道楽主義宣言

2006/02/19(日)00:02

チョコレートな日。

旅行(7)

いよいよ帰国日である。2/14なので日本では本命やら義理やら、製菓会社の命運を握ったりと、何かと話題に尽きない日なのだろうが、海外にいる分には全く関係の無い状況。覚えの無いオネーチャンから営業電話やらメールが来ることもなく穏やかな朝である。 夜のお嬢さんからのチョコに一喜一憂しているお父さんたちが散見されるが、投資した金額に対してその見返りで満足なんだろか…っていうかチョコ受け取りに行くために出費するんでしょ!? かくいう自分も10数年前、2/14に夜の巷に出かけた思い出がある。退屈しのぎにオネーチャンとゲームをして(有線で流れる曲のイントロ当てだったかな…)、罰ゲームはお嬢が勝てば俺はコンビに一人で行ってバレンタイン用のチョコを買う、俺が勝てばお嬢はコンビにでバレンタイン用のチョコを買ってその場で店員に渡すというもの。結局二人して負けて罰ゲームをやった記憶が…2/14にバレンタイン用のチョコを自分で買うのは、結構屈辱的(笑)お嬢も店員にチョコ渡した後で「二度とあのコンビに行けねぇ~」と言っていた。なんともクダらない遊びである。何が楽しかったんだろ… ヨーロッパのチョコの消費量は日本とは比較にならない程多く(一人当たりの消費量1位はスイスで日本は15位らしい)、イタリアも美味しいチョコレートが多い。とりあえずトリノで一番有名だというチョコレート屋さんに買いに行ったが、全く英語が通じず苦労した。だいたい値段が書いてないから高いのか安いのか想像がつかない。雰囲気から察するところ量り売りらしい。取り合えず目に付いたチョコを10数個選んで聞いてみると10ユーロくらいらしい。これならもっと買ってみるかと都合40ユーロ分ほど買ってみたがそれなりの量であった。ショウケースの中に山のように並んだチョコを指差し確認で買うのがあんなに大変だとは思わなかった。ガイドブックにも出てて日本でも有名らしいが、日本人は買いに来ないんだろか?せめて英語くらい勉強して欲しいモンだなと思いつつも、イタリアだしなと納得出来るようにもなった。 帰国後、食してみたら旨かった。時折グラッパがコレでもか!!っていうくらい入ってるのがあるので子供には要注意である。子供たちに好評なのはオリンピックのオフィシャル・ストアで買ったチョコレート。土産物だし大した期待はしていなかったが、コレがトリノで有名なチョコらしく、日本でもニュースなどで流れていたそう。食べてみたら確かに旨い。いい加減な国民性ではあるが、どこで作ったかも分からない様な饅頭を土産物屋に並べ、それを有難がって買っていく日本人よりは、よほどマトモな国民なのかもしれない。

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