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テーマ:心と身体を癒す(31)
カテゴリ:at the moment
ほどほどに込み合った朝の電車に乗っていたら・・・、
都内某駅で、右手に白い杖を持った男の人が一人で乗って来た。 彼が、眼に障害を持つ人だということは、すぐに察っすることができた。 ほぼ同時に、遅れて降りようとした若い女性の腕が彼にぶつかった。 その直後、彼女は謝るどころか・・・、 そのぶつかった腕を、まるで汚いものにでも触れてしまったかのように拭った。 と、ほぼ同時に彼の様子に気付いて、席を譲ろうと立ち上がった女性が居た。 対照的な心の『状態』を、ほぼ同時に見た気がした。 誰かに見られているからという訳ではなく、 自分自身に、あまりにも誇れない行動をとってしまうことは、 とても不幸なことだと思った。 それに『気付けない心』の状態もまた、障害を持っているのだろう・・・。 世の中には、いろんな人がそれぞれの背景を抱え、様々なシチュエーションで生きている。 それぞれ違うから、考え方や行動が違ってくることは仕方がないと思う。(人間だもの・・・ね。) けれども、他人の弱さを知って、そこで(安心して?)自分のフラストレーションを晴らすような、 そんな『卑怯な行動』をとってしまうほど余裕のない人間(状態)には、 私は、なりたくない・・・と、思う。 きれいごと・・・なのだろうか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.02 22:26:58
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