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週番日誌@佐藤智広研究室

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2003年メダカと愉快な仲間たち

2003年メダカと愉快な仲間たち


●12月4日(木)
 更新をさぼっていたが、命あるものは生き続ける。クロメダカは12匹が育っている。しかし、先日1匹残っていたヤゴが★になってしまった!特に問題なく育っていたと思うのだが、春に羽化が見られなくて残念である(合掌)。

●10月5日(日)
 気が付けば、今年5月に買ってきたクロメダカ10匹はすべて★になった。メダカの寿命は1年とも2年とも言うが、1匹も今年越冬できないとは思わなかった。稚魚は第1弾で生き残った6匹が親水槽に移住、第2弾も現在6匹が残っている。それにつけても、ヒメダカの子どもがたくましく育っていくのに対し、クロメダカの稚魚は生き残る確立が低い。購入した10匹がかなり血縁関係にあった可能性もあるが、やはりヒメダカほどには生命力がないのだろう。

●9月21日(日)
 先日、久しぶりにヤゴが脱皮……と思ったら、ガーン!もう1匹のヤゴに食われていた。脱皮直後は動きが鈍いので危険なのだ。大分大きくなったし、同じ水槽で大丈夫と思っていたが、間違いだった。これで1匹になってしまった……
 クロメダカは第1弾孵化組の6匹が親水槽に引越。親のほうも、産卵疲れか暑さのせいか、4匹まで減少。第2弾孵化組は現在7匹生息。連日の暑さでかなり★になった。

●8月1日(金) 祝イトトンボのヤゴ羽化!
 大学の日直仕事のために、いつもと同じ時間に起床、毎朝のように水槽を見てみたら、イトトンボのヤゴの脱殻が枝に……ああ、遅かった!辺りをしばらく探したが、成虫の姿は確認できず。もう1匹のイトトンボヤゴも水面近くに顔を出しているので、間もなく羽化であろう。アカネトンボ系と思っていたヤゴは成長するに従い、ヤンマ系に見えてきた。いや、多分ヤンマ系で間違いない。下顎が平たく、身体全体が細長いからである。ヤゴというのは環境によって体色も変わるが、捕まえた時は1cmにも満たない黒味の強い茶色のズングリムックリが、いつのまにか緑みを帯びた薄茶色のスマートな姿になっている。こちらの2匹(1匹はいつのまにか居なくなった<脱走?)はまだ羽の部分もあまり成長していない(いつ羽化できるんだ?<多分来春)。
 半月ほど前からメダカの産卵第2弾が始まっている。第1弾の産卵分では、ヒメダカは例年通りわりと多めに育っている(かなりヤゴの餌食で消化されている)が、クロメダカは現在8匹が残っているのみ。第2弾産卵分も孵化が始まった。

●7月16日(水) 祝ヌマエビ誕生!
 先週記したヌマエビが無事孵化した。アナカリスのジャングルの阻まれてエビの生活はほとんど覗けないので、先週見つけたのがラッキーだった。気が付かなければきっと今頃メダカたちに食べ尽くされていたことだろう。小さなプラケースで親エビとともに、1ミリ程度の白いカビのようにしか見えない稚エビが這い回っている。小さいながらもエビの形で孵化したということは、このエビの種類がミナミヌマエビであるということだ。ミナミヌマエビは孵化直後の幼生期がなく、海水と混じった水域がなくても育つのである。
 孵化したのは月齢15日(太陰暦6月15日)でやはり大潮の日だった。月も見えない曇りの日なのに不思議である。逆算すると6月後半位に抱卵したということになる。

●7月9日(水) 今頃になってカミングアウト
 ヒメダカ・クロメダカともに順調に稚魚が育っている。中には★になってしまったものもいるが、それも自然の摂理というものだ。アナカリスは一昨日から花を咲かせ始めた。小さな白い花が水面からひょこっと出ている。
 ところで、実は先月頭に書いていた、カダヤシ及びヤゴといった天然モノを飼育したいという思いやまず、先日捕まえて、飼い始めているのだ。カダヤシは元気に泳ぎ回っている。同じ池でスジエビ(ヌマエビかも?)を何匹も捕まえられたので、数匹同居させている。これだけ沢山のスジエビを見つけられて驚きだった。
 春に買ったヌマエビの1匹がいつからか腹に卵を抱えるようになった。エビの産卵成功はこれまで無いのだが、カニなどと同様、満月か新月の日の夜に産むのだろう。
 ヤゴはイトトンボ系2匹と(多分)アカネ系2種3匹の計3種5匹、もちろん同居は危険なので、別々の小さなプラスチック水槽で飼っている。今日帰宅したら、アカネ系の1匹が脱皮していて感動!!!脱皮直後は身体が透き通るようで、目だけが黒い。写真に撮ってみたが、あまりに小さくしかも水面下なので、無理だった。

