まことのまこと
このところ、自分の生き方を深く追求することになった。自分は何のために芝居づくりを続けているのだろう?「社会を変えたいから」一昨年の冬、モスクワで語った。「なら、政治家か、市民運動家になるべきね」そうか、そういうことか・・・。自分は芝居を創るべき人間ではないのか?そう思いながら、昨年は大きな仕事を手掛けた。去年、子どもたちだけで、150人以上と舞台を創った。いろんな子がいた。生きる力を与えたいと思った。芝居を創りたい理由なんて、あまり見つからない。「創らないではいられない」ただ、それだけ。社会が変わったら、芝居を創らないのか?そんなの、変わってみなきゃ、わからない。狂気もなく、犯罪もなく、戦争もない社会。私も願ってる。最近、地球村のフリーライターMLで、高木さんの言葉をもらった。嬉しい・・・、だって、私の心の師だから。「私は、未来を知ってる。絶望してるから、笑顔が生まれるのです。」愛・地球博で、語っていた。私は高木さんのようにはなれないけど、諦めてはいないよ。私自身は、物質(Matter)、エネルギー(Energy)、空間(Space)、時間(Time)を総したメスト(MEST)と、常にかく乱し合っている。痛い目にあって学んでいる。いつか、この身は滅びるけど、私自身は変化し確実に学んでいくのがわかる。でも自分の思考が時々変化してしまうから、崇高な思考をキープしたい。そう、誰かの背中を追いたかった。でも、ありがとう。わかったよ。私に自分を大事にしてって言ったワケ。自分が大事に出来てないと、家族をも大事に出来ない。家族をも大事に出来ないと、仲間をも大事に出来ない。仲間をも大事に出来ないと、社会をも大事に出来ない。社会をも大事に出来ないと、生命体をも大事に出来ない。生命体をも大事に出来ないと、物質宇宙をも大事に出来ない。物質宇宙をも大事に出来ないと、自分自身をも大事に出来ない。自分自身をも大事に出来ないと、至高が大事に出来なくなる。結果、すべてが大事に出来なくなる。宮澤賢治が「すべての人が幸せでなるまで、私の幸せはない」と残した。高木さんは「すべての人が幸せにすることが、私の幸せ!」と言った。まことさんは「私の幸せが、すべての幸せ」と言いたかったんだね。ありがとう。誠意ある生き方が出来るよう、自分を大事にしていくよ。