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前回、「ナンバーワン」の話を、書いたのですが、100メートル走で、ボルト選手が、世界一速いタイムで、オリンピックの金メダルを、獲得してますが、世界中で、100メートル走を、やっている人たちの中で、大企業から、スポンサー契約のオファーが、来たり、テレビや雑誌などから、取材が、殺到するのは、ボルト選手、たったの一人だけなのです。
2位以下の人たちは、あれだけ、人生をかけて、100メートル走に、打ち込んだのに、この競技で、生活していくことは、難しいのです。 1等賞を、獲得した人だけが、美味しい思いをして、それ以外の人たちは、一生、夢だけを見て、人生を終えることになるのです。 これは、スポーツの世界だけではなくて、ビジネスなどの世界でも、同じです。 NHKの「プロフェッショナル」という番組を、見ていても、わかりますが、この世界は、 「何か、一つのことを、極めた人だけを、英雄にして、夢を与える」 ということを、よくやるのです。 セルフブランディングをして、自分の価値を、「ナンバーワン」に、高めない限り、なかなか、自分の魅力や才能で、食っていくことは、難しいのですが、そのナンバーワンに、なれるのが、極めて少数の人だけだというところで、大半の人たちは、あきらめてしまうのです。 しかし、あきらめる必要は、ないのです。 誰でも、ナンバーワンに、なれるのです。 これからが、本題です。 まず、質問です。 「英検3級」、つまり、「中学卒業程度の英語力」で、来月から、英語の仕事で、月収30万円を、稼げるでしょうか? ほとんどの人が、 「無理だ!」 と答えると思います。 「英検3級で、英語の仕事など、できるわけがない。最低でも、2級はないと、無理だろう。できれば、1級とってから、英語の仕事を、始めないと、いけないんじゃないか?」 こう思うと思います。 3級の人の大半は、 「もっと、もっと、英語力を、身につけたい!」 こう思って、英会話教室に、通ったり、英会話の教材を、購入したりすると思います。 でも、これだと、お金を稼ぐどころか、大金が、出ていくのです。 それで、英語が、身につけば、いいのですが、そうじゃなかったら、儲かるのは、英会話教室などの英語産業の会社ばかりということに、なってしまいます。 どのビジネスも、このお客さんの「もっと、もっと」という「向上心」を煽って、儲けています。 「向上心」というものは、もちろん、悪いものでは、ありません。 むしろ、いいものです。 ただし、 「必要以上の向上心は、貧乏のもと」 なのです。 この必要以上の向上心を持ちすぎて、お金で、苦しんでいる人も、いっぱいいると思います。 「英語」という山が、あるとします。 その山の頂上は、アメリカ人などのネイティブスピーカーたちです。 どんなに、英語を学んでも、生まれた時から、英語を話している人たちには、勝てません。 その山の9合目あたりが、「英検1級」の人たちでしょう。 7合目あたりに、「英検2級」の人たちが、いるでしょう。 5合目に、ようやく、「英検3級」の実力の人たちが、滞在しているのを、イメージしてください。 「英検3級」の人たちは、5合目から7合目に、登ろうとしている人たちに、英語を、教えることは、できません。 つまり、大学の英文学科を、受験しようと思っている高校生に、英語を、教えることは、できないのです。 でも、0合目から、3合目あたりりまで、登りたいと思っている人には、英語を、教えることは、できます。 例えば、幼稚園生に、 「A、B、C、D、E、…」 などのアルファベットを、教えることは、可能なのです。 その幼稚園生の家が、金持ちだったら、家庭教師代で、月に、30万円いただけるかもしれません。 そうです。 「英検3級で、月収30万円」というのは、可能なのです。 知らず知らずに、私たちは、こうやって、 「仕事というのは、一つのことを、極めないかぎり、できない」 と、思い込ませれているのです。 現在の能力のまま、自分よりも、下の能力の人たちに、教えてあげることを、考えれば、仕事というのは、いくらでも、転がっているのです。 ここからは、応用問題です。 では、この幼稚園生の家庭教師の仕事を、ずーっと続けることは、可能なのか? ということです。 答えは、「ノー」ですね。 つまり、「英検3級」の人が、英語の仕事で、月収30万円も、稼いでることが、噂になると、必ず、競合が、現れるのです。 この世界は、なんだかんだいって、まだまだ、競争の社会だし、弱肉強食の部分が、残っています。 3か月くらいすると、ほとんどの場合で、「英検2級」や「英検1級」の人たちが、 「英検3級の人よりも、私たちのほうが、もっとわかりやすく、英語を、教えることが、できます。お母さん、その子は、私たちに、任せてくれませんか?」 と言ってきます。 そうすると、ほとんどのお母さんは、その子を、「英検2級」と「英検1級」の人に、お願いすることになると思います。 「英検3級」の実力では、なかなか、長続きは、しないのです。 では、こういう場合、どうするのか? 