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TOMATO NO COCORO

ぶぎうぎ★ツー

お天気次第? 気分次第!
ぶぎうぎ★ツー in HOKURIKU



2005年11月5&6日



楽しいバイク仲間である、【ぶぎたん】と一緒に走りたいと思った。
そして、【なぎさドライブウェイ】を、ずっと走りたかった。

こんな冬も間近にして、よく北陸ツーなんてしてしまうよな??


僕たちには、【今】しかなかったんだ。
そんな今を大切にしたいと思った。

お天気次第で中止するハズのツーリングは

気分次第で決行となった



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懇願のかいあって【快晴】



予定では、4時間で郡上にある道の駅【ミナミ】に着く予定だった。
集合時間は、午前11時。
7時に出れば、間に合う予定だった。


1時間も走れば、何故かナミちゃんに出逢ってしまった。。。
ナミちゃんとしばらくいいカンジに快走!! そしてサヨナラ!!


予定時間を遥かに上回り、名古屋付近で、Mっちと合流。
Mっちも、郡上八幡に丁度行くらしいので、一緒にランチをと誘ったんだ。

Mっちの車を先頭に、僕のSTEEDはぶぎたんに逢うため走り出した。


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なぜか、時間はどんどん過ぎて行く。
渋滞にもはまった。車はスリ抜け出来ない。

ぶぎたんも渋滞にはまってたらしい。
彼の到着は、11時半。
僕たちの到着は、11時40分頃だったろうか。

無事に合流。
感動の半年以上ぶりの再会はほどほどに、とにかく急ぐ旅だった。


しかし、ミナミから、郡上八幡が恐ろしいほどの渋滞だった。
涙を飲んで、渋滞にガッチリはまり込むMっちの車にお別れを告げた。

サヨナラMっち(T_T)



激しくスリ抜け。。。郡上八幡に着き、お目当ての【うなぎ屋さん】に到着!
極上の「ひつまぶし」を頂く。

ひつまぶし


極上の味だった。。。また食べに行こうと思ったよ、Mっち。
また今度行こうね♪


日が沈むまでに、日本海に逢いにいかねばならん


まったりしたいところだが、急いで出発。


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今度は高速での激しいスリ抜けの旅が続く。。。

【ひるがの高原】は、ホントに素晴らしかった。

山が燃えている。。。


ひるがの高原


マサにそんな気分で、連なる赤や黄色の山々を堪能した。


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【荘川】で高速終点。
今度は、【白川郷】まで、下道の【R156】通称:イチコロを走る。
湖や川を横にし走るイチコロは、赤や黄色の山々に囲まれ、とっても綺麗だった。

イチコロ


そして、ウネウネ道でのスリ抜け&追い越し&加速は、「自分がココまで走れるんだぁ…」と、勉強になった。

世界遺産:白川郷の合掌造り


白川郷


ぶぎたんも、僕も初めてココに訪れた。
ゆっくり見て周りたかったが、僕たちに許された時間は残りわずか…
ココには午後3時半に到着したが、金沢の日没は午後5時頃らしい。

記念写真だけを撮り、急いで高速に乗り出発!


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走った。
夕日めがけて走った。
沈み行く夕日に何度も、待ってくれと叫びながら…


最後のラストスパートで、首がもげるかと思った。


ついたよ。
僕が来たかったトコロに。


なぎさドライブウェイ


砂浜で走れるなんて、僕の住む街じゃ考えられない。
とても爽快だった。

なぎさの僕たち



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なぎさドライブウェイを後にして、また有料道路を駆け抜ける…

が、途中ガス欠にみまわれ、走りながらリザーブに切り替えた。
初めてのコトだった。
そして、春の猫ツーを思い出す。


金沢で、熱くて美味しい【味噌煮込みうどん】を堪能し、金沢のまだ逢えぬ友との接触を試みた。
残念ながら、連絡つかず、気合入れて【富山】を目指す。


一日中不思議に思ったコトなんだが…
ぶぎたんのバンディットって、250だよね??
なんで、僕のSTEED400よりも…

何故、あんなに速いんだ!?


