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テーマ:愛犬との今日の出来事(3457)
カテゴリ:犬の闘病記
ナミをかわいがって頂いたお礼に、 お隣さんへ心ばかりの品をもって行ってきた。 「声が聞こえなくなったので、もしかして…と思ってたのよ」と奥さん。 ご主人は数年前に脳梗塞で倒れ、 言語障害と半身麻痺がある。 毎朝、ディサ-ビスのお迎えがくるまで、 ガレ-ジでクルクルと徘徊をしているナミに、 自由にならない体と言葉で、 「あ・た・ま・が・い・た・い・か?」 「が・ん・ば・って・な」 と話かけては、引きつった手でおやつをくれていた。 そのご主人も出ていらして、 聞き取れなかったのだけど、 私の事を励ましてくれた、のだと思う。 そして最後に、それだけはよくわかったのだけど、 「僕も、ナミに勇気をもらった」と言ってくれた。 火葬場の窯にナミを入れる直前、 涙がポロポロこぼれて以来、 2度目の涙が人前で落ちてしまった。 最後、奥さんに、 「お金もいっぱい、かかったでしょう?」と言われて、 「そうなんですよ~・・・」 みたいなおばさんの会話をして、 ちょっと和んで帰ったあたり、 やっぱり、私はただのおばさんだった。 よろしければ、応援のひとポチッを。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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良いお話ですね。感じ入るものがあります。
動物達の必死に生きる姿には、強い影響力があるのでしょう。 隣の方は近くにナミちゃんという存在がいて、その懸命な姿に勇気をもらったのですね。 また、隣の方だけではなくblogを通して、ナミちゃんとtomcatご夫妻の頑張りが 沢山の方々に勇気を与えていることでしょう。 カメラ目線バッチリです。 ナミちゃんやっぱりカメラ好きだったでしょう。 (December 10, 2009 07:59:56 AM)
ツバサの兄貴さんへ
ナミはガレ-ジで果てしなく歩いては倒れ、また歩き始める日々だったので、 それを見ているお隣さんは心を痛めていらしたみたいなのですが、「勇気づけられた」と言ってもらえて、迷惑かけただけじゃなかったかもとホっとしました。 考えてみれば、廻りの方々に随分助けれていたのだなぁと思っています。 こうやって、いつも見守って下さっているツバサの兄貴さんにも本当に感謝しております。 (December 10, 2009 08:18:07 PM)
こんばんは☆
こんばんは。 ほんと、素敵なお話ですね。 ナミちゃんの生きようとする姿は 私も勇気を沢山貰いました。 そして、命の大切さ尊さをいつも 感じました。 ナミちゃんの病気と正面から向き合い 見守り通したお姿にも、深く勇気を 貰いました。 ナミちゃん、とってもかわいいナミちゃん ですね!! (December 10, 2009 11:31:01 PM)
よるままさんへ
お隣のおじさん、実はずっと苦手だったんですけど、 犬好きで犬にはやさしい人だった様で、 人ってわからないもんですね~。 よるままさんの、先日のブログにも、実はやさしい人だったって方の話題があって 「わかるわ~」って思ってたんです。 ナミの事をいつもやさしく褒めてくださってありがとうございます。 元気な時は、ぶっ細工だったんですけどね。^^; (December 11, 2009 09:47:18 PM) |