笑顔の認知症

2012/03/28(水)22:43

アルツハイマーの特権?

久々に、ウチの母のことを・・・ 先日、我家で私のお祝い??の夕飯を4人で♪ いつも、2家分の夕食を作っている私は、 本当は豪華?手料理といきたいけど、勘弁してもらって お寿司を買ってくることになりました。 4人分とお好みで、マグロやエビ等を追加して購入。 大きな寿司桶は2つで、テーブルにど~~~んと乗せたのです。 それがいけなかった 各自其々に寿司桶がおればよかったけど、取り分ける形だから・・・・ 短期記憶が、最近ジェットコースターのようなスピードで 低下している母は、今食べたものをすっかり忘れている。 まずは、母は自分の大好物の中トロとエビを取る。 私が自分の分を食べ終わる前に、ペロッと食べ終わり 母「あれとって」と中トロを指差す。 私「今食べたじゃん!」 母「食べてないよ!取ってよ」 え~~~!だって人数分しかないんですけど中トロもエビも 渋々、私の分をあげる。 又すぐに 母「あれとって」と、エビを指す。 私「駄目 私の分だもん」 母「だって、私も食べてないもん」 私「やだよ 私エビ好きだもん。私の!!これ、食べなよ」 と言って、イカやかんぴょう巻きを渡す私。 不満そうな母の顔。 ふと、気付くとイカやかんぴょうまきは無視 何故か、単価が高そうな物ばかりを自分の皿に取っている。 弟はしっかりと自分の好物は、自分の取りざらに確保してるし・・・ マグロ好きな旦那が「あっ、義母さんどうぞ」なんて、気をつかって 自分のマグロをあげようとしてるから、 結局私の分の、マグロやエビや・・・・・ あ~~~~ん!!! 今日は私のお祝いなのに!! 弟は自分の分は大丈夫なものだから、笑ってる。 結局皆お母さんに負けちゃって・・・お手上げ~~ 母は自分の好きなものを好きなだけ食べ、 「なんで今日はお寿司なの??」と、言いながら 満腹になって、「幸せ~~」のオーラを出し、 「あ~お腹一杯、ねむくなっちゃった~~」と、ソファでゴロン。 今回も母が主役でした。 「短期記憶が低下してるからしょうがないね~~。  まぁ、自分でたべれるって幸せだよね~~。」 と、周りを納得させつつ、 アルツハイマーだからこそを、存分に発揮した母でした。 最後までよんでくれて有難うございます。 もし良かったら、これを→ポチッと押してくれると励みになります。 有難うございます。

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