カテゴリ:音楽&お芝居
今日は久しぶりの観劇だというのに、台風で大荒れの天気になってしまいました。
台風のスピードが速かったので、関東への接近が昨日の予報よりも早まり、 ちょうど出かけた17時ごろは警報が出るほどでした。 夜にかけて風雨が激しくなる、という予報だったので、 撥水加工のカバンに、撥水するコート、レインブーツと完全防備で出かけました。 いつもどおりには進まないだろうと、 1時間かからないところを、1時間半と予想して、早めに家をでました。 関内駅からの京浜東北線は普通に走っていましたが 横浜駅から東海道線に乗りかえると、約10分の遅れが出ていました。 10分遅れでも、無事に東海道線に乗れたのですが 品川駅に着くと「前の電車がつまっているので、しばらく停車します」とのアナウンス。 慌てて山の手線に乗り換えました。 何とか「新橋」に到着。 と、大雨は降っているものの”台風の雨”という感じではありません。 太平洋にちかい横浜と、少し中に入っている東京では影響がかなり違うんですね。 ”完全防備”がちょっと浮いている感じすらします・・・ まぁ、雨に当たって風邪引くよりいいです。 今日の舞台は『THE TAP GUY』というミュージカルです。 ビル・ロビンソンというアメリカの伝説のタップダンサーの人生をモチーフにしているそうです。 黒人が差別を受けていた時代、初めてソロで舞台に上がり、初めて素顔で舞台に立ち、ブロードウェイにも進出した方だそうです。 脚本・演出をされた玉野和紀さんが出演されていた『Shoes On!』というタップショーの演目の中に”Mr.Bojangles”というナンバーがありました。 年老いたダンサーが青年期・スターの頃・壮年期を回想するというかたちで4人のダンサーがそれぞれを演じていました。 ”Mr.Bojangles”というのはビル・ロビンソンの愛称で、彼の一生を描いた演目でした。 この曲のイメージで舞台を、と玉野さんが脚本を書かれたそうです。 今回はHIDEBOHと玉野さんの2人が、彼を演じます。 小堺一機さんが彼のマネージャー役をされています。 ベテランの3人と6人の若手の出演者とのバランスがとても良かったです。 全ての台詞を歌ったり、話していていきなり歌いだすミュージカルとは違い、 タップと歌と台詞が上手い具合にからんできていて、 今までみたミュージカルとは少しイメージが違っていました。 昨年・一昨年に見た”Mr.Bojangles”と頭の中でリンクさせながら見ていたのですが、 やっと、あの4人のダンサーそれぞれの演舞の意味が理解できました。 遅すぎですネ(ノ´∀`*) あっという間に舞台に吸い込まれました。 楽しくて切ない舞台でした。 終って外へ出ると、もう雨はすっかり上がっていました。 舞台の間に台風は過ぎてしまったようです。 私が”準備をした時”はたいていこんなですけど・・・(;´∀`)・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.28 02:01:13
コメント(0) | コメントを書く
[音楽&お芝居] カテゴリの最新記事
|