來杏の本店は伺ったことがあるが、來杏　担々麺房（名古屋市中村区名駅4-11-27 シンフォニー豊田ビル B1F　052-462-1102）は初めて。そもそも三井ガーデンホテルの地下にレストラン街があるって今まで知らなかった。

結構人気な様で12時前には行列になっている。オーダーしたのは白胡麻汁有り担々麺(900円)と四川紅油胡麻ダレ水餃子4個　(500円　現在5個に増量中)。こちらの担々麺は頤和園の担々麺にスープが似ている印象があったが、経歴を見たら頤和園にもいたらしい。麺はこちらの方が私は好きだ。

胡麻ダレ水餃子は、担々麺をオーダーするなら普通の水餃子で良かったかもって思った。水餃子はジューシー。この胡麻ダレで食べるより担々麺のスープで食べた方が美味しく感じたのは気のせいか？

黒帯（名古屋市中区新栄2-47-50　052-241-2008）を初めて利用した。予約の電話を直前にしたら、その必要はないと言われて鶴舞駅から延々と歩いて行ったら何と貸切(途中から1組入ってきたが)だった。店内の様子は町蕎麦って感じで全く美味しそうなオーラがなくてしくじったかと思った。
メニューを見ると在来種が豊富。飲み物は一番札​
一番札 25度 900mlアサヒ 【麦焼酎】 いちばんふだ​のソーダ割(500円)
オーダーした料理は、鴨の治部煮(1000円　でっかいどんぶりで出てきてビックリ。鴨肉と葱に濃厚な汁。この汁後で蕎麦に使える美味しさ）、金ぷら盛り合わせ（1500円　小麦粉の替わりに蕎麦粉で揚げた天ぷらだそうだ。色合いはあまりよくないが、衣も軽く美味しい）、蕎麦は目移りするほど蕎麦粉の種類が豊富。
まずは、秘境蕎麦（徳島県租谷在来種）中(並)打ち（1000円　蕎麦つゆも濃厚で美味しい。山葵は残念な質だったので使わず。中打ちっていうが、これ太いよ。ゴワゴワした食感で固い。濃厚でしっかりした蕎麦つゆなんだが、これでも負ける感じ。治部煮の汁で食べた方が美味しい）、幻の蕎麦（宮崎県椎葉在来種）中太打ち　汁なし（1000円　もっと太い。もっと固い。これも蕎麦つゆでは弱い。治部煮の汁の方が良い。玄水もそうだったが、希少な蕎麦粉自慢の店ってなんでこんなに太く打つんだろう。のど越し悪い蕎麦って魅力半減だと思うんだが）。
結構お腹いっぱいだが、やはり細打ちが食べたいと思い十割蕎麦（常陸秋蕎麦）細打ち　汁なし（700円　十割なのに細くてのど越しが良い。すげえ、これ旨いよ、マジで。なんで希少な蕎麦粉も細打ちにしないんだろうって本当に不思議に思う）
玄水でも思ったが、希少な蕎麦粉だからって旨い訳ではなく、蕎麦の打ち方によるんじゃないかってつくづく思った。十割をこんなに上手に打てるのに何だかもったいない。蕎麦はやっぱりのど越しだよ。

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