TOM's Garden

2010/06/28(月)12:42

【四畳半神話大系】 第9話 「秘密機関『福猫飯店』」

四畳半神話体系(終)(11)

大学三回生の「私」は、薔薇色のキャンパスライフを夢見ながらも 無意義な2年間を過ごしてきた。 入学した時に数あるサークルの中から、とあるサークルを選ぶが それを選んだ事によって流されていく人生 小津と出会わなければ薔薇色の人生を送っていたに違いない! もしあの時違うサークルを選んでいたならば……。 「あの時違う道を選んでいたら・・・」 「私」:浅沼晋太郎 / 明石さん:坂本真綾 小津:吉野裕行 / 樋口清太郎:藤原啓治 城ヶ崎:諏訪部順一 / 羽貫涼子:甲斐田裕子 ----------------------------------------  公式サイトは → コチラ ---------------------------------------- 薔薇色のキャンパスライフなど存在しない  なぜなら、世の中は薔薇色では無い   実に 雑多な色をしているから 学校中の裏稼業を一手に引き受け大学を裏でコントロールしている組織 それが「福猫飯店」 あらゆる人のあらゆる情報を網羅しているこの組織 そんなサークル・・・秘密組織に入った今回の「私」 今までとは、違う方向での、悪に染まりきっている私がなかなか面白い。 上層部まで上り詰め、部下を従え動かし、何でも手に入れた 黒髪の乙女など選び放題、やっと手に入れた「成功」というモノ。 これぞ自分が描いていた薔薇色の人生 でも、やはり何かが足りない なんでも手に入れた人も羨むような成功も・・・でも、なぜだか心が寒い 手に入れた成功、でもやっぱり何かが足りない、まだ足りない たりないのは、やはりどこかで自分の選択が間違っていたからでは無いか 自分にはもっと別の可能性があって、それを活かす道を進んでいれば 薔薇色で光り輝いていて一点の曇りの無い学生生活を満喫出来ていたのかもしれない もっと別の可能性があったかもしれない、あったに違いない 選択を間違えたのかもしれない、もっと自分の可能性の活かせる選択が・・・  ありもしないものに 目を奪われてはどうにもならない  自分の「他の可能性」という当てにならないものに  望みを託す事が、諸悪の根源だ 「今ココに居る君以外、他の何物にもなれない自分」  を認めなくてはいけない 師匠の言葉、凄く重くて深くて、そしてそれこそが真理なのだよなぁと思う。 今こうしている自分を認める事、それを受け入れる事 まずは、そこが出来なければ、次への一歩は踏み出せない 出来ていないからこそ、踏み出せているつもりでも空回りばかりしてしまう あの時、こうしていれば、こっちを選んでいれば、きっと・・・ 今、こんな自分があるのは、あのときの選択が間違っていたから どんな選択をしても、可能性を活かす事が出来ないのなら 何かをしても、しなくても・・・結果は同じならば 何もしないでいるのがよかろう ほう・・・次回は何もせずに四畳半にこもる選択ですか? 占いが9000円になっとるwww 大台まであと少し!(笑) 自分が選んだ岐路での選択肢 その結果が自分の思うものではなかった それは、そもそも岐路での選択肢が間違っていたからに違いない 間違えなければ、薔薇色に輝く人生が自分の目の前にあったはず 光り輝くものは、決して向こうからやってくるものでは無い それは自分が作り出すもので、自分の心そのものなのだと そろそろ気付くのでしょうか。                 ☆拍手いつも感謝デス☆       ↑Twitter なんかブツブツと呟いてるかも ※ ブログ内の画像は、配布を目的としておりません ※  ブログ内にて使用している著作権のある画像・その他権利の発生するものの取り扱いについては、  TOPページの「ブログ内の画像や各種権利のある物の取り扱いについて」にて記載しております。  そちらをご一読の上、ご判断下さいます事をお願い致します。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る