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私は子供のころはまじめで、勉強では歴史、特に日本史が好きでした。
その中でも、高校の時の日本史の先生に多大な影響を受けました。 その先生は、「教科書に書いていないことを教えます」、「日本は第二次大戦で中国に対して物凄く酷いことをしてきた」と言い、教科書に書いていない事を教えてくれたり、ラストエンペラーを見せて解説するなどしてくれました。 私は、この先生は教科書に載っていない事までも教える、日本史好きにとって素晴らしい先生だと尊敬すらしました。 ゆえに、「原爆などでたくさんの日本人が死んでしまったが、日本は中国に対してもっと人殺しを行っているのだから、外国に対して何も言う事ができないのだ」と思うようになりました。 小学生の頃は、旧日本軍の戦艦の本を読んだり、プラモデルを作ったりしていましたが、戦争が悲惨であることを知るにつれて、そういった類のものは遠ざけるようになりました。 しかし、それだけではありません。 それは戦時中の日本は悪者で、世界を相手に戦っていたという想いが強くなっていったためです。 悪者で、世界の人々を虐殺していたものの兵器に対して嫌悪感をもちました。 <戦争があまりにも悲惨なのは、もちろんのことで、戦争は今でも当然、大反対です。 これは後世に対しても、語り継いでいかなければいけません。> ただ、私は基本的に乗り物が好きで、旧日本軍の戦闘機や艦船に嫌悪感は抱きましたが、現代の戦闘機や艦船については、人殺しの道具との認識はあっても、単純に乗り物としては恰好が良いため、例えば、自衛隊がやっている航空祭などに何度か行っています。 そこで、写真を撮りつつ楽しむ自分の他に、「こんな戦争ごっこをして税金の無駄遣いだ」と思う自分がいました。 そして、私の日本に対する想いは例えば次のような感じでした。 ・日の丸は白と赤だけで単純な国旗だ ・君が代は暗くて短い歌だ ・天皇というものに興味がなく、天皇なんかどうでもいい ・自衛隊は税金の無駄遣いだ ・ご先祖様に対する興味がない ・日本が良い国とは思わない ・できれば外国に住みたい ・領土問題に無関心(小さい島などどうでもいい) ・愛国心なんてあるわけない ・日本のために戦争にいくなど、絶対ありえない (現在でも戦争は大反対で、逆に戦争に賛成などという方がいれば、その方には全く賛同で きませんが。) おそらく上記のように感じている日本人は、とても多いと思います。 戦後、同じ教育を受けて育っているので、その結果、上記のように感じるのはごく自然なことだと思います。 ただ、長い不況にあえぐ日本に対し、経済成長を続ける中国、そして未だそのような中国に援助する日本。 こういった中で、 「日本は悪者として世界を相手に戦った。少なくとも台湾、インド、東南アジア、マーシャル諸島なども侵略、占領していたはず。」 「そして、それらの国々では占領時、最初は喜ばれたが日本は残虐行為を行っていたと教えられていた。」 「それなのに何故、中国、韓国、北朝鮮だけが現在においても日本をずっと恨み続けるのか。」 「ドイツやイタリアはフランスなどに、それほど遠慮しているのか。」 などと思うようになりました。 また、私のお客さんである、とある社長が「日本はベルリンの壁が壊れてからおかしくなった」という事を聞いた。 その時は意味が分からなかったが、これが何故なのかについても興味をもつようになりました。 そして、約2年前にあるものに触れることによって、上記の疑問について、真剣に考えるようになりました。 この続きは次回にいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 2, 2012 11:06:48 AM
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