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テーマ:親心・・・。(834)
カテゴリ:姉ちゃんモード
落ち着いたとはいうものの、まだ不安定な姉ちゃんです。
「お母さん、お母さん、お母さん・・」 連呼してるうちはまだ完璧じゃありません。 「明日仕事行くの?いつまで?」 ん~・・・仕事はキャンセルを入れました。 ここで突き放せばいいのかもしれない。 だけど、チビも大将も学校が始まります。 制服に身を包みます。 その時に一人残された姉ちゃんが落ち着いていられるはずはない・・ 何かあっても直ぐ帰れない・・ 三日働けば15000円の収入になります。 だけど・・・ 先輩の進路や就職の事を大将が話すと 「辞めて」 と言う姉ちゃん。やっぱり辛いんだそうです。 そりゃそうです・・本当なら今頃受験勉強をしているはずなんですから・・ そんな状態の中でやっぱり一人にはしておけない・・ 「仕事行かないよ」 「なんで?」 「部屋片付かないし調子悪いからね」 「そっかぁ~じゃあお母さん家にいるんだ!良かった」 安心したような顔・・ 「今の姉ちゃんを一人にしておいたら危ないよ。」 大将の一言です。 大将はわかっているんです。 喜んではいるけれど、 戦ったライバルがインターハイに行ったこと・・ 国体に行くこと・・ 進学すること・・・ それが凄く辛いこと・・・ 今日から大将は練習時間が変わりました。 条件はクリアしていないけれど、スイミングの都合で上のクラスに上がることになったのです。それにあわせて姉ちゃんが大将の練習が終わるまで 泳ぐと言い始めました。 もちろん選手クラスでは泳げませんから横でひっそりと・・・ 帰りの車の中で「疲れた」を連発する姉ちゃん。 だけど 「コーチにまだまだいけるんじゃないか?って言われたよ」 嬉しそうに話す姉ちゃん・・ 「それもいいんじゃない?だけど、無理は禁物だよ。現役ではないんだからね」 「わかってる」 と言いながら、今日のメニューは選手並み・・ 体力も落ちてる。タイムも落ちてる・・ 無理をしないで欲しい。 タイムを出すことを追求しないで欲しい・・もう引退したのだから・・・ 泳げば泳ぐほど、タイムが縮まれば縮まるほど現役時代を思い出し、 辛くなるのではないか?悔しい気持ちが爆発するのではないか・・・ 一抹の不安が・・・ 勉強も必死でしています。泳ぐこともバイトも必死です。 頑張りすぎないで・・ 親の心子知らず・・ しっかりしなきゃ! 9月になれば大将のレースもある、チビの駅伝もある、引っ越しもある・・・ 姉ちゃんを受け入れてあげられるだけの余裕を持たなくちゃ! だけど・・だけどやっぱり無理しないで欲しい。 焦らないで欲しい・・また悲しみの中に入って欲しくはないから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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