武田つとむファイナンシャルプランナー事務所 岩手 盛岡駅前

2008/04/15(火)16:29

学資保険の加入を検討中? ・・オバかさんです。

貯蓄(1102)

硬直的な、かたぁ~いアタマ・・です。 顧問会員のUさん(30代)    (相談:ライフプランニング) Uさん・・、今日のお昼休みに来所・・。 仕事の途中で駆けつけて顧問会員になりました。 時間のない中・・、 ・顧問会員が受けるサービスの説明 ・顧問会員と当事務所の関係の説明    顧問会員は「お客」や「顧客」ではない    顧問会員と当事務所は対等な「身内」 ・覚書きの取り交わし ・年間顧問料:36,000円入金 ・保険証書&住宅ローン償還表のコピー ・ヒアリングシート&提出書類の説明 ・作成する資料(キャッシュフロー表等)の説明 あっと言う間に、会社に戻る時間に・・。 あとは、ヒアリングシートを記入してもらって、 その後に「現状診断」になります。 主に相談したい内容は・・、 〇生命保険 〇住宅ローン ・・とのことでした。 武田FP 「今・・保険料は、いくらぐらい払っていますか?」 Uさん 「・・ん、だいたい・・、・・・ ・・・ 。」 把握していない・・ようです。 武田FP 「うん、確実にムダな保険料を払っていますね。」 Uさん 「あと・・今、学資保険を検討しているんですが。」 武田FP 「・・はい、おバカさんです。」    顧問会員と当事務所は「対等」な「身内」の    関係で・・つい、さっそく失礼な発言を・・。 『子どもの教育資金準備は、学資保険!』 ・・などという硬直的な考え方をしていると、 人生の色々な局面で損をします。 今、学資保険を契約するのが なぜ・・おバカさんか? 1 「保険」で貯蓄は損    保険と名前が付く商品は、必ず    何らかの保障が付いている。    その保障のためのコスト負担分が    保険料に反映される。    ( よけいなお金を払う )    余計な負担をせずに、シンプルに    貯めた方が効率がいいに決まっている。 2 低金利時に「長期商品」の契約は損    現在の保険の予定利率は史上最低。    最低の利率を固定することになり、    大損をする。    将来・・同じ給付を受けるために    割高な保険料を払い続けることに・・。    長期商品 = 1年超の商品    学資保険は、18年もの長期商品    「私はこの低利率でガマンします!」    ・・というおバカさん契約。 ・・ということで、 商品名で釣られてはいけません。 ( 硬直的な、かたぁ~いアタマ・・です ) 学資保険も個人年金も同じこと。 ついでで・・申しわけありませんが、 やはり・・学資保険について ブログにカキコをいただいています。 おおゆきさん・・から。 「学資保険検討中」    こんにちは。教えてください。    まさに今、    学資保険の加入を検討しています。    共働きなので、母(37才)が息子二人、    11歳(4月生)と8歳(2月生)の    ソニー生命で満期金300万円、    18歳受け取りを考えています。    見積もりを取ったところ、    二人分の支払額が年間70万くらい。    現在母は、    共済の医療保険(死亡時600万円)    しかないので、    死亡保障にもなるかなと考えているのですが、    読ませていただいているうちに    迷いはじめました。。。    ソニー生命の学資保険は    元本割れはないようにみえるのですが。。。    貯蓄がオススメですか 情報不足・・です。 払う保険料の掛け算・足し算した結果は?  情報不足で・・判断が難しいですが、 お母さんの医療保険も要らないと思います。 死亡保障も要らないと思います。 元本割れしない学資保険は・・、 ソニーとアメリカンファミリーぐらいかと思いますが、 割れなければいいというものではありません。 利率がいい時期と比較すると、 たいへんな差! ・・です。 ( 数十万円~百数十万円 ) じゃあ・・どうするか? 元本保証でなきゃいや!・・という人は、 ●定期積立て ( 期間1年 )    毎月一定額を積立てます。    1年たったら・・定期預金に。( 1年定期 )    ・・その繰り返しです。    市場金利が上昇すれば、いっしょに    乗っていけます。    余計なコスト負担やリスクも無しに、    自前の『元本保証利率変動積立て』で、    教育資金や老後資金に備えられます。 少々リスクを取ってもいい・・という人は、 ●低運用手数料・低分配の投資信託    対面販売で買うと・・高コスト投信を    勧められます。(銀行や大手証券)    運用手数料の安いインデックス投信で。    頻繁な分配でロスの多いモノは避けて。    3%~5%運用を目指します。 《 消費者の方へ 》  質問・感想など、気軽にどうぞ。 できるだけ早めにお返事します。   《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は 所属企業・団体名、所属部署、姓名を名乗り、 勇気を持って、正々堂々と お願いします。私は、個人が特定できる状況で発言しています。 勇気もない無責任なコメントは、固くお断りします。

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