犬が好き。猫が好き。

先週末の話ですが…我が家に新しい家族が増えました！
今流行り(？)のオカヤドカリです(^^ゞ

半年以上前に、テレビで見て、かわいいなぁと思った記憶はあるけれど、まさか本当に飼ってしまうとは、自分でも呆れています。
ヤドカリとは皆さんご承知のように、貝を背負って生活する天然記念物サンです。

夏休みということもあって大々的に売り出していたわけですが、その売り子のお姉さん自身もヤドカリを飼っていると言う事で、詳しく飼育法や生態を聞き、私でも飼えそうだな～と思い、2匹を迎えたわけです。

いくらお姉さんに詳しく説明してもらったとしても、説明書を読んでも、ヤドカリ飼い初心者の私には、色々調べておかなければ気がすみません。
というわけでとにもかくにも翌日、会社でヤドカリについてのホームページを片っ端から見て周り、プリントアウトして蛍光マーカーで大事なところに線を引き、それを毎日読み返しながら飼育にあたっています(^_^;)

でもまだ雌雄の区別が付いてないんですよね(爆！)
せめて2匹の区別をつけなければいけないので、爪がピンク色のほうを「ぴーちゃん｣黄色いほうを「きーちゃん｣という安直な名前をつけてみましたが、まだ声に出して呼んでません(>_<)


きーちゃん

そして昨日、朝起きると、ピーちゃんのほうが、ペイントシェルと呼ばれるカラフルにデザインされた巻貝に宿替えしていました！感動！！かわいーなぁー。


ぴーちゃん

はっきりいって私の人生の中で、ヤドカリと生活するようになるなんて思いもしませんでした(笑)　"ペイントシェル"という企画が私にウケて、ヤドカリと生活を共にする運命になったわけですが、大げさな話になってしまうかもしれないけれど、きっかけがあることで、気にもかけなかった生き物に触れ、飼うからにはその生態について学ぶわけでして…ヤドカリの歴史なども知ることができ、ヤドカリがとっても身近な存在になりました(^_^.)

でもこういう企画って微妙ですよね。私はその生き物に興味を持つきっかけは何でもいいと思うのですね。動物園や水族館の存在意義の一つが、生態への理解を広める目的であるように、なんらかの企画で興味を引く行為は、その生態への理解を深めるきっかけになるのでアリだと思うのです。テレビ番組、映画などもきっかけ作りに多大な貢献をしていると思います。
ただ…命あるものをインテリアと錯覚するような売り方をしているところも否めなく、自分も乗っておいて言うのもなんですが、その点については、飼育にすぐ飽きてしまうような飼い主の下に安易に引き取られないことを願うばかりです。それを危惧してしまう企画ではありますよね…　でもヤドカリそのものの愛らしさに触れ、生命の尊さを感じたら、多くの人が大事にすると信じています…
これはヤドカリのことだけでなく、どんな生体においても、終生飼育は基本ですが。

ヤドカリは自然環境で10年～生き、飼育環境下でも5年以上生きるそうです。そう、ハムスターより長生き(^_^)/　脱皮の失敗が不安ですが、何とか末永く生きてもらえるように頑張りたいと思います♪
当面の心配は、猫たちに狙われていること(>_<)　色々ガードしてるんですが、ケースがプラスチックなので、猫パンチで簡単に動いてしまうのです。早くガラスの水槽を買ってこなくちゃ！