心の処方箋 HEVEN'S PASSPORT

2006/10/05(木)09:15

なつかしい人からのメール。

ライターのお仕事(99)

以前勤めていた会社の男性の先輩Nさんから思いがけずメールが届きました。 なんでも、本屋さんで私のカエルの本を見かけ、 「コレはもしや!?」とピンと来たとかで・・・w 会社のかんたんな近況報告からはじまり、 最後はわたしのからだを気遣う優しい内容のメールでした。 Nさんは国立大卒業後、20年近くずっと勤続している生え抜きの社員です。 色が白く、細面でかなりの美形。 (喩えるならギリシャ神話の神みたいな) そしてヘタに近づくとヤケドする?、アクの強い強烈なキャラクター。 余興には常に体を張り、フツーに裸で口から火を吹いたりします。 かと思えば、海辺で貝拾い、川辺で石拾いが趣味だったり・・・。 (しかもそれをさらに分類、「白い思い出シリーズ」などネーミングまでつけて・・・) 常にNさんは社員の間で、注目の的(いろんな意味で)でした。 わたしは、Nさんとアクションゲームの開発の仕事を 入社して2年ほど一緒にしていました。 口数は少なく、ほぼ愛想のないNさんでしたが、 笑うとえくぼができ、 別人のようにかわいらしく、わたしはまるで恋に落ちた男性のように、 Nさんの笑顔を引き出すことに無類の喜びを感じた時期もありました(笑)。 また、当時の開発室のメンバーはみな仲がよく、 ある時は、三浦海岸に実家のある同僚の男性の家に、 虫採り合宿と称し、チームの男性5人と なんと女性わたしひとりだけでお泊まりに行ったことも♪ そして、部署が分かれてからも、当時からカエルコレクターだった 私の机周りに、置物に造詣が深いNさんは定期的に現れ、 細かくカエルチェックをしていたものです。 わたしが会社を辞めるときは、 Nさんには手書きの心に残るステキな詩を贈ってもらいました。 わたしが会社を去り、もう2年近くになります。 こんな風に人々の記憶の中に、わたしがふと蘇るときがあるんだなぁと、 うれしいやら、恥ずかしいやら・・・・。 珍しく、ちょっぴりセンチメンタルな気分になりました。 【Aポイント付】ビーチ・ボーイズ Beach Boys / ペット・サウンズ (CD) Aさんに貰った思い出のCD。 とてもスピリチュアルなサウンドで、今でもお気に入りの一枚です。

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