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April 10, 2004
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カテゴリ:カテゴリ未分類
      
      言葉はシャボンのまくとなって

        宙を舞い 地面に落ちる


         それだけの運命

         それほどの運命


           ***

     





夕飯を食べながら、めちゃイケのヨモギダ君を家族で見ていた。
何を隠そう、ヨモギダ君の住む水海道市は私の家の隣町であり、
ヨモ高校は私の弟たちの母校なのだ!
この番組、馬鹿らしいんだけどほんと面白いので見ちゃう。

そして爆笑していると、

がちゃ。がちゃがちゃがちゃん。


玄関で不審な音が・・・。
一気に青ざめる家族。
もうみんないるのに。


「た・・・だいま」

我が家のどらえもん、だった!!
一人暮らしをはじめたものの、なんとなく寂しくなって帰ってきたようだ。

なんとなく思い出す。
私は初めて一人暮らしをはじめた日、もの寂しくて
書店で雑誌を数冊買い込み、気を紛らしていた。

心なしかちょっとやせたようだぞ、どらいもん。
一人暮らし初日からカルビを食らっていたと聞いたが
空耳だったか(笑)


          ***

たとえば自分が先生・親だったとして、
生徒にこんな相談をもちかけられたとする。

「私、人を殺したいんです」

ちょっと極端な例だが、私はこういわれたときに、
「ああ、そうなの?どうしてそう思うの?」
とまずは言える大人でありたいと思う。

「何言ってるの!ばかなこというんじゃない!」
一言目からこう言ってしまう大人になりたくない。


私は、人と話すことが大好きだ。
カフェ好きになったのも、もとはといえば人と会話する
場所だったからだ。
でも、これだけはいやだな、と感じることがある。
それは、話をさえぎられることと、
「共感の一呼吸」がないことだ。


人間だもん、同じ意見なんてありえない。
同じ想いなんてありえない。
でも。だけど。
自分とは正反対のことを、目の前にいる相手が話したときに、
「でもね・・」「私は違うと思う」
一瞬の間もなく切りかえすのはどうだろう。


世の中には、
正しい意見。
間違った意見。
共感を呼ぶ言葉。
誰も賛成しない言葉。
どう考えてもおかしい言いぶん。
100人みんなが賛同する言いぶん。


そこに人間がいるかぎり、
人間の数だけ、言葉はある。


それらを「正しい」「間違ってる」「おかしい」
判断する前に。
たった一瞬でいい。
「そう、そうなのね。。。。」と相手の目線に立って
「共感」すること。



「人を殺したいんです」という相談に、
「いいねぇ!」「素敵な考えだね」
と思う人間はいないだろう。
「この子大丈夫かしら?」
そう思う人間の方が多いだろう。


でも、その子の言葉は確かにそこにある。
いいとか悪いとか分類される前に、ただひとつのものとして、
そこにある。


共感の一呼吸。
ひっぱたいてお説教するのは。
あなた間違ってるよと指摘するのは。

そのあとでも遅くない気がするのだ。





        ***



 今日は、さっき読み始めた、田口ランディさんの新刊
「富士山」のあとがきが心に残ったのでのせたいと思います。
 今後の日本、どうなるんだろう・・・。


 もし、テロリストの標的となって破壊されたとき、
 日本人がもっとも傷ついてしまう場所はどこだろう?
 日本人が心のよりどころとして、
 守っている場所はどこだろう?
 ある議論の席上で、そんな質問が提出されました。
 そのとき、とても多くの人が「富士山」と答えました。
 富士山は、不思議な存在です。
 美しく輝く富士山を見ると、なぜか得をした気分になる。
 今日は富士山を見たよ、きれいだったよ、と
 誰かに伝えたくなる。
 だいじょうぶだよ、と、励まされる。
 生きろ、と呼びかけられる。
 そうやって、いったいどれほど多くの人を、
 富士山は救ってきたのだろう。
 とてもとても長い年月、日本人の心に希望を与え続けて
 くれた富士山。
 時代が変わり、文化が変わっても。
 私たちは、富士山を神々しいと感じる心をもちつづけている。
 とても素直に、ありがたく富士山を見上げる。
 それこそが、祈りだと、思うのです。







***************************

今、ページの全面リニューアルを考えています。
ソウル滞在中に出会った、今高校3年生の女の子、Chiseちゃん
に、このHPにのせるイラストを描いてもらおうと思うのです。

彼女は私が先に帰国する時、「思い出カルタ」を作ってくれました。
「キムチ」「ともだち」など、ソウルでの思い出に関する言葉を
絵にして、何枚ものカルタにしてくれたのです。
イラストはとてもかわいく、温かく、私は大好きでした。

いつもこのページに来てくださっている皆様に、彼女の素敵な
絵を味わってほしい気持ちもあります。

とても気持ちよく引き受けてくれ、「私の絵が見てもらえるのは
うれしい」と彼女談、ですので、楽しみにしていてください。

PS先日のどらえもんに関する文章には多くの意見をいただきました。また今度PART3をかこうかな(笑)













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Last updated  April 11, 2004 03:35:31 PM
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Tomomi1979

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 海のくまさん@ チン型取られちゃったw <small> <a href="http://onaona.mogmog…
 チ~フデス@ Re:移動します(06/11)  いつも楽しみに拝見させて戴きました。…
 yukina♪@ Re:移動します(06/11) 靴の紐を結びなおすのですね(o^^o)。 と…
 ちかこ20025390@ 足跡ぺたり こんばんは 世につれ 人につれ 変わ…
 Milky5555@ Re:ブリジットジョーンズの日記2(03/21) お久しぶりです♪TOMOちゃんも見たんだね~…
 はじめ@ おっつー なんか一人暮らし満喫してるみたいだね! …
 hisa@ Re:私の個人的な悩み(02/15) ウィスキーボトル空けるってのは冒険しす…
 Milky5555@ ご無沙汰です TOMOちゃんの新しい1年(^▽^) 同じ場所に…

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