貴田乃瀬
昨年の夏のボーナスは北京ダックを食べに行きましたが、今年は料理のおいしいと評判の割烹へ。予約が取れたので中華と同じメンバーで行って来ました。全員車を家に置いてから集合。飲む気満々の男5人。タバコも吸わないし、酔っ払いになる人もいない。おいしく料理を頂ける環境が整った。お店は大将のブログを。創作料理とそれにあったお酒を大将のセレクトで頂くという感じでしょうか。お店はカウンターに8人程度、テーブル席2つ、座敷2つといった小さなお店。お品書きは毎日変わるのか、筆書き。値段も書いてありませんし、お酒のリストもなし。ちょっとドキドキする。お客が少ないときは、カウンタ越しに大将がお勧めしてくれる料理を食べれば、試作品やら旬を越えた料理にめぐり合える?お酒も大将が全国行脚したり、蔵元や酒屋さんと懇意にしてセレクトしているだけに、普段飲むお酒とはちょっと違っていて楽しみ。この日はお店が一杯だったので、お酒はお任せして、料理をメニューから注文。 〆鯖 身が厚くて、柔らかくて、酢がきつくない。こんな〆鯖は初めて。 身が白くなってしまったものとは別物です。 刺身よりも刺身。大将の手が入っている極上の刺身と言っておこう。 他のブログでも好評の一品。 炙り鯖 そんな鯖を、塩振って炙ってある。 炙って脂を表面に浮き出させることで、濃厚に仕上がる。 一切れを3口くらいかけてゆっくり味わいたくなる。 塩と脂のハーモニーを堪能した後、辛口のお酒を。 宇宙一美味しい食べ物認定? 大根と油揚げのゴルゴンゾーラ仕立てミルフィーユ風 イタリアから帰任したばかりのS氏がオーダー。 大根の煮込みと油揚げを重ね重ねしてパイ風に。 出汁のさっぱり感にチーズのしっかりした味がマッチ。 食べるときにナイフとフォークが欲しい・・。 甘鯛の煮込み 昆布ベースに甘鯛をやさしく煮込んでいる。 出汁をググーっと飲み干したくなる。 付け合せの椎茸をさっさと口に入れてしまった。 きんきのあら煮 常連さんのブログに寄れば強火で仕上げるんだそうです。 あめ色にあったお頭の部分をしゃぶってしみました。 みんな煮魚食べるの下手です。 中国で培った、骨をしゃぶってから「ぺっ」って日本料理的にはNG。 でも美味しいところを、残さず食べるにはやっぱりこれ。 牛詰めペンネ トマトソース この店に何度か来ているY氏のお勧め。 香辛料たっぷり、オリーブオイルたっぷりの完全洋食。 ワインが欲しくなる。私的にはこの店ではもっと食べたいものがたくさんある。ボーナス時にはまた行きたいと思います。