TOM's Garden

2009/05/21(木)21:46

【アイシテル ~海容~】  第6話 (5/20)

ドラマ・映画・バラエティ/アニメ以外(58)

だったら償ってよ! あんたが 死んだら!    -------------------------- 公式サイトはコチラ  少年が少年を殺めてしまう事件を通し、被害者・加害者、それぞれの家族の思いを描く物語。 -------------------------- 今回は・・・「子供」の心が、凄く痛くて哀しくて、子供の気持ちが流れ込んでくる そんな気持ちでいっぱいになってしまったお話しでした。 「死んだら!」と、つい言ってしまった、お姉ちゃんの心の傷 憎くて仕方がない、加害者とその家族、見たくもない。 なんで、のうのうと生きていられるのか、自分たちはこんなに苦しんでいるのに。 「死ねばいい」と思う気持ちは、誰でも持つ気持ち。 言ってしまうのも、理解できる、まだ子供だし・・・いや、大人だって同じく。 でも、言ってしまったあとの後悔の気持ちや苦い何ともいえない気持ち。 「本当に死んでしまったら」 そうなったら、二重にこの子は苦しみを背負う事になる。 実際に、あの母親が死ななくても、「言ってしまった」「もしも・・・」 そう考えるだけでも、深い、深い傷になっているはず・・・。 キヨタンは、全く悪意がない言葉を言ってたんだけど その言葉は、智也君の一番悲しくて痛くて苦しい、そんな部分を まさしくピンポイントで刺してしまったんですよね・・。 触れたくなかった、考えたくなかった、出来れば自分の中から消したかった思い キヨタンは純粋に、そこを突いてしまったことで 智也君の心を、許容範囲を超えるほどかき乱してしまったんでしょうね。 大人だって、安易に触れられたくない心の部分は持っている でも大人は、経験で避ける方法や、散らす方法を知っている でも子供は・・・避ける方法も何も知らない、真正面から突きつけられるだけ。 その苦しさや、その時の心の痛みを考えると、本当に見てて辛かったです。 智也君の母親と、その母親(祖母)も、また親子関係。 「自分がみんなの足を引っ張っている」 「こんな娘、いなけりゃ良かったね」 一度は立ち向かう決心をしたけれど、そんなに急に人は強くはなれない。 だからこそ、あの時の母親(祖母)の言葉も、凄く響きました。 ここの、親子の、お母さん(祖母)のシーンが・・・泣けました(;; 子供を思う、親の心。 自分は一人じゃない 頑張っているその後ろで、必ず温かく見守ってくれている「親」がいる その安心感。 だからこそ、子供は頑張っていけるし、立ち向かっていけるし、 親元から元気に巣立っていけるんでしょうね。 そして、オヤジ! やぁっと気づきましたね・・・。 ここまで来ないと、ここまでの事態にならないと、そしてガッツリ言われないと ワカンナイのかーーー!とも思いましたが、 それでも、自分がしてきたことや、家族を振り返ってみる事、 自分の子供と妻、家庭、それらの事に対して向き合ってくれただけ いいのかな、と思いますね。 (中には、こんなんなっても逃げっぱなしヤローも居ますからね) 加害者の家族が、やっと、同じ方向を向いたという感じですね。 これから家族が一生かけて背負っていくもの 生きていき続けるほうが辛い、でも逃げる事をせず真正面から事実に向き合う事 死ぬほど辛い思いを一生背負っていく事 家族が居るという事、自分の子供としっかり向き合うという事 親が子供を思う気持ちの深さ そして、子供にとっての親の存在、自分を見ていてくれている親が居るという事 見捨てられたのではなかった 嫌われたんじゃなかった 抱きしめてもらえるんだ 受け止めて許してくれるんだ ・・・・一人じゃ無いんだ 智也君も、母親(さつき)も、「親」という存在の深さを感じたのだろうな、 そう思えた今回のお話でした。      ☆拍手ボタンでっす☆

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