「もしもし、わかる?Hだよ」
突然の電話
「どした?久し振りだね」
「会いたくなったんだよ。愛菜恵にさ・・いつ空いてる??」
「5日なら午前中空いてる。2時から仕事だけど・・・うちくる?」
「行く!!」
友達の息子の同級生のママだったH
試合でちょこっと会ったりはしたけれど
チョットご無沙汰だった彼女
姉御肌だけど、繊細な彼女
旦那さんは海外赴任中、一人息子を必死で育ててる
決して甘やかすことはなく、だけど愛情たっぷりに育ててる
息子は只今反抗期の真っ最中
だけどいろんな思い抱えて四苦八苦してる
潰れそうで恐いと呟いた
自分がどうしたらいいのかわからないと・・・
「あんたしかいないと思ったんだよ。私の話受け止めてくれるのは。
だから会いたくなった。」
姉ちゃんが現役の時のことを知っている
壊れたことも知っている
他の人に話をしてもわかって貰えない
ちゃんと聞いては貰えない
自分の気持ちは受け止めては貰えない
そんな思いがあったようです
「少しは役に立ったか??私でも」
「なに言ってる~~ホントに会いたかったんだってば」
「そか・・・ありがとうね。電話貰って嬉しかったよ」
「また来るねありがとう」
「またきてね」
思い出してくれただけで嬉しい
電話くれただけで嬉しい
利用ではなく、必要とされてたことが嬉しい
彼女が笑ってくれたことが嬉しい
御礼を言いたいのは私の方でした