カテゴリ:ふと思うこと。
来月から専門学校の講師のお仕事がはじまります。
ほんとうは今月下旬からだったのですが、提出しなくてはいけない 書類がたくさんあり、こちらも学園も処理しきれず、勤務も来月 からになったようです。 まず、依頼が来たのは「お勧め図書」と「講義で使う参考文献」。 次に来たのが、「講義内容詳細」「授業進行予定表」、 「年間目標および期間内目標」。 そして万が一出勤できなかった場合の「自習課題」3つ。 その次に来たのが、「学生への自己紹介文」と それに添える「ベストショット」。 今、書いているのが学園指定の「雇用契約書」、「職務経歴書」、 「履歴書」。(市販の履歴書と職務経歴書は提出済みなのに・・・。) この履歴書には市販のものと違って、、「学位、公的資格」、 「主たる著作、論文、講演」、「社会活動実績」の欄がドーンとあります。 うーん、埋まりません。 何書けばいいんでしょう。。 各種証明書も、わざわざ母校に足を運んで貰いにいかなくてはいけません。 だんだん気が滅入ってきました。 私の出る幕じゃないような気がして。 契約期間はとりあえず今年度ということで3月下旬まで。 講義に行くのは週に1回、一日3時間、たったの4ヶ月ですよ。 なのにこんなに大変な思いをしなくちゃいけないとは・・・。 しかーも! こんなに苦労して職についても、街に乱立するマッサージ屋さんの 賃金にすら手が届かないとは。。 いや、私はいいんですよ。 どうせロクな講義はできませんから、へんにたくさん頂いても 困ってしまいますから。 ライターの仕事にくらべれば、効率はいいし、満足、満足(笑)。 でもですね、私の行く専門学校でも、講師に名を連ねる方たちは 高学歴でその分野では著名な方たちがほとんどです。 (私はピンチヒッターなので例外☆) そういった先生たちと私は当然ギャラは違うとは聞いていますが、 博士やドクターたちでも私の倍になるってわけじゃなさそうですし・・・。 心からお気の毒だなぁと思ってしまいます。 取材でよく大学の教授や博士号を持つ方をインタビューしますが、 親しくなると、みなさん口々に働く場所がない、賃金が安すぎて これじゃ生活できない、根無し草同然だと将来に不安を覚えています。 大学に残って研究職につくのは、相当強いコネがないと難しいらしく、 公的機関(博物館や美術館など)も最近では、雇用期間が限定された 契約社員扱いがほとんどだそうです。 よほど運良く大学に残れるか、企業の研究職につく以外は、 博士になっても、まともな生活を送るのは厳しいらしいのです。 まったく世知辛い世の中ですねぇ。 若いころから一生懸命勉強して、受験戦争に勝ち抜いて、博士という 最高に名誉な肩書きをGETしても、まともな働き口すらないなんて。 こんな一面からも日本の将来を思わず憂いてしまう今日この頃です。 誰にでも簡単に書ける履歴書・職務経歴書・自己PR文 こういうのでも参考にしないと、空欄が埋まりそうにありません(><) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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