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富山では、富山の湯に温められ、ぶぎたんのお友だち(Wさん)と一緒に飲んだ。
Wさんは、かなりのバイク乗りだ。
それ以前に、とても素敵で温かい人だった。

楽しい、楽しい酒だった。
美味しい、美味しい富山の味を頂いた。

気付けば午前2時じゃないかぁ…


長い、長い、一日だった。

ココに来てよかった。



明日の天気が少しでもよくなるようにと、願いながら就寝。。。


5日の走行距離:468キロ


*彡 :・★。.・:.+ 。.・:.+  (∪o∪)。。。 ..・:* ∴...・:*.。.・:.+ .



午前7時、目覚ましを消す。外は
非常に眠かった。雨ならば、仕方ない。どうせ濡れるのならば、急ぐ旅ではない。

ってコトで、二度寝。。。(∪o∪)。。。


嫌がるカラダを無理やり起こし、ようやく出発できたのが、午前11時半のコトだった。

僕の世界で一番好きな食べ物【からあげ】が食べたい、との要望に、ぶぎたんはインド料理屋さんをお薦めしてくれた。

僕たちは、過激に辛い【ブラック・カレー】とスパイシーな【からあげ】を、ひぃ~ひぃ~ふぅ~ふぅ~頂いた。
メッチャ美味しかった。

コレから始まる過酷な単独ツーにもってこいの朝昼ご飯だった。


食後、晴れ間が見え、イチコロを気持ちよく走った。
少し風が強く、舞い散る落ち葉の中を走り、終わり行く秋を感じるコトができた。


ぶぎたんと又の再会を約束し、お別れ。

ぶぎたん、ホントにありがとう。
ぶぎたんに逢えてよかった。
一緒に走れてよかったよ。



ぶぎたんと別れたら、乱気流に襲われた。
右から左から、上から下から、強風にあおられ、落ち葉どころではなかった。
トタン屋根が飛んでいて、工事現場でもイロイロ飛びまくってポリスまで出動してたぐらいだ。

走行不可能か?


そう問いかけながら、無理矢理走った。


イチコロは、山を越えて行く。。。
濡れた落ち葉が恐ろしい。。。
落ち葉だけでなく、強風にもぎとられた小枝がいっぱいで、ホントに恐かった。。。

白川郷に着いた頃には、【豪雨】に。。。午後3時すぎのコトだった。

無理矢理イチコロを進んだ。

気温がどんどん下がっていく。

13度。。。11度。。。8度!?


郡上八幡付近では、あの長蛇の渋滞が待っていた。

豪雨&寒さのため、みなさんには悪いがスリ抜けさせてもらった。


名古屋に着いた頃には、僕のブーツは底上3センチの浸水。。。パンツまでビチョビチョ。。。
こんなの初めてのコトだ。

グローブも、もちろんずぶ濡れで、絞るコトができた。
そして、グローブなしで走ったほうが温かいというコトが判明し、グローブをしまい旅を続けた。


夜で、豪雨で、バイクで走るのは、とても危ないね。
とにかく、道がちゃんと見えないね。

そして、死を感じた瞬間、2回。

かなりスピードを出していたため、教習所で習ったようにちゃんとブレーキかけたのに、スリップした。

タイヤが左右にズルズル滑るのを、ゆっくり感じながら、バランスをとって元に戻したから大丈夫だったが。

あれって一瞬の出来事なんだろうけど、ゆっくり感じるよね。
「やばいな。死ぬかも。」「どうやって修正しようか?」って、ゆっくり考えてしまうよね。


何故、僕は、こんなに雨の走行に新鮮味を感じているのか?
それは、雨の中、ほとんど走ったコトがなかったからだ。
いつも、太陽は僕に味方してくれてたから。


雨の走行5時間は、とても勉強になった。


もちろん、ぶぎたんが約束してくれた通り、無事家に帰れた後のお風呂は最高だったよ。


6日の走行距離:345キロ

旅の全走行距離:813キロ



これで、今年の僕のロング・ツーリングはおしまい。
これで、気持ちよく冬が迎えられる。

ありがとう。僕のSTEED。



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