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テーマ:夢を叶える人になる(1216)
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友人の白川さんという女性と、久しぶりに再会しました。
以前に、何回か、ブログやメルマガなどでも、紹介したことがあるので、ご存知の方も、多いと思いますが、白川さんは、「国境なき医師団」の看護士として、スリランカ、パキスタン、イエメン、シリアなど、世界中で、活躍されている方です。 特に、去年、ジャーナリストの山本美香さんが、シリアで、亡くなってすぐに、白川さんが、シリアに、派遣されたことから、テレビなどのマスコミにも、取材されたりして、忙しくなったようで、なかなか、会えなかったのですが、仕事が、ちょっと落ちついたようで、私のオフィスに、遊びにきてくれました。 「お久しぶりです! 無事でなによりです!」 開口一番、こう挨拶してから、かなりの長時間、お茶したり、食事しながら、現在の世界情勢などのについて、語り合いました。 白川さんの話で、印象に残った話を、いくつか書きますね。 まず、やはり、戦場では、大変だったそうです。 国境なき医師団は、戦場では、中立の立場なので、国籍などに関わらず、誰でも、治療するそうですが、イエメンで、負傷したテロリストを、治療していたら、政府側の軍隊に、病院を、包囲されて、 「そのテロリストを、こちらに、速やかに引き渡さないと、この病院を、爆撃するぞ!」 などと、脅されたり、凄い話を、たくさん聞きました。 他にも、負傷兵を、いくら治療しても、次々と手に負えない数の負傷兵が、運ばれてくる現実を、目のあたりにして、とても、無力感を感じたことも、話してくれました。 「私が、どんなに治療しても、戦争そのものを、無くさない限り、この現実は、変わらない...」 と何度も、思ったそうです。 それで、看護士をやめて、ジャーナリストに、転職しようと思ったそうですが、いろいろな事情から、それは、やめたそうです。 やはり、自分には、看護の仕事が、合っていることが、わかったそうです。 そうですね。 自分のできる範囲で、自分のできることで、世界平和に、貢献すれば、いいんですよね。 「日本に住んでいると、平和の状態しか、わからないから、平和とは何かが、わからなくなっている人が、多いみたいです。でも、それは、とってもいいことだと思います」 この言葉が、やけに印象に残りました。 白川さんは、子供の頃から、看護士になって、世界中で、たくさんの人を、助けたいという夢を、持っていたそうですが、その夢を、見事に叶えたそうです。 ただ、それまでは、やはり、紆余曲折あったそうです。 もともと、日本でも、看護士の仕事をしていたそうですが、海外で、この仕事をしたいという夢が、どうしても、諦めくれないで、30歳で、オーストラリアに、留学してから、そこで、外国の看護士の資格を獲得したそうです。 「看護士になる人のほとんどは、この仕事で、世界中をまわって、たくさんの人を、助けたいと思っていると思います。でも、実際に、それを、行動に移す人は、とっても少ないです」 こうも言っていました。 さらに、 「どうして、皆、自分の夢を、100%生きないんでしょうか? どうして、70%~80%くらいで、夢の妥協をするんでしょうか?」 という言葉も、印象に残りました。 たしかに、そうですね。 皆、大人になるに従って、子供の頃を夢を、どんどん忘れて、現実的になっていき、それから、不完全燃焼したまま、納得いかずに、後悔するような人生を、生きるんですよね。 白川さんは、7歳くらいで、世界中で活躍する看護士になりたいという夢をもったそうですが、30年後の37歳の時に、「国境なき医師団」に、入って、その夢を実現させたそうです。 就職試験のようなものが、あるそうですが、面接だけの試験だそうです。 参考までに、チェックされる項目は、看護の仕事の場合は、看護力は、もちろんですが、他にも、英語などの語学力、それから、リーダーシップ力、問題解決力などの人間力が、問われるそうです。 意外だったのは、正義感というのは、あまりよくないそうです。 なぜかというと、戦場では、理不尽なことばかりだからとのこと。 矛盾していることや許せないことだらけなので、あまりにも、真面目すぎて、正義感に溢れている人は、仕事にならないのだそうです。 現場では、現実に、目をつぶったり、見ないふりをしたりという大人の対応が、迫られる状況ばかりだそうです。 あと、なによりも、大切なのは、「生き抜く力」だと言っていました。 この言葉が、特に印象に残りました。 日本という平和な国では、幸か不幸か、家庭や学校などで、あまりこの能力を、伸ばそうとしません。 「全ての科目で、完璧になりなさい。なるべく、ミスをしないようにしなさい」 というような、公務員や大企業の社員として、就職するような能力ばかり、鍛えられます。 でも、これからの時代、世界中で活躍するような仕事をする場合は、この「生き抜く力」が、一番大切になってくると思います。 つまり、 「自分は、どこの国や土地で、どんな状況になっても、裸一貫で、生き抜いていく自信がある!」 