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深秘の華苑

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黒左右衛門

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2002.02.16
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さとがえり(といっても電車で1時間)
 今日は所用の為、実家に帰った。
 電車の長椅子に座ったら、あたしの両縁に座っていた人が読んでいた本が、頻出英熟語と某大学の赤本、という懐かしいモノだったのを発見。ああそういうシーズンだもんねえ、とコッソリ心の中で応援した。
 こういう言い方をすると凄いイヤミなのだが、あたしは別段努力しなくても「ある程度」(ある程度の定義は個人で異なるけどさ)成績が取れちゃう人だった。しかも自分でその「ある程度」に非常に満足していたので、それ以上の向上を求めた事すら無かった。昔は大きな将来の野望が有るわけでもなかったし(いや、有ったには有ったけど、ある一日で崩壊した)、「大学に行くのに女の子が一人暮らしだなんて言語道断!」な堅い家庭環境(過去形)から、「頑張って東大に行くぜ!」とかいう根性の要る目標を立てる事はせず、元々怠け者だったので「(現状で努力しなくても)取り敢えず安全圏に入っている、家から通える国立大学の某学部」という理由で今の大学に来た。どれ位怠け者かというと、結局赤本をはじめ問題集の殆どは買った事に満足して(←馬鹿)結局開いてなかったりとか、当時微積とか苦手な教科を苦手と自覚していても授業以外で勉強した記憶が無いとか。・・・大学に入ってから死ぬほど勉強する羽目になるとはこの時思わなかったけどさ~(泣)こんなんなら物理とか英作文とかちゃんと高校生のうちにやっとけば楽だったのに。
 そんなあたしだから、あの時もう少し勉強して他の大学に入っていたら、マコトと出会わなかったのに、としても仕方の無い後悔をしてしまう。勉強した所で別の大学に入れた確証は無いし、今の大学に入ってなかったら他の友達とか今の彼氏さんにも逢えなかったのにね。
 ・・・とかいう事をぼんやりと思いつつ、見慣れた風景と論文(今ね、正直切羽詰まってるのよっ。投稿論文。自分で設定した締め切りに間に合わん。畜生)を交互に見ていた。
 まあ取り敢えず、頑張れ受験生!

追記:昔潰えた「野望」とは、臨床検査技師になる事でした。確か中学生位の頃からなりたくて、地元にある国立の医技短の入試科目に微積があるっていう理由で高校でも理系に分属になったの。でも、高3の夏、その短大を見学する機会があって、或る部屋に入れて貰ったら、凄く臭くて轟沈した!そこにはバケツに入ったホルマリン漬けな脳サンプルとかが阿呆のように置いてあったの。・・・こんな臭いとこ行けるかぁっ!(泣)と本当に涙を流して志望大学を次の日には速攻変えていました(情けないっ)。
 でも今ではホルマリンより臭いものに囲まれている生活。どうなってるんだろ?ピリジン大嫌い。
2002/02/18 1:09:22

「彼氏たち」6.ていうか最後やね
 それから博士課程に進学して、まあ適当に遊んで(←いい加減止めろよ)いた時、今の彼氏さんから連絡があって何げにご飯を食べに行った。彼氏さんはあたしがM2の時から関東方面に転勤になっていた。でも彼が地元に帰ってくる度に何だかんだ理由を付けては呼び出されて遊んでいた。だから今回もそういった類の遊びね、とは思いつつもなんかどきどきしていた。

 マコトと一緒に居る時は大概仮面を付けている。聞き分けが良くて彼の我儘総てを受け入れてあげているあたし。だからマコト帰った途端に深く息を付く自分が居た。でも彼氏さんの前ではとても自由に息が吸える。二人でいると愉しいしお互い遠慮もないし本当に気楽だ。でもあたしは2回もこの人を裏切っていると思うとそんな事は云える訳もなかった。