答えは、「ダブルスキル」です。 「ダブルスキル」とは、 「同時に、二つの技術を、もっていること」 という意味です。 たとえば、「医師」という資格を、もっている人は、たくさんいます。 「税理士」という資格を、もっっている人も、たくさんいます。 今の時代、これらの一つの資格だけで、就職しようと思っても、難しいかもしれません。 でも、「医師」と「税理士」という二つの資格を、もっている人は、極端に、少ないと思います。 「ダブルスキル」というものを、身につけると、すぐに、「オンリーワン」でもあるし、「ナンバーワン」でもあるという状態に、なりやすいのです。 おそらく、一つの市町村で、この二つの資格を、もっている人は、一人くらいだと思います。 この状態だと、ライバルが、いなくなり、「無敵」の状態になります。 文字どおり、「敵が無い」という状態になるのです。 先ほどの「英検3級」で、英語の仕事を、やろうとしている人も、「英語」だけの山では、5合目なので、7合目や9合目の人には、かないません。 こういう場合、もうひとつの山を、自分で、勝手に創るのです。 たとえば、「カブトムシ」という昆虫に、詳しかったら、この趣味を、もうひとつの山にするのです。 この場合も、昆虫学者に、勝てるほどの知識なんか、いりません。 こちらも、5合目あたりで、かまわないのです。 そして、ブログなどで、 「幼稚園生たちに、初歩の英語を、教えます。それも、野山の中で。カブトムシを、虫取り網で、追いかけながら、楽しく英語を、学びましょう!」 こういうふうに書いて、英語の家庭教師を、やるようにするのです。 野山を、歩きながら、 「river、flower、sky、tree、sun、…」 などの英単語を、学んだら、楽しく学べると思います。 そして、カブトムシを、捕まえたら、そのカブトムシについて、いろいろと語り合う。 これは、英語だけが、できる人だったら、盛り上がらない話でしょう。 「英語」と「カブトムシ」という両方に、詳しい人だったら、このように、まったく違う角度から、英語教育のビジネスで、起業できるのです。 このやり方だと、先ほどのように、一つの市町村で、この二つのことに、詳しい人は、一人くらいだと思います。 これで、ライバルが、いなくなり、「無敵」の状態になるのです。 「英語」と「カブトムシ」という「「5合目」と「5合目」を、足し算しても、「10合目」になるのです。(笑) このように、競合と競って、勝つのではなくて、最初から、自分を、「無敵」の状態にしてから、ビジネスに、参入するのが、賢いやり方です。 何か一つのことを、極める必要なんか、ないということなのです。 「中途半端なことを、複数組みわせるだけで、簡単に、誰でも、ナンバーワンになれる!!」 ということを、声を大にして、いいたいのです。 ぜひ、自分の趣味や特技から、自分の「ダブルスキル」を、考えてみてください。 そこには、「オンリーワン」で、「ナンバーワン」になれる、「無敵」の世界が、広がっていると思いますよ。 次回から、さらに深く、「セルフブランディング」や「ビジネス」に、斬り込んでいきますね。 ご期待ください! ☆メルマガ「精神世界の鉄人」も、発行しています。 まだ、登録してない方、ぜひ登録してくださいね。 http://melma.com/backnumber_38906/ ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ トーマ toma_atlas@yahoo.co.jp ☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。 http://www.tomaatlas.com/library00.htm ☆「精神世界の鉄人」のメルマガも、発行しています。 http://www.melma.com/backnumber_38906/ ☆キネシオロジーの個人セッションです。 http://www.tomaatlas.com/soul.htm ☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。 http://mixi.jp/view_community.pl?id=4663380 ☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓ http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas ☆「光のネットワーク(リンク集)」です。 http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm ☆私のメインサントです。 ↓ http://www.tomaatlas.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2013年06月13日 03時09分36秒
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