 実はもう1種類、カマキリちゃんも飼育し始めている。その昔、うちの庭に必ずいたのであるが、卵の生みつけられた植木を捨ててしまったのか、気が付いたらいなくなっていたのだ。今はプラケースの中で、アリとスズムシを餌に成育途上で、もう少し大きくなったら庭に放してやろうと思っている。

●6月6日(金)
 今朝、あまりにも多いスズムシの孵化したての幼虫を水槽に落としてみた。「水面で微かに動くもの」が本能を呼び覚ますのであろうか、勢いよく喰らいついていった。意外だったのは、クロメダカよりやや身体の大きいヒメダカの方が、食いが悪いこと。クロメダカのほうは、小ぶりなやつで、なかなか口の中に入らないものまで、必死にスズムシに喰らいついているのに。
 今朝は、ヒメダカ孵化水槽で数匹の誕生があった。丁度、1週間ということで、標準的な孵化日数よりやや早い。こちらは数匹まとめて孵化ということで、理にかなっているが、それにつけても5/30のクロメダカ稚魚って一体!?

●6月3日(火)
 今朝、BBSにさねかぬ様がメダカ孵化の御報告を下さった。うちは5/30が初産卵だから、まだまだ……だが、その前に、すでに真っ白になった卵が今朝発見された!「お前はもう死んでいる」だわ。
 よくテニスをしに行く所のそばに沼地があることに先日気付いた。覗いてみると、クロメダカらしき魚もいる!というわけで今朝はそれを採集してみようと網を持って行ってみた。足音でさっと逃げる小魚の群れに「ガマンガマン」とねばることしばし。そしてついに捕まえたそれは!?……カダヤシであった。しばらく観察、「あ、腹に子供がいる」とか「おぉ、こいつは成熟した♂だ」とか、何やってるんだろう<自分
 カダヤシを元の池に戻し、一緒に捕まえたアカネトンボ系のヤゴとも泣く泣く別れた。久しぶりにヤゴを飼いたいという気持ちはあったが、マサオの世話・メダカの産卵チェック・スズムシの孵化チェックで毎朝忙しいのに、きちんと手を掛けられないんで。周りに仲間の居ないところで羽化してもかわいそうだしね。アオモンイトトンボも飛んでいた。いいよなぁ、こういう環境。

……あれっ、6月4日0:24AM……今、クロメダカ卵の方のケースを見たら、糸くずのような子メダカが1匹だけ水面を這っている!ということは、5/30以前にこっそり卵を産んでいたということ!?いや違う、もう2週間近く前に水草を分けておいたのだから。ということは、5日で孵化!?いや、それもありえないよな……まあ、何はともあれ、めでたいめでたい。

●5月30日(金)
 晴れが2日続いたせいか、ヒメダカ・クロメダカともに産卵。クロメダカ♀Aは6コ、同じくBは8コ、ヒメダカは沢山の雌が沢山(恐るべし、繁殖力の差)。総数が違うせいもあるが、ヒメダカが今日一斉に産んだ卵の数は多分100を超えるであろう。もうそろそろ産むはずだと、用意しておいた別の水槽に、腹から取り外した卵を移す。メダカの卵は、糸のようなものが周りに付いた透明の球形で、これを水草に纏わり付かせる。できる限り水面近くで、時々日光が当たる位の所が良い。雄がきちんと放精していたら、10日過ぎには孵化するだろう。

●5月13日(火)
 マサオの糞をスポイトで取り除き、ホテイアオイを増やすことを考えていた時、ふと思いついた。そうだ、リサイクル!
 というわけで、マサオの水槽に浮かべるホテイアオイとは別に(昨年のボタンウキクサのように)、水槽を1つ用意し、増殖用ホテイアオイの水槽を作る。水槽は昨年、マサオの水槽として使用していたが、大きくなったので使えなくなったもの。そこに底石を敷き、ホテイアオイとアナカリスという水草を入れ、スポイトで取り除いたマサオの糞を落とす。
 んー、まだ何かが足りない……そこで、御近所の、その筋では非常に有名な熱帯魚屋でヤマトヌマエビ5匹を購入。さらに日本橋高島屋の屋上ペットショップで見つけたクロメダカも購入。とりあえず飼育環境が整った所で、本日ページをスタート。

 ヒメダカの壺はあいかわらず元気、まだ産卵の気配はない。




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