 でも、彼氏さんは昔から変わらずあたしの事を好きだから、付き合おうと云ってくれた。昔の事はもういいから、と。

 正直嬉しかったけど、またすぐ裏切っちゃうのではないかと思って(今回は前回よりも更に遠距離だぜ!)、暫く考えさせて貰った。結局付き合い始めた。幸せなり。

 で、現状は・・・と云うと、今はマコトとは切れています。一ヶ月間位(爆)。実は付き合いだした当初はマコトとの関係は続いていたのです。でも、最近、いい加減彼氏さんとは付き合い長いし、自分達も年が年だし、あたしが大学を出る来年結婚しようか、という事になってきている。すごくまったりと、ごく自然にそういう事になっている。ここまで来ると正直こんなあたしのどこがいいのかよく解らないけど彼氏さんの執念勝ちでしょう(笑)。それに答えなければならない。ていうか答えたい(でもマコトとも8年越しの付き合いなのだけど(核爆)。あたしは彼氏さんといる時が幸せなんだ。そこら辺をちゃんマコトに告げて、もう電話もメールも見ないからしないで、と訴えた。あまり人前で泣かないあたしがぼろぼろ泣いた(これはあまりにも我儘な「終わりたくない言い訳」をしてきたので情けなくて)。マコトは最後には「解った」と云ってくれた。

 マコトは、怖い。あたしたちが続いてしまった原因の一部にマコトの執念深さがあると思う。あの人はあたしに執着しているから何でもやる。今まで一旦終了しながらもずるずるとマコトと続いてしまったのはあたしの甘さもあるけどマコトの執拗さもある。「もう2度と逢わない」と覚悟を決めて部屋の電気消して居留守していても「居るんでしょ?開けてよ」とピンポンラッシュに窓叩きにドア蹴りとか素面でやりよる。しかも夜中に。ここ3年位でエスカレートしてきた。今はそれが怖い。
 
 マコトがあたしに執着するのはあたしを愛してくれている訳ではなく、あたしのカラダに執着しているから。それが痛い位に解っているから・・・辛い。

2002/02/16 4:00:01

「彼氏たち」5.
 あたしはマコトの誘惑に勝てない弱くて馬鹿な女だし、マコトは自分の欲望に驚くほど素直なんだと思う。これまでの人生で此処まで悩まされたのって初めてだった。中学生の時の彼氏との2回目の別れの時、本当に悲しくて「(同じ町内だから)成人式とかで絶対逢っちゃう。どんな顔すればいいの?」なんて真剣に悩んでいたのだが、成人式を迎える頃にはそんな事もすっかり吹っ飛んで何も気兼ねなくその元彼と仲良くできたのは、有る意味マコトの御陰だが(プ

 さて修士2年になった頃、あたしも就職活動の末に無事内定を頂いて、さあ修論追い込みかけるでエ、という夏頃、あたしをパニックが襲った。このパニックに関しては別に書くとして、これが原因であたしにはマコトが一時期本気で信じられなくなった。そしてその心の隙間を埋めるように、地元であった学会でナンパ(笑)が縁で暫くメル友状態にあったタカシと付き合いだした。タカシはあたしと同じような業界の人で、一つ年下だったけどイイ人だった・・・業界が一緒であるが故に「実験が押して待ち合わせに遅れる」等という、一般人には解り難い「理系実験系の大学生の生活」に理解があった。あたしも「ラットが発情期に入っちゃったから」という理由で3時間待ちぼうけ食らったさ、イブに(苦笑)。結婚なんて言葉も二人の間で出始めた頃にまたマコトが登場した。前述のマコト不信で暫くは無視っていたけど、マコトの執拗さに辟易し始めた頃にタカシが大学辞めて医学部再受験するだの今の院は休学して教師になるだの支離滅裂な事を言い始めて、正直むかついた。タカシの人生はタカシのものであたしのモノではない。だから口出しするつもりは無いけど、なら何で結婚の話とか親に会わせようとかするの?いつまで待つのあたし?みたいな感じになっちゃって、結局またマコトとセフレ関係復活しちゃった。結局あたしもマコトをいいように利用しているんだ、と死ぬ程反省した。

