2006/06/27(火)06:48
Family History
お爺ちゃんの四十九日、
叔父さん達と親戚の関係図を整理しました。
と、いうのも先日の葬式で親戚が多すぎて、
いったいどういう関係なのか?
式での順番はどうすべきか?
で、イロイロと大変だったんだよね~。
こういうのは死んだおじいちゃんが詳しかったんだけどねぇ、、、
ま、仕方ない。
そんな訳で、相続の手続きのための原戸籍もあるし、
明治時代からの親戚をミンナで調べなおしてみました。
すると親戚関係を複雑にしてるのは
ボクから4代前、ひぃひぃおじいちゃん。
5代前のひぃひぃひぃおじいちゃんのカオルさんは
郷土の人名辞典に出てくる、立派な人。
水路の開発や農村への教育のために
私財で学校を建てたりって、、、まぁ、偉人ですな。
ところが、その薫さんには7人子供がいたけど
シラカワ家を継ぐ男の子がいなかった。
いたけど早く死んじゃったんだよね。
んで、熊本に近い村の分家クロカワ家から
3女のキクさんの婿としてトオルさんを
迎えることにしたそうな、
結婚した二人には「ケンタロウ」
って男の子が生まれたんだけど、
生後まもなく死亡。(←当時は男の子の死産率が高かった)
キクさんも病気で子供が産めなくなっちゃう。
ここで困ったのはカオルさん。
キクさんとトオルには子供が出来ない。
つまりシラカワ家の跡取りが出来ないことが決まったわけです。
そこで、一計を案じました。
クロカワ家へ嫁にいったリョウさんを離婚させて
シラカワ家に戻し、その上で元ダンナのジュウオさんを
新たに養子としてシラカワ家に迎える。
ただ、コレにはひとつ問題があって
ジュウオさんはすでにクロカワ家の家督を相続してた。
つまりジュウオさんをシラカワ家に迎えると、
クロカワ家に跡継ぎがいなくなる。
そこで婿に迎えたトオルさんをキクさんと離婚させて、
クロカワ家に戻した上で4女のハナさんを嫁に出す。
やがてジュウオさんとリョウさんの間には
ヒサシさんという男の子が生まれる。
ヒサシさんはボクのひぃおじいちゃん。
そんな訳で
シラカワ家は無事に存続できたんだけど、
トオルさんと離婚したキクさんは
離婚の後、東京の小石川にある病院で
一人で亡くなったんだって、、、
今とは「家」というモノの価値観が違う時代。
女性の意志も今とは違う価値観で考えられてたんだろうね。
この時代のオンナの幸せってなんだったんだろう?
ややこしくて長~~い話でごめんなさい。