変電所
お休みの日。近所からバスに乗って10分あまり。山の手にある変電所を眺めに出かける。夜間は電灯が灯るらしいので、ぜひそれを見たいと思ったのだった。変電所を見下ろす喫茶店にて、午後5時過ぎから夕暮れを待つ。座ったテーブルよりも窓側に2人連れがいるのがちょっと残念だけど。眼下の街並みには程なくして灯りがつき初め目的の変電所はまだかまだかと少し早めの夕食、ハンバーグ定食を食べながら待ちわびる。しかし、待てど暮らせど灯りは灯らず結局日が暮れても真っ暗なままだった。店の人に聞くと、「え?電気ついてましたよ。ついてないんですか?それは知らなかった」とのこと。いつからつかなくなったんだろう。とても残念。書こうとしている小説で、その夜景の風情を描写しようと思っているのにうまくできないのでわざわざ眺めに出かけたのに。もうネット学習で書くしかない、、、と思ってネット検索しても画像見つからず。この前はすぐに見つかったのに。なんで?店の人によると、オレンジ色の光だったとのこと。ほら、あそこの六甲アイランドに点いてる光みたいな感じでしたよ、と。六甲アイランド南端には確かにオレンジ色の光が灯っていた。ああいう感じなんですね~と返したが、悲しいことに非常に遠かった。こうなったらもう、工場萌えをイメージして書いてみようっと。きっと、似てるんじゃないかな。それはともかくとして単に夜景を見る目的であれば、その喫茶店は非常に好ましい感じだった。住宅街の外れにあるのでたぶんあまり混まない。平日7時までなので時間的に苦しいけど何はなくともまた今度行ってみようと思った。