセスを楽しんでいます。試合にも、遊び感覚で、出るつもりです。「目標」はもっていますが、それに、「執着」はもっていないのです。「愛着」にしています。 この世界では、なんでも、「執着」は、あまりよくないと思います。でも、だからといって、執着を、全部なくすのも大変です。お金にしても、地位、名誉、恋人にしても、まったく執着しなくなるというのは、至難の業です。そういうときは、「愛着」という表現に、言い換えてみてください。これだけで、エネルギーの質が、だいぶ変わりますよ。 たとえば、私は、若い頃、強い筋肉やパワーを獲得することに、人一倍、強い執着をもっていましたが、友人から、そのことを、指摘されても、 「自分は、強い腕力には、執着していません。愛着をもっているだけです。」 と言っていました。これを言うと、言われた友人たちは、皆、複雑そうな顔をして、苦笑していました。 同様に、「我(エゴ)」というのも、まったくなくすのは、大変です。それよりは、これを、「個性」とか「自分らしさ」と言い換えてもいいと思います。これも、表現を変えるだけで、意識のエネルギーが、変わります。 「エゴ」などのスケベ心、下心も、中途半端に持つから、変なふうになってしまうのだと思います。まあ、あまり、年配の人には、勧めれらませんが、若者だったら、こういう意識も、なくすのではなくて、自分に合ったやり方で、うまく、原動力にするといいと思います。 北海道大学をつくった、クラーク博士も、言っていました、 「ボーイズ・ビー・アンビシャス!(少年よ、大きなスケベ心をもて!)」 とね。(笑) さて、映画、「ロッキー・ザ・ファイナル」に話を戻しますね。冒頭に書いたように、映画の中には、いろいろな愛が、描かれています。 特に、今回では、父と子の親子愛も、よく描かれています。スタローン自身、私生活でも、本当の息子と、いろいろな問題を抱え、悩んでいたそうです。ちなみに、「ロッキー 5」では、実の息子が、息子役で、出ているそうです。 今回のストーリーの中では、奥さんのエイドリアンが、亡くなって、男手ひとつで、息子を育てることになっています。 息子は、スーパースターの父親が、誇りでもあるし、重荷でもあるという複雑な状態です。そうなのです。親が偉大だと、子供は、物凄いプレッシャーを受けるのです。 ちょと、成功したくらいでは、 「親が偉いから、あたりまえだ。」 と言われ、大成功しても、 「どうせ、親の七光りだ。」 と言われます。失敗などすれば、 「親は、あんなに素晴らしいのに、子供は、駄目だ。」 と、さんざんに悪口を言われます。気が休まる暇がないのです。 そういう中で、父親であるロッキーと息子が、ついに、ぶつかって、激しい口論をするシーンがあります。最初に、息子が、父親であるロッキーに、悪態をつくのですが、すぐに、ロッキーは、息子を、激しく叱りつけます。 「自分の弱さを、人のせいにするな!!」 と。しかし、叱った後で、 「でも、俺は、おまえが、何をやっても、愛しているよ。」 とも、やさしく言います。 これは、素晴らしい愛だと思います。 子育ての場合、二つの愛が、必要だという話を、昔、何かの本で読んだことがあります。 ひとつは、「条件付の愛」だそうです。「厳しい愛」と言ってもいいかもしれません。一般的には、これは、父親が、子供に、与える愛です。社会や世の中の常識、法律、道徳などを、基準に、この世界のルールを教える愛です。これを、教えないと、子供は、無法者に、育ってしまい、将来、犯罪者になってしまいます。 しかし、この愛だけだと、まじめだけど、窮屈で、小さい大人になってしまいます。 次に、必要なのが、「無条件の愛」です。「やさしい愛」と言ってもいいですね。一般的には、母親が、与える愛です。これは、子供が、どんな病気になっても、障害をもっても、犯罪を犯しても、許して、そして、かばって、やさしく包み込む愛です。これがないと、子供は、安心して、人生を生きていくことができません。 しかし、この愛だけだと、甘える癖のある、だらしない大人になってしまいます。 父親の愛が、「人間の愛」。母親の愛が、「神の愛」と言ってもいいかもしれませんね。これのどちらかが欠けると、バランスの悪い大人になるそうです。二つで、「完全な愛」なのだそうです。もしかしたら、聖書の中の「キリストの愛」は、この愛のことかもしれませんね。「バランスのとれた愛」という表現もできると思います。 両親が離婚したり、死別したりして、片親になった場合は、一人の親が、この二つの愛を、使い分けて、バランスよく、子育てすることも、多いようです。この映画の中でも、片親であるロッキーは、二つの愛を、バランスよく、息子に与えていました。上記の会話では、最初に叱った言葉が、厳しい「人間の愛」ですね。そして、次の言葉が、やさしい「神の愛」ですね。 家庭によっては、片親や両親がいない場合は、祖父や祖母、兄、姉、叔父、叔母、学校の先生などが、それぞれ、二つの愛を、無意識に、バランスよく与える役割をすることになることも多いようですね。とにかく、二つで、ワンセットというのが、理想の愛だそうです。 精神世界で、ここ数年、ずっと、話題になっている「アセンション」についてのヒントも、この映画には、たくさんでてきます。 アセンションについては、いろいろな科学者が、難しい表現で、説明していますが、私は、やさしい話がすきなので、できるだけ、簡単に、表現しますね。 「アセンションの定義は、地球の人々が、素直になっていくプロセスだと思う。」 というのが、私の個人的な考えです。自分らしくなっていくということですね。 「素直」という文字を、注意深く見てみてくださいね。これを、分解すると、「主」と「糸」と「直」です。