TOMITのくいだおれ

2007/09/27(木)00:01

天麩羅なかがわでランチ

和食(3654)

築地でランチとなり、オープン当初から気になっていながら、ずっと利用しないままだった天麩羅なかがわ(中央区築地2-14-2 03-3546-7335)を初めて利用した。中川氏が六本木ヒルズのみかわの料理長を最後にみかわを離れ独立して始めた店。私は六本木ヒルズのみかわには一度も伺っていないのだが、茅場町と八丁堀のみかわには昔はよく伺った。茅場町のみかわに早乙女氏はいるのだが、ランチの時には彼は揚げないので、いわば若手の練習相手になるようなもので、茅場町のみかわのランチは野菜が焦げてたり品質が安定しなかった。その点では、八丁堀のみかわの方がランチは安定していた印象がある。今から考えれば、こちらの中川氏が揚げていたのかもしれない。 利用したのは1200円のランチ。美味しいご飯と、シジミの八丁味噌ベースの赤だし、イマイチの香の物がまず席の前に運ばれ、順番に天ぷらが揚げられていく。海老x2、イカ、キス、穴子(半分)、ピーマン、茄子。 いかにもみかわらしい、衣は薄いが固くコーティングされたような天ぷらで、海老やイカは上手に揚げられていた。天つゆは、みかわやその修業元である天庄の天つゆに比べて甘さがない。残念だったのはキス。揚げ加減は良かったのだが、ちょっと薬っぽい臭いが付いていて保存状態の問題で匂いが移ったのかよくわからないがこれは無いよなというレベル。穴子はホクホクに揚がってはいるものの、油が完全に切られていない状態。ピーマン、ナスはまあまあって感じ。まあ1200円だからしょうがないが、少なくとも昔のみかわでは、こんなキスは出していなかったと思う。 何だか八丁堀のみかわ時代よりも仕事が粗くなっているような印象だった。このレベルの天ぷらなら、近所のみやこしの方がレベルは高いと思った。もちろん、キスの質の問題はあるものの、居酒屋などで出てくる天ぷらではなく、ちゃんと天ぷら屋の天ぷらではあるが。期待が大きかっただけにちょっと残念だった。 レストラン・飲食店blogランキングへ! 料理・グルメブログランキングへ!

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