武田つとむファイナンシャルプランナー事務所 岩手 盛岡駅前

2006/11/11(土)15:23

差額ベッドで脅される、すなおなオバカさん

生命保険(2124)

知らない内に、差額ベッド料を取っていた病院。 某 東京女子医大病院・・のお話。 01年に心臓手術を受けた女児が 死亡した事故で、 隠蔽目的でカルテ改ざんを主導した 元担当医(50)が、15日付けで 保険医登録取り消し処分になりました。 東京社会保険事務局と厚生労働省と 東京都が合同で、死亡女児を含む 患者31人分の記録を監査しました。 ・・その結果、同病院も 監督責任などを問い、「戒告」処分に・・。 その・・監査中に発覚したもののひとつが、 「差額ベッド料の徴収」・・です。 取ってはいけないモノを取っていたんですよ。 院内感染防止のために個室に入院させた患者から、 差額ベッド料を徴収していました。 これ、私たち消費者は払う必要がありません。 治療上の必要性から・・とか、 病院の都合で・・とかいうことで個室に入った場合、 差額ベッド代を払う必要は、まったくありません。 差額ベッド代は・・、 「こんなきゅうくつな6人部屋なんていやだ。  お金は払うから、ゆったりした個室に移して。」 ・・なんていう人が払うモノですよ~。 本人の同意がなければ、払う必要のないものです。 保険会社は脅かします。 「差額ベッド代は、一日平均○万円かかります。」 ・・ウソは言っていませんから、法には触れません。 ・・が、 平均金額がいくら高かろうが、関係ありません。 私たち一般消費者が負担するお金ではないから・・。 保険は「不安ビジネス」ですから・・、 消費者がどんどん不安を感じてくれれば、 商売が繁盛することになっています。 払う必要のない「大きなお金」を見せられて、 すなおに・・、「不安!」・・って思ってしまうと、 「永遠のおバカさん」誕生!・・ですよ~。 質問・感想など、気軽にどうぞ。 できるだけ早めにお返事します。

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