「DIYのめんどくささ」と「2人の奮闘」
祖父母が使っていた家具を受け取り車に詰め込む「せっかく物を減らしたのに、また増えた…」家に戻ってきたTomさんの第一声に、私は正直ギクッとした。まぁ、無理もないか。今日、レンタカーを借りて桐ダンスを取りに行った。それだけじゃなく、ローテーブル、化粧台、二段の引き出しも一緒に。思ったより量が多くて、1回じゃ運びきれず2往復することに。部屋に入れたときのTomさんの感想が「もの減らしたのに、また増えた」だったわけだけど、これにはちゃんと理由がある。桐ダンスの2段分をキッチンカウンターにDIYするつもりだから。そのために、タイルを貼るための台を作る計画も立てていた。せっかく車を借りたし、このタイミングで材料を揃えておきたい。そこでTomさんにホームセンターまで付き合ってもらった。ホームセンターにてサイズ検討中DIYって、案外お金かかるし、面倒…DIYに夢を見がちな私と、めんどくさがるTomさん。この組み合わせ、意外とバランスが取れているのかもしれない。私は「桐ダンスに直接タイルを貼るのは避けたい」と思い、ベニア板や囲いの板をオーダーカットすることにした。「こういうの、一回やってみたかったんだよね」ワクワクしながらサイズを考え始めたものの…「何センチにしたらいいんだ…?」モヤモヤ考えていると、Tomさんがサクサク計算して、さっさと数字を出してくれた。「だからDIYって嫌なんだよ~」「やるならきっちり数字詰めたいし、めんどくさいんだよなぁ」なんて文句を言いながらも、私のアシストをしてくれる。タイルや木材選びも一緒にやってくれた。結局、紙やすりや蜜蝋ワックスなどのメンテナンス用品も含め、トータル7,000円ほどの出費に。「DIYって案外お金かかるなぁ…」そう思いながら、満足げに買い物袋を抱えた。「なんだかんだ、最後まで付き合ってくれる」 埃を払い、水拭きし、蜜蝋ワックスを塗りました帰り道、渋滞に巻き込まれながらも、レンタカーの返却時間には余裕を持って到着。Tomさんは、渋ったり、思ったことをすぐ口に出したりするけど、なんだかんだ最後まで付き合ってくれる。「えー、ここで突っ込まれたか…!」って思うことはあるけど、そのあともちゃんと一緒に考えてくれるし、気づいたら一緒にやってくれている。ありがとう、Tomさん。さて、準備は整った。これがどんなクローゼットやキッチンカウンターになるのか、楽しみです。(続く)