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2005.10.20
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カテゴリ:本・映画
全ての物事はスイッチで始まり、スイッチで終わる。
18歳の坊やに教えてもらった本です。
スイッチの本。

何も考えず、ただスイッチを押すだけで自分の思い通りに何でも操れる。
ゲーム、パソコン、テレビ、照明あらゆることをスイッチを押すだけで簡単に操作できることは果たして「便利」という一言で終わらせて良いのか?
スイッチによる子供の心理に関わる危険性とはどのようなことが考えられるのか。
スイッチからあらゆることを考えさせられる本。
らしいのですが、そのタイトルが解らない。作者もわからない。
ネットで検索しても、探しきれない。

誰かこの本のタイトル解りませんか???


もう一つは、天才落語家古今亭志ん生師匠の
『 なめくじ艦隊 』彼の半生が綴られている一冊です。

落語家の本を読んだことはありません。
落語は聴くけど、それほど深入りしたことはありません。毎週ラジオ放送を聞く程度の浅く膝下まで浸かっている状態。
落語家の人物を知りたいと思ったのはこの人が初めてです。テレビで取り上げられ放送していたのをなんとなく見ていました。
違いますね。落語の質っていうのかな?
一観客としてほかの落語家さんと聞き比べると、客に気を使わない落語。我が流でさらさらと流す。ひとりでさらさら流れていますが、客が話しに乗ってきて笑い出すと、その流れが大きくなり、小さな小川が大河になるって言う感じ。日本の激流とは違うんですよ。ヨーロッパに流れる静かに波打たず、まるで湖のようだけど、水中ではちゃんと流れがある。そういう落語でした。
付いて来るなら付いて来ればいいけど、来ない奴は別に来なくてもいいよ。というそっけなさがあるけど、ちゃんと笑いの間は取ってくれる。お客さんも笑いはするけど、続きが気になる。静かな会館に響く師匠の語りと師匠に気を使う客のやりとりがなんとも微笑ましい。
器の大きさを感じ取ることが出来ました。すごい人。
是非師匠の本が読みたい。師匠の考え方を知りたい。得るものは大きいはず。

二冊とも図書館には無いし、近くの本屋にも無いと思います。
とりあえず、その本と出合う機会があるまで、のんびり待ちたいと思います。
こっちが読みたいと思っていたらその内ひょっこり出てくるでしょう。

あと、前にアンソニー・ホプキンスとニコール・キッドマンが出演した作品。「白カラス」という映画の原作が読みたいです。
フィリップ・ロス著『ヒューマン・ステイン』

正直読みたい本なんてキリがないです。





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Last updated  2005.10.20 14:36:14
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