これは、 「主(神)が、天から垂らしている糸を、直に、つかむこと。」 という意味です。この「主」は、「真我」とか「魂」、「ハイアーセルフ」と言ってもいいですね。さらに、「直」という文字は、「十」と「目」と「L」からなっています。「十」は、「キリスト意識」。「目」は、「見ること」。「L」は、「直角定規」ですね。したがって、 「キリスト意識をもった目と自分なりのモノサシで、しっかりと、自分の魂とつながる行為が、アセンションである。」 といってもいいかもしれませんね。文字というのは、面白いですね。 この映画の主人公、ロッキーは、まさに、それを、行動で示しています。最初は、ダラダラと、惰性で、余生を送っているのですが、だんだん、自分に、素直になるのです。そして、 「俺が、本当にやりたいことは、レストランの経営ではない。ボクシングのリングに、あがることだ。」 と確信して、それから、練習に励むのです。自分に素直になるというのは、人間にとって、一番、難しく、一番、簡単なことなのです。ロッキーは、素直です。好きな女性には、ストレートに愛を、表現するし、頭にきたら、怒り、楽しかったら、笑い、悲しかったら、泣きます。しかも、その行為すべてに、愛があります。とっても、人間らしいのです。魅力的ですね。最近、こういう男、少なくなっていますね。 アセンションは、皆が、愛をもちながら、人間らしくなるプロセスだと、思っています。 精神世界では、アセンションを、意識が、3次元から、一気に、5次元にジャンプするということを、書いてある本もあります。 これを、私なりに、簡単に、まとめてみましょう。 まず、この「次元」という定義が、人によって、バラバラなのですが、ここでは、自分なりの解釈と定義をしますね。 3次元の意識とは、人が、周りの意見や考えなど、しがらみにとらわれ、苦しんだり、悩んだりして、いろいろと気にしている意識状態だと思っています。普通の意識ですね。 4次元の意識とは、人が、周りの意見や考えなど、しがらみにとらわれないように、努力して、気にしないようにしている意識状態だと思っています。いろいろな成功哲学や願望実現などの本には、こういうテクニックが、たくさん書かれていますね。 5次元の意識とは、人が、もう、本当に、ワクワクして、面白いことに、熱中している状態。つまり、もう、周りの意見や考えなどが、眼中になく、気にならなくなっている状態だと思っています。バシャールなどが、言っている、「本当のワクワク」の状態ですね。 3次元=気にする意識。4次元=気にしないようにする意識。5次元=気にならない意識。と表現してもいいですね。 5次元の意識は、もう、本当に、自分のやりたいことを、始めて、動いているので、世間や友人、家族の評判や意見、悪口などが、眼中から、なくなっている状態なのです。この状態は、最強です。 まあ、まったく、気にしていないわけではなく、ちょっとは、考慮している状態ですかね。まったく気にしなくなって、無神経になって、周囲の人を傷つける人もいるので、このあたりは、微妙なニュアンスなのですが、ただ、本当に、ワクワクして、宇宙と一体になったら、自分も周囲も、誰も傷つけないと思います。 補足すると、本当の5次元の意識とは、底辺に、先ほどの「人間の愛」と「神の愛」を、バランスよく合わせた、「キリストの愛」も、流れている状態だと言ってもいいかもしれませんね。 アセンションとは、もう、4次元の意識など、すっとばして、皆が、この5次元の意識に、ジャンプすることかも、しれませんね。 そうすると、人は皆、光になります。宇宙とつながります。時間も場所も、気にならなくなります。時間が、最近、速く感じるのも、このせいかもしれませんね。 そして、皆が、本当に、楽しく、好きなことをやりはじめます。しかも、自分も周囲も、誰も傷つけずに、調和と平和の中で、ワクワクしはじめる。これが、アセンションかもしれませんね。 映画、「ロッキー・ザ・ファイナル」を観て、そういうことを、考えました。 皆さん、ぜひ、この映画、映画館で観てくださいね。まあ、DVDが出てからでもいいですけど。 「夢」、「希望」、「努力」、「チャンス」、「愛」、「キリスト意識」、「本当のワクワク」、「神」、「アセンション」、「5次元の意識」など、たくさんのヒントがつまっていますよ。 ぜひ、「ロッキー」を観て、5次元の意識に、ジャンプして、本当のワクワク人生を、スタートさせてくださいね。 いやー、これだけ、宣伝したら、映画会社から、なんか、もらえないかな?(笑) あと、そうそう、できれば、「ロッキー・ザ・ファイナル」を観にいく前に、「ロッキー」から「ロッキー 5」まで、シリーズを、全部、レンタルDVD店などで、借りてきて、観てから、映画館で、「ファイナル」を観ると、感動が、10倍になると思いますよ。 ただ、5本は、とっても、長いので、「ロッキー」を観ながら、途中で、「グロッキー」にならないように、気をつけてくださいね。アハハ(笑) トーマ toma_atlas@yahoo.co.jp ☆精神世界のランキングです。新しいサイトが、続々登場していますね。クリックしてみてくださいね。↓ http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas ☆私のメインサイトです。↓ http://www.tomaatlas.com/ ☆六本木の映画館の入り口。ロッキー人形の前で、ポーズ。気分は、ロッキー!!(笑) ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月09日 17時52分42秒
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