同窓会

小さな小さな町にある高校が私の母校 半分以上は小学校から一緒 みんな幼なじみ１０年ぶりの同窓会のお誘いのはがきが来たのは８月。 「いくよっ」 のメールが来たのはすぐ後・・・・二人の悪友ＹとＳ 正月、お盆には必ずメールが来ます「愛菜恵帰ってくるの？」ははは・・・二人とも同じメール「父の様子を見に行ってきます」・・・と半分嘘、半分ホントで５連休を取りました。 同窓会当日、私の運転で二人乗っけて会場であるホテルへ・・・ 懐かしさからすぐに大騒ぎ＾＾；１０年前より人数は少なくなってるし、「あんた誰？」ってのも居たけれど・・・ 高校を卒業してから約３０年ぶりに会った人もいて・・・１次会で隣に座ったのは結構一緒に遊んでいた男子。 高校の時はイケメン・・だけど、今は素敵なおじさま風？（笑） ３０年分の話てんこ盛り ・・・で、いいお父さんになってるし～「俺さ・・女子と話すの苦手だったんだ」 「え？嘘でしょ」 「俺そんなに話してないよ」 「そういえば・・・」なぁ～んて会話（笑）「お前さぁ～目立ってるようで、いつもてっぺんにいなくて、隅っこにいたよなぁ～」 「そう？」 「今みたいにさ・・みんな大騒ぎしてるのに、にこにこ笑ってみんなを見てるの。一人だけ空気が違ってた。なんでだろうな・・・でも、変わんないな。お前」 いつも自信がなくて尻込みしてた。 そんな自分がいつもいた・・・ハッタリかましてはいたけれど・・ 誰もそんな自分をわかってくれないと思ってたあのころ。「ねぇねぇ私のこと覚えてる？」 「ごめん・・・覚えてない」 名前を言われて思いだした！いきなり綺麗になってるし～～「愛菜恵だけなんだよね・・普通科の女子で気楽に話しかけてくれたの。スゴく嬉しかったんだ」 「そうなの？意識してないもん」 １次会も２次会もそして３次会もほとんど動かない私 でも、なんとなく幸せで、嬉しくて・・・ 一人で居た訳じゃなく、誰かと話はしていたけど・・・「いつでも帰ってこい。待ってるから」そんな言葉が嬉しくて・・・・帰る前日の夜、二人の友達がそれぞれ実家にやってきて茶飲み。 「歳は取っても、集まれば気持ちは高校生だよね」 「かなり無理があるけどね」 爆笑飛行機の関係で、前日に実家を出なければならなかった私。 切ない思い出のある彼からの電話 「俺も帰るから、送っていくぞ」 「サンキュウ～愛してるよん」 「迎えに行くから」 「らじゃ！」お互いに、仕事のこと、家庭のこと話しまくり、話さなかったのは あの頃のことだけ・・・「今度くるときは連絡よこせ。千歳まで迎えに行ってやるよ。」 「あら嬉しいこと。ありがとう」 「いつでも帰ってくればいいべ」 「うん・・Ｇちゃんにも言われた」 「色々あったけど、お互い良かったんだな。きっと」 「そだね・・・」時の流れは人を優しくするのかもしれない。 ２０年前より１０年前 １０年前より今・・・・みんな、いいお父さんになり、お母さんになり、苦労もあるだろうけれど みんなそれぞれが優しい眼差しになっている。嫌いだった高校時代 嫌いだった故郷後日送られてきたみんなの写真。 どいつもこいつもいい顔してるしアドレス交換した友達からもメールがきたりして、 盛り上がりはしばらく続きそうです友達にいつでも帰っておいで。待ってるから・・・そんな言葉言ってもらえると思わなかった・・・・ 素直に嬉しいと思います。