 タカシともう駄目や、と思ったのは諸般の事情であたしが博士課程に進学する話が出た時だ。その頃には既にタカシが支離滅裂な事を言ってた。あたしにとって進学は研究費が貰える事とかその他諸々で魅力的だったけど卒業後の就職が厳しい事や就職内定の辞退とか考えると進学すべきかどうか判断が付かなかった。この時、タカシが「俺は就職して社会に出て欲しい」って云われて何故か「あんたに云われたかねェよ」とむかついたけど、マコトが何処で聞いてきたのかその事を知っていて、「それって凄いんだろ?俺なら進学するね」とあっさり云われて「そうね。キャリアになるものね」と素直に受け取れて、あああたしはもうタカシに目が行っていないんだ、と自覚した時かな。

 結局いつものようにタカシとは終わって暫くマコトだけに絞っていた。繰り返してるわ、成長ないやん、と反省と自己嫌悪をたくさん抱えながら日々過ごしていた。
2002/02/16 3:43:39

「彼氏たち」4.
 結局、あたしはずっとマコトの事を切り捨てる事は出来なかったの。マコトに我儘されても最後にはそれを許しちゃう。あたしはマコトには勝てない。マコトは、奴の発言を纏めるとあたしにマコト以外の男が出来るのが許せなかったらしい。
 それからあたしは今の大学の院に進学が決まった。マコトは地元にでも帰るのだろう、これで終われる、と思っていたら大学の近所に就職が決まったらしい。マズいなあ、と途方に暮れていた時、カツミがやって来た。カツミは総てを知っている上で1年生の頃からあたしを見ていてくれた事を告げて、「マコトは止めておけ」と云ってくれた。あたしはカツミと暫く一緒に居た。その時もマコトとは縁を切っていた。結局カツミとは学部卒業後、彼がえらい遠い所に就職して遠距離になってしまって、駄目になっちゃったけど一時期久々に心に平安が訪れた。幸せだったから。
 でも修士に進学した頃から何かタカが外れてしまったらしく(苦笑)、マコト以外にもセフレを持ってしまった。でもこの人達とはあくまで「セックスもするオトモダチ」なのだけど、マコトとだけは妙な感情が絡んでしまって心苦しい事尋常では無かった。でもそのセフレさん達の中の一人に学部1年生当時の「仲良しさんグループ」の面子が入っていて、あたしあの人ら4人(穴)兄弟にしてしまったのだわと思うと首を括りたくなります。自業自得なのだけど。ちなみに今の彼氏さんとこの時期に復活しています。速攻で駄目になっちゃったけど(当然マコトが原因です)。
 ・・・こうやって書くと、改めてあたしって淫乱でどうしようもないなあと反省を通り越して鬱入ります(泣)。尼寺に行きたくなる事も屡々です。もしくは誰かあたしを縊り殺して、なんて思う時もまたあり。あたしは「反省はするけど後悔はしない」がモットーなのですが、この事だけは後悔している。何故あの時あたしはマコトの我儘に負けてしまったのだろう、とか。もっと鬱入っている時なんか、「この大学に来なけりゃマコトとも逢わなかったのに」なんて今更な事まで思います。ツレ曰く「あんたなんかどこの大学に行ったってどうせ男で問題抱えるのだから諦めなさい」だそうだ。そうか(納得)。
2002/02/16 1:42:36

「彼氏たち」3.
 今の彼氏さんとは1年生の時の講義が一部一緒でお互い知っていたのだけど、本格的に仲良くなったのは学生実験の机が近かった時からだ。実験レポートとか貸したりしているうちに何度となく一緒に遊びに行くようになって、お付き合いを始めた。彼氏を裏切りたくなかったから、マコトにもうセフレ関係を終えるように頼んだ。彼氏さんは実に晩生(プで、ずっとキスすら求めて来なかった。でもこの時はプラトニックで良かった。かなり幸せだった。
 マコトは暫く=あたしの幸せ時期 あたしを求めなかった。それが狂ったのは彼氏さんと付き合いだして半年位であたしが一人暮らしを始めた頃だった。どういうルートでは解らないけど、あたしの電話番号を調べて、電話を掛けてきた。
「苦労ザエモン。に逢いたい。お願い…





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Last updated  2003.01.01 00:00:00
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