ハンギングを作ってみました
クロッカスがそろそろ安くなっていないかなぁと期待して、園芸店に行って見ると、安くはなっていたのですが、10球入り¥298が¥250。これでは安売りとは言えません!と、店内を物色していたら、オキザリスの球根10球入りが3袋¥100になっているのを発見。これは買い!オキザリスはカタバミの仲間だし、ハンギングにしても大丈夫じゃないかと、6袋購入。植え込みの時期はかなり遅れてはいますが、なんとかなるでしょう?!なかなか安くなってくれないクロッカスの替わりにハンギングにすることにしました。ハンギングは2種類。かご作りとボールです。まずは、かご。準備したものは余っていたかごと、水苔、土、それにピンセットと洗面器です。洗面器に入れた水で水苔を十分に水を含ませ、固く絞った後、かごの内側に押し付けるように詰めていきます。 全部水苔でもいいのですが、土のほうが水苔よりも安いので、中には土を詰めることにしました。土を入れたら、手で軽く押さえつけ、減った分の土を足し、口にかかるくらいまで入れます。土を入れ終わったら、側面の植え込みです。球根を植え込む場所(カゴの穴が開いている部分)にピンセットを刺し込み、小さな穴を開け、そこにピンセットで球根の芽の出る方の先が覘く程度に植え込みます。今回は側面3段にそれぞれ12球ずつ計36球植え込みました。この球根は両端がとがっており、すごく上下が見分けにくかったのですが、植え込みが遅かったために、根のようなものが出始めていて、恐らく、それは根だろうという推測の元で作業を行いました。側面に球根を植え込んだら、上の土の部分に3球植え込んで、軽く土を被せた後、土が見えなくなる程度に水苔を押し込み、吊るして、水を遣って完成。写真が横向きだけど。もう一つのボールは、球根の入っていたネットを裏返して、そこに固く絞って球状にした水苔を入れ(水苔があまったので、水苔単独です)、口をテグスで絞めて上部の余分なネットをカットし、球根を植え込む場所のネットを1目ずつ切り、そこにかご作りと同様に球根を植え込みました。今回は上段、中段、下段の3段に分け、それぞれ3,4,3球の計10球植え込みました。カゴの水遣りは上からジャバジャバ掛ければいいのですが、ボールは水を張った容器にジャボンッと漬けてやり、十分に水を含んだら、吊るしてできあがり。芽が出るまでは乾かさないようにして、芽が出たら、乾燥気味にということですが、ハンギングは乾きやすいし強い植物なので、あまり神経質になることもないと思います。肥料は液肥を中心に。上手く行けば、花の少ない季節にかわいい花を咲かせてくれるはずなのですが・・。かご作りと同じように水苔で内張りをして、中に土を入れてというのに、多肉植物のハンギングタブローがありますが、板をくりぬいたり、チキンネットを買ってきて切ってというのは面倒ですよね。我が家では、余っていたかごと鉢底ネットを使って多肉植物のハンギングタブローもどきを作っています。 これを作るきっかけは、多肉植物の世話をだいぶ怠ってしまったがためにちょっとかわいそうなことになっていて、しかも、気に入ったものだったので、救出するためだったのですが、そこそこ鑑賞に堪えうる状態になってきたようです。多肉植物は挿し木のように枝先を差し込んでいけばよいのですが、注意としては、多肉植物の挿し穂を取ったら、日陰に1日以上おいて切り口を乾かしてから挿さないとすぐに腐ってしまいます。ベビーサンローズのようによっぽど強いものなら大丈夫だと思いますが。そして、植え込みから最低1週間は水を遣らず、根が出始めてから与えること。