善光寺出開帳両国回向院を見に行って、ヤネウラで夕食
我が家は7年に一度の善光寺御開帳には必ず参拝しているのだが、両国の回向院で、善光寺出開帳があると知り、両国の回向院まで行ってみた。善光寺の回向柱よりは短いが、回向柱もあって、しかもガラガラ。色々説明も聞けて、しかも回向柱を三周触ると良いと伺い、そんな事、善光寺ではあまりの混雑で不可能なのでさせてもらった。回向柱のストラップをお守り代わりに私は付けているのだが、新しいストラップをゲットしたいと思っていたものの、そうしたグッズは売っていなかったのは残念だったが、とっても満足だった。回向院から隅田川はすぐ近くだったので、こんなに近いなら歩いて帰った方が近いと歩いて浅草橋の方に向かった。柳橋経由で途中小松屋で佃煮を買って浅草橋まで来た。14時半を過ぎていたのだがまだ食事を取っていなかったので、軽いランチをと思って、喫茶店を探し、辿り着いたのがまき田(台東区浅草橋1-19-2 2階 03-3866-2083)。禁煙マークが付いていたのが決め手だった。1階が兎屋といううどん屋のビルの2階だ。階段を上って行くと、何人かお客さんがいる。おじさん一人で全てをこなしていた。ランチの食事メニューは、4月26日で終了との貼紙が貼ってあったので、トーストとかは食べられるか聞いてみたら、トーストは大丈夫と言うので、厚切りバタートースト(ゆでタマゴサラダ、コーヒー付き 800円)とトーストサンドセット(玉子、ハム、野菜サンド コーヒー付き800円)、白玉ぜんざい抹茶アイスクリーム添え(680円)をオーダーした。白玉ぜんざい抹茶アイス添えは、つぶあんも抹茶アイスも美味しいのだが、黒蜜をかけてあって、その黒蜜がかなり甘くて余計だった。厚切りトーストは美味しかったらしく、Lucyがみんな食べてしまった。私のオーダーしたトーストサンドは、素朴な味でオーソドックスながら美味しかった。そしてコーヒー。これが酸味のバランスが良くとっても美味しい。私はそれほどコーヒーは得意ではないのだが、香りも良くとっても美味しい。コーヒー好きの妻もこの界隈では珍しく禁煙なこともあって、とっても気に入って、ご主人に聞いたら、今時のコーヒーではなく、石原裕次郎の映画の時代の古いタイプのコーヒーを再現しているとの事だが、残念ながら5月11日で閉店なのだそうだ。今までは奥さんが料理を作っていて、その料理も好評だったらしいのだが、奥さんの体調がが悪く店に出ることが出来なくなって、またご主人はこちらのビルのオーナーらしいのだが、2階の借り手が見つかったので、このまき田は閉店との事。何とも残念だ。Lucyをピアノ教室に送ってから、港家でかき氷が始まっているか確認に行ったのだが、今日はお休みだった。Lucyもかき氷が食べたいと言っていたので、ピアノが終わりの時間に迎えに行って、そのままめぐりんで浅草に向かって浅草浪花家(台東区浅草2-12-4 03-3842-0988)にかき氷を食べに行った。先日こちらのかき氷は、12月と1月のみお休みで、2月からかき氷が食べられると言う衝撃の事実を知って、早速かき氷を食べにやってきた。喫茶スペースはかつてと異なり結構な賑わいだが、かき氷をオーダーしている人はいなかった。Lucyは氷宇治(600円)に白玉(50円)、妻は氷きなこ(600円)に白玉(50円)、私は氷宇治金時(700円)に練乳(50円)でオーダー。こちらは、抹茶を目の前でかけてくれる。氷の掻き加減も良く、宇治金時は相変わらず美味しいし、こちらの氷きなこも美味しい。冬にも美味しいかき氷がこんなに近くで食べられる事を知ってとっても嬉しかった。食べ終わって、夕食に向かおうと思って店を出ようと思ったら、雷雨でどしゃ降り。駅まで歩いて電車かバスでと考えていたのだが、これは無理だとタクシーで向かった。今日の夕食はヤネウラ(台東区蔵前1-5-8 シスコビル 2F 03-5809-1003)。本当は紀文寿司に家族で行こうと思ったのだが、ネタがないので今日は休みと言われてヤネウラに電話して予約を入れたのだった。我々が入店した時は、他に客はいなかったのだが、次々と電話がかかってきてあっという間に満席で、フリのお客さんは満席と断られていた。GWの最終日で刺身がなくなったとの事で、お通しは骨付きの鶏肉のスープ煮でかなりたっぷりで美味しい。いつものようにLucyはチーズ盛り合わせ(マスカルポーネとクリームチーズ抜きと言うわがままなお願いをLucyがして、パルメジャーノ、2種類のゴルゴンゾーラ、カマンベールと言った構成になった)、いつものバーニャカウダ(580円)、カリカリゴボウの唐揚げ(480円 娘が苦手なマヨネーズは別添えにしてもらった。香ばしく美味しい)、ホタテとズワイガニのクリームコロッケ(580円 まん丸のコロッケが5個。このコロッケが蟹味噌の味もしてとっても旨い)、アスパラガスと筍のソテー 濃厚チーズソース(580円 以前のメニューに筍が加わったもの。これも美味しい)、出汁巻き卵(480円 こちらの出汁巻き卵は何度食べても美味しい)、銀だらの煮付け(680円 上品な味で美味しく、これに併せてご飯(200円)だけでなく、無理を言って味噌汁(200円)も作ってもらったのだが、生海苔と干し海老の入った味噌汁でこれも大変美味しかった)。そして小さなデザート。今日はくどき上手が半合400円だった。オレンジジュース(300円)、富乃宝山のお湯割り(550円)。料理は相変わらず美味しかったが、それに加えて、映っている映画がパイレーツオブカリビアンからカサブランカに変わっていた。カサブランカは台詞を覚えてしまうほど好きな映画で、ついついサムにイングリッドバーグマンがAs Time Goes ByをPlay it again, Samとリクエストするシーンまで帰れなかった。カサブランカまで観る事が出来て何だかとっても嬉しかった。フロアのおねえさん(妻は彼女が水川あさみに似ているという。確かに雰囲気が似ていて、特に声はそっくりだ)は、カサブランカを知らなかったようで、色々なお客さんにカサブランカだと言われるんですが有名な映画なんですかと聞かれてしまった。若い人にはボギーやイングリッドバーグマンも全く知られていない存在なんだろうか。GiltへようこそB4Fへようこそ