こう胸を張って言えるような人物が、これからの時代には、必要とされるということです。 白川さんは、まさに、いまどきの日本人には珍しく、生き抜く力を持った、逞しくて、強い女性だと思います。 こういう人が、これからは、日本でも、たくさん登場すると思います。 白川さんは、「国境なき医師団」の試験を受ける時には、仕事もやめて、すべてを無くした状態だったそうです。 でも、その時には、最初から、受かる自信があったそうです。 「私は、ぜったいに受かる。受からないはずはない。だって、私ほど、この仕事に、燃えている人はいない。私を、落とすなんて、そんなことは、ありえない」 こう思っていたそうです。 今、就職試験をしようと思っている学生や転職を考えている方、ここ大事なところですよ。 試験に受かる人と受からない人は、ここが、違うんですよ。 この試験では、必ず、 「あなたを、雇うことで、私たちには、どういったメリットが、ありますか?」 ということを、質問されるそうです。 日本の企業などの面接では、あまり、聞かれない質問かもしれませんね。 「どうして、私が、ここに、入りたいと思ったのか?」 ではないのです。 「私が、入ることによって、あなたたちに、これだけのメリットを、提供できます!」 こう言わなくては、いけないのです。 「私が、この会社が、好きだから、入りたい」 こんな抽象的な子供のような発言では、ダメなのです。 「私が、この会社に、入ったら、あなたたちの会社の売り上げを、確実に、10倍にしてみせませす。なぜならば、私には、凄い営業能力と人脈があるからです。ためしに、3か月、雇ってみませんか? 驚く成績を、上げて見せますよ。もし、できなかったら、すぐに、クビにしてください」 こう言わなくてはいけないのです。 おそらく、白川さんは、面接で、こういう姿勢で、話をしたのだと思います。 こういう熱意は、通じないはずはないのです。 もしも、通じなければ、それが通じない面接官が、ダメなのです。 白川さんは、私のキネシオロジーの個人セッションやセミナーも、クライアントとして、受けたことがあるのですが、ほとんどの人が、 「どうしたら、夢を叶えることが、できるんでしょうか?」 という質問をします。 でも、この日に、白川さんの口から出た質問は、 「トーマさん、私は、すでに、夢を叶えました。ありがとうございました。ところで、夢を叶えた後は、どうすればいいのでしょうか?」 でした。 これは、嬉しい質問です。 なかなか、この質問をする人はいないのですが、クライアントの方から、この質問がでたら、とりあえず、私のセッションやセミナーは、卒業だと思っています。 免許皆伝というやつです。(笑) 「私も、いろいろな夢を叶えた人間ですが、それを終えたら、今度は、若い人たち、つまり、これから、同じ夢を叶えたいと思っている後進の人たちに、夢の叶え方を、教えてあげるんですよ。今度は、夢を叶えるお手伝いの仕事を、やったらいいですよ」 こう言うと、白川さんも、喜んでいました。 「そうですねー。私も、そうなんじゃないかと、思っていました。実は、最近、中学校で、講演を頼まれて、いろいろな話をしたら、中学生たちが、私の話に、目を輝かせて、聴いていました。その姿を見て、とても感激したばかりだったんです。これからは、その方向も、考えてみます!」 こう力強く話してくれました。 白川さんには、ぜひ、その世界中をまわって、鍛えぬいた、「生き抜く力」を、たくさんの若者に、伝授してもらいたいです。(笑) 今から、楽しみですねー。 ☆メルマガ「精神世界の鉄人」も、発行しています。 ブログでは、読めないような内容も、掲載することもあります。 まだ、登録してない方、ぜひ登録してくださいね。 http://melma.com/backnumber_38906/ 以上 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ トーマ toma_atlas@yahoo.co.jp ☆日記(エッセイ)の過去の全バックナンバーです。 http://www.tomaatlas.com/library00.htm ☆「精神世界の鉄人」のメルマガも、発行しています。 http://www.melma.com/backnumber_38906/ ☆キネシオロジーの個人セッションです。 http://www.tomaatlas.com/soul.htm ☆MIXI内にも、「精神世界の鉄人」のコミュを、作成しました。 http://mixi.jp/view_community.pl?id=4663380 ☆精神世界の面白いサイトが、たくさんあります。 ↓ http://airw.net/newage/rank.cgi?id=atlas ☆「光のネットワーク(リンク集)」です。 http://www.tomaatlas.com/linksnew.htm ☆私のメインサントです。 ↓ http://www.tomaatlas.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年10月18日 13時49分27秒
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