生命保険料の中身 価格差には理由があった
まあ・・生命保険に限らないことですが、ほとんどの場合、「価格差は経費の差」・・なんです。 自分の頭で考える生活設計。裏岩手に遊ぶ。 2017.9.24三ツ石山より岩手山を望む。 ん・・?ん・・?お食事中 申しわけないけど、大自然の中で、肌を露出し過ぎ・・かも。(時々、山でも見かける光景です)余計なお世話かもしれませんが、「マダニ」に注意しましょう。マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を予防するためには,マダニに咬まれないようにすることが重要です。マダニの活動が盛んな,春から秋に多くの発生が見られることから,農作業やレジャーなどで,森林や草むら,藪などに入る場合には十分注意しましょう。森林や草むら,藪など,マダニが多く生息する場所に入る場合には,肌の露出を少なくしましょう。 登山の場合は、なおさらです。生命保険の価格差の理由同じ内容の保険商品であっても、生命保険会社によって、その生命保険料は明らかに異なります。大部分の保険会社は保険料の内訳を公表することはありませんでしたが、ネット生保のライフネット生命が詳しく公表しています。たとえば、定期保険(掛け捨ての死亡保険)、30歳男性・1,000万円・10年・・では、保険料は1,320万円/月で、その内純保険料(保障の原価)は812円、付加保険料(保険会社の取り分)は418円です。で、他の生命保険会社は非公表ですが、同じ商品であれば原価は同じなので、30歳男性・1,000万円・10年の定期保険は、どこの会社でも純保険料は812円・・ということになります。日本生命と住友生命で30歳男性・1,000万円・10年の定期保険の保険料を確認してみました。日本生命:2,800円/月住友生命:2,600円/月 ・・でした。(日生は15年だったのでもう少し安くなるかも)保険料がいくらであれ、原価は812円です。引き算することで、保険会社の取り分が分かります。日本の老舗の保険会社の取り分がとんでもなく大きいことが分かります。保険料が2,600円/月だとして・・10年間でどれだけ余分にお金を払うか?2,600円 - 1,320円 = 1,280円1,280円 × 12月 × 10年 = 153,600円・・ということで、15万円余分に払います。比較検討せずに、保険屋さんの言いなりになっていれば、15万円余分に払います。・・と まあ、これで終われば、ライフネット生命のお手伝いになってしまいますが、最後に、最も肝心なお話をします。商品はしっかり比較検討することが必要ですが、それは、その商品を買う必然性がある場合・・です。この定期保険・1,000万円・10年という商品が、そもそも自分に必要なのか?・・を、徹底的に検証してみる必要があります。一般的に必要な死亡保障額は将来に向けて減っていくので、収入保障保険のような三角形の保障が合理的です。 (定期保険は四角形)さらには・・その三角形の保障でさえ不要な、(幼児や赤ちゃんがいても不要な)健全な家計はいくつもあるのが現実です。そのような場合は、生命保険会社の経費の差ではなく、生命保険料そのものが(全額が)、余分に払う・・とかではなく、ただの・・お金のたれ流しになります。2,600円 × 12月 × 10年 = 312,000円あるいは・・1,320円 × 12月 × 10年 = 158,400円不要なのに加入していれば、31万円なり、15万円なりを、10年間でたれ流すことになります。「保険加入=一定期間の保障を買うこと」その期間が経過すれば、払ったお金は無くなる。「保険加入=お金を失うこと!」本来、保険は素晴らしい仕組みです。「わずかなお金で万が一に備えられる。」ところが、大部分の日本人は、素晴らしい仕組みとして利用できていません。「万が一」以外のことに大量に加入していたら、「わずかなお金」では決して済みません。結局、生涯をかけて大量にお金をたれ流している人の・・なんと多いことか。まあ・・基本、生命保険には入らないことだべ。 ・・っと。〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて16年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jpメール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。