その日の気分　Vol 2

滅多に泣き言を言わない友達が切羽詰まった声で電話をかけてきました。

「何かあったの？？あんた変だよ」
「じじいにセクハラされた・。・゜゜・(≧◯≦)・゜゜・。・」

なにぃ？？ρ(｀Ｄ´＃)　

内容はというと、
彼女の店にいつも来る気のいいおじいちゃん。
お店にとってはいい客さんだし、自分の亡くなった父親と歳も同じだしということで、結構話に花が咲いていた様です（彼女は洋服のリフォームをしています）
彼女自身、どのお客さんとも気軽に話が出来る優しい性格なので、お店は繁盛しているのですが・・

・・で、奥さんがアルツハイマーになり、なかなか大変という話を常に聞いていて
同情していました。
「今度一緒に食事に行きましょう」と誘われて、話をすることでおじいちゃんの気が紛れるなら・・と心優しい友人は、その誘いに乗りました。

と！ところがです！

そのじじぃ、食事をした後にそのまま車を走らせ、帰ると思っていた友人を騙し、
ラブホテルの駐車場へ・・
泣き叫んで断る友人に「時間がないから見学しましょう」
とこれまた騙し、部屋に入って今度は襲いかかってきたというのです。
もちろん友人は抵抗！
そしたら今度はいきなり泣き出し、
「男としてもう一度花を咲かせたい。老い先短いから・・」
と哀願し始めたとか・・

自分の身を守るために彼女はじじぃのしょぼくれたものを触る羽目になったらしいんだけど・・あまりにも突然の出来事に彼女の頭はパニック状態で何も考えられなくなったとか・・

事件があったのは入試前日。私は家にいました。

なんで直ぐ電話よこさないんだよ！何のために携帯持ってんだ！馬鹿！！ヽ(｀⌒´メ)ノ

思わず電話口で怒鳴ってしまった私。
そんな簡単なことも考えられないほどパニックになっていたようです。
そして、大将の入試のことも考えて電話も差し控えていたとのこと・・
そんなときぐらい人の都合なんか考えるなよ・・・(T-T)

頭に来るそのじじぃは全然悪びれた様子もなく、お礼のメールをよこしたそうな・・
はぁ？？友達より私が激怒！

年寄りなら何してもいいわけ？
都合のいいときは自分を弱い立場において、直ぐ逃げようとする・・
誰が自分の父親と同じ歳のじいさんがそんな事するって思います？
その爺さんぶん殴ってやりたくなってしまった。
泣いてイヤだという彼女に
「ここで帰られたら恥ずかしくてもう死ぬしかない」
なんて言葉の脅迫・・

「死ぬ」なんて言われたらなにも出来なくなるじゃないですか・・・

彼女と電話で１時間ほど話したでしょうか・・・
次の日彼女の店にも出向いて話をしてきました。

彼女の心の優しさにつけ込んだ爺さんの犯行
あまりの彼女の様子の変化にご主人が気付き、事のすべてを話したとか・・
当然ご主人も激怒・・

思いのすべてをその爺さんに電話して話したら
「金が目当てか？」
と言われたとか・・・

ふざけんな！！σ(｀´メ∂

免疫のない彼女には何をどうしていいのかわからない・・
自分が深く傷付いてもまだ優しい気持ちを残してる・・
許せん！

年寄りだから何だってしていいのか？？
女馬鹿にしすぎ！！

家族に話すと言えば死ぬしかないと簡単に「死」という言葉を持ちだし、
年寄りだからと言い訳をする。

勝手に死ねや！！σ(｀´メ∂

友人には「相手のことなど考えなくてもいい」って言ってやりましたけどね。
本当に悪いと思って謝罪したなら許す事も出来ます。
だけど、言葉だけ、しまいにはたかだか５万の金で事を流そうとする爺さんの
態度・・どう思います？？

弁護士に頼むなら、女性がいいとアドバイスはしました。
男によって傷つけられた女の心の傷は女にしかわからない。
男は男の考えでしかないですから・・・

「愛菜恵に電話すれば良かった」
「遅いよっ！！」
「うん・・でも、あんただったら来たらその爺さん見た瞬間殴ってるよね？」
「当たり前でしょ。ボコボコにして家族の前に突きだしてやるわ」
「あんただったらやりかねない（苦笑）」

笑い話にはなりましたけど、彼女の心の傷が癒えるのはいつなんだろう。

「絶対遠慮しないでよ！何があったって行くんだからちゃんと連絡頂戴よね！
後で知る方がずっと寂しいんだから！！」
「わかってるよ。ごめんね。」
「謝るなって！アホ！」
「ごめんごめん・・・」

笑って別れては来たけれど、やっぱり心配・・


70過ぎてるジジィが色ボケなんかするんじゃねぇ！絶対顔見てぶん殴ってやる！！