銀の裏地

2013/03/29(金)23:47

先生向けブックトーク講習会

外部講習会(37)

 市内の小学校の先生方の研究会へゲスト講師としてお招きを受ける。仲介は図書館。テーマは「ブックトーク」。  どの学校からも満遍なく先生が見えるのかと思いきや、図書部に属する先生のみということで、たとえばうちの学校の先生はいなかった。あらあら。  ブックトークそのものの説明はかんたんに、むしろ学校で行う意義、学年ごとの内容の違いなど、先生方に今すぐ伝えたい事に内容をしぼる。  3年生向け「へんしん!せかいいち」はシナリオを配布。これはこのまま誰でもできるライトな内容。そして同じテーマの5年生用「変身!」を実演。『変身ものがたり』の装丁者・安野光雅さんが市内の小学校の図工の先生だったエピソードを盛り込む。  そして本日スペシャルメニュー「4年生用ブックトークのために」。  今の小学校では子ども自身にブックトークに取り組ませる、という単元があるのである。4年生国語。昨年ナンのクラスでの授業協力体験を元に、子どもとの質疑応答を中心に、どう取り組ませるかという話をした。  おまけは先生向けミニトーク、というかセールストークに近かった。「調べ学習紙芝居」をメインにした、「たのしい調べ学習」。学問に王道はないけれど、授業をわかりやすくする工夫はいくらでもできる、たとえばこんな。ブックトークの形を借りていなければ、不遜にも押し付けにもとらえられかねない内容だったかも。でも目の前に商品があれば、お客は「こんなものがあるのか」と物のほうへ集中してくれる。一応自己紹介のときに、授業支援をする雑誌の編集者でしたと名乗ったしね。  司書さん向けではない、ブックトークってどんなもの?という人向けの本を作ってみたいのだけれど、需要はあるかしらん。先生と親向けね。とりあえず紙芝居、という話をかん子さんとはした。 人気ブログランキングへ  

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