2009/10/17(土)23:23
頑張ったね
新潟国体終わりましたね。
チビも・・・最初で最後の国体に行って来ました。棚からぼた餅
そんな言葉が一番合うほど運だけで決めた国体
それでも、高校3年間の最後の試合が国体であることに
緊張と嬉しさを感じていました。夜中に車を飛ばして新潟へ・・・
朝7時過ぎには会場着違ういつもの試合と場所も空気も雰囲気も・・・
全部違う大丈夫かおいっチビの出場種目は二つ
心臓がつぶれる思い・・・・1種目め・・・途中まで良かったのに・・・・失権・・・
2種目め・・・一度も飛ばずに失権・・・雨の中、まっすぐ前を見て、愛馬の上で涙を流すチビ
声も掛けられなかった・・・あんなチビを見たのは初めてだった・・・
私の方が声を上げて泣きたかった
可哀想ですぐにでも抱きしめたかった・・・・会うこともせず、そのまま帰路についた旦那と私「こんな想いをさせるなら、国体なんか出さなきゃ良かった」
「それでも、滅多に経験出来る事じゃないんだから」
旦那の方が冷静だったかな・・・出場した選手たちは・・・・
小さな頃から全日本クラスの上位入賞者。
実力は雲泥の差・・・
ついでに経済的な面も雲泥の差・・・「学校スイマーとクラブチームスイマーの違いだな・・・」そう言われると良くわかる
「私が悪かったんだ・・・へたくそすぎたから」チビからのメールは愛馬をかばっていた。数日経って帰ってきたチビ「おかぁただいま」はち切れんばかりの笑顔。ホッとするわたし・・・
「お疲れさま」
「楽しかったよ。とっても恥ずかしい結果だったけど」
「ごめんね・・クラブに通わせられなくて」
「いいの。そんなこと考えてなかったもん」家に戻ってからは・・・「おかぁ、おかぁ、おかぁ・・・・」う・る・さ・いベットに潜り込んきては「あのね、あのね、あのね・・・」
ギュッとチビを抱きしめて、私は無言・・・
「頑張ったね。おつかれさん」
「うん、頑張った」胸の中で硬くなっていたチビの身体がス~ッと柔らかくなった。「おかぁ、卒業するまでしていい?」
「いいよ」
チビ・・・卒業まで現役で部活に勤しむらしいです。
まぁいいか・・・辛い思いをしたけれど、彼女はまた一つ強くなったような気がしています。そして、未熟なチビに対し、責めることなく優しく接してくれた選手団の方々のご厚意に
深く感謝をしたいと思います。