第6章【実践編】30日チャレンジ概要──目的とルール
本日のランニングはじめに<目的>慣化とデータ取得。30日で「自分に合う朝の炭水化物量」「運動前後の補給パターン」「必要プロテイン量」を見つける。 <基本ルール>①毎朝同じ条件で体重測定(起床→排尿→同じ服装)、②食事は写真+簡易記録、③週1で体組成or写真、④記録は最低30日分保管。⑤短期の上下に振り回されないで7日平均を重視すること。朝食①1. 30日チャレンジの週間サイクル ①月曜:評価日/計画立て 週の目標(カロリー目標か維持/−250kcalなど)を確認。前週の7日平均と照合。 火曜:重めの筋トレ(強度日)+運動前炭水化物(中量) 水曜:軽め有酸素 or 回復日(炭水化物少なめ) 木曜:筋トレ(ボリューム中)+運動後のプロテイン重視 金曜:高強度インターバル or 有酸素(炭水化物は中〜多め) 土曜:自由日/チート日候補(ただし週トータルで帳尻) 日曜:回復日+週次レビュー(7日平均を記録) ②毎日の簡易チェック(朝ワークフロー) 1) 体重測定(起床→排尿→同じ服装) 2) 朝の自己評価(睡眠・気分・筋肉疲労:1–5) 3) 記録:写真(週1)/食事写真(毎食)/運動ログ ③判定ルール> ・「見た目改善のためには機能を犠牲にしない」こと。 ・筋肉・睡眠・気分が崩れたらレンジを緩める。 ・指標は最低14日分で判断。短期の上下で決めない。 ④運動前後の補給ガイド(すぐ真似) 1) 運動前(軽中程度:30–60分) 目安:炭水化物20–30g(バナナ1本、トースト半〜1枚、オートミール30g)+カフェイン(好みで) 目的:エネルギー維持、集中力アップ。朝イチで強度高めなら必ず少量は入れること。 2) 運動後(回復) 目安:タンパク質15–25g(プロテイン一杯)+炭水化物20–40g(運動強度による) 目的:筋グリコーゲン回復と筋タンパク合成の促進。高強度や長時間なら炭水化物は増やす。 3) 軽い家トレや散歩:補給は不要〜少量のタンパク質で可。 ⑤プロテイン量の実用目安 ・日常維持〜減量中:体重×1.6g/日を最小目標(例:60kgなら約96g/日)。 ・筋肥大期や高強度トレ:体重×1.8〜2.2g/日(可変)。 ・分割:朝・運動後・寝る前の3回に分けて摂ると吸収面で安定。運動後は速やかな20g前後が実務的。 ⑥朝の炭水化物調整(実験隊式プロトコル) <フェーズA(Week1-2)> 朝はヨーグルト中心(少量の果物)で試す。記録ポイント:昼のエネルギー感・午後の集中力。 <フェーズB(Week3-4)> 朝に炭水化物を20–30g追加(バナナ/トースト/オートミール)して同指標を比較。 <判断基準> 昼のエネルギー感が明確に改善するならその量を継続。 逆に体脂肪の傾向が悪ければ量を微調整。 必ず7日平均で判断。朝食②2. 週単位の食事例(チートを含めた管理法:実用テンプレ) <基本方針> 週トータルでカロリーを合うよう意識。チートは週1回許容だが、週の合計で帳尻を合わせる。 <例> 維持〜緩やか減量(TDEE−250kcal前提) ①月〜金(制限日) 朝:プレーンヨーグルト+ベリー+ナッツ or オートミール+プロテイン (炭水化物は調整フェーズに合わせて) 昼:鶏胸肉or魚+野菜たっぷり+玄米100–150g (炭水化物量は目標に応じて調整) 間食:プロテインシェイク or ギリシャヨーグルト 夕:サラダ+良質なタンパク源+少量の炭水化物 (または炭水化物を軽めにして脂質を調整) ②土曜(チート日/リフィード候補) 朝:好きなもの(パンケーキなど)を楽しむ (ただし上限ルールを設ける:普段のカロリーの2〜3倍を上限の目安に) 昼:外食OK(写真で記録) 夜:楽しむが翌日は軽めに。チートの後は運動を入れるのが理想(筋トレや有酸素)。③日曜(回復) 朝:タンパク質中心+果物少量 昼:軽め(サラダ+タンパク質) 夜:通常メニューに戻す。週の合計を確認して次週をプラン。昼食3. 簡単レシピ例(時短・実用) ①朝のパワーボウル(標準) オートミール30–40gを豆乳で煮る→プロテイン15–20g混ぜる→ベリー少々+ナッツ。 ②運動後リカバリースムージー プロテイン1杯(約20g)+バナナ半分+水か牛乳200ml+氷。 ③夕のタンパク質メインワンプレート 鶏胸肉のグリル(塩胡椒、ローズマリー)+蒸し野菜+玄米100g。 ④高タンパクおやつ(簡易) ギリシャヨーグルト+プロテイン10g+蜂蜜少々。4. 評価と調整(30日後のレビュー) 1) データを見る 7日平均体重、体脂肪トレンド、写真、運動パフォーマンス、睡眠・気分の平均を比較。 2) 結論ルール 機能(睡眠・気分・パフォーマンス)が落ちていなければ現行の食事法を継続。 落ちているならカロリーを+250kcal/日または回復日を増やす。 3) 継続案 良い結果が出たら「12週間プラン」に移行して微調整しつつ持続。 4) 注意点 ・個人差:プロテイン必要量や炭水化物の最適量は個人差が大きい。まずは実験してデータに従う。 ・極端な断食や過度な運動は避ける。持続可能性が最重要。 ・女性は月経周期で必要量が変わることがあるので、周期もログに入れると最適化が早くなる。夕食5. Ritaの今後 これまで第1章から第6章にかけて、自分の体をリ・デザインする方法を紹介してきました。 紹介した内容は、さまざまな文献や実践例をもとにまとめたものです。 まだ全てを完全には実践できていませんが、日々の生活に少しずつ取り入れて「実験」を続けていきたいと思っています。 様子については、週単位で経過や気づきをシェアしていく予定です。 今後は、自分の体の変化や生活習慣の改善を記録しながら、無理なく持続できる形でアップデートしていきます。 読んでくださる方にも、参考になった部分を取り入れてもらえると嬉しいです。6.今日の記録<運動の記録> 基礎トレ10分 ジョギング 20分 Yoga 10分 <食事の記録> 朝:明太茶漬け、きんぴら、鱈の甘辛焼、サバの塩焼き 昼:鳥もも肉グリル、トマト、きゅうり、バケット 夜:スフレオムライス<カロリーの記録(アプリ推定)> 摂取:合計2169kcal(+656) 消費:合計375kcal(適正)<体の記録(朝一)> 体脂肪率:25.0% 筋肉量:36.6kg 基礎代謝:1135kcal<参考情報> 年齢:35歳 身長:163cm 体重:51.8kg(朝の空腹時)7. どうしてこんなに健康熱心なのか?それは「とむりた散歩」のため!!!ということで、YouTubeはこちら👇 < 毎週、金曜or土曜21時UP予定! > ▶︎「ちょっと今回の編集はいい感じかも!?」→ vol.7神保町 NEW ▶︎「たまにはサクッと気軽にフォトウォーク」 → vol.6広尾 ▶︎「まとまりが出てきたと!?とむりた散歩!」→ vol.5浅草 8. 次回予告今後は日常の記録をベースにしながら、動画配信に関連する話題を多めにお届けしていきます。もちろん、「リ・デザイン」による実践結果も定期的にシェアしていきます!