武田つとむファイナンシャルプランナー事務所 岩手 盛岡駅前

2019/07/09(火)17:25

☆40歳で貯蓄2000万円無いと危ないでしょうか?

貯蓄(1087)

友人に言われました。 ​​​​​​​​​​   ※それぞれの状況が異なる。     一律に考える必要は無い。       自分の頭で考える生活設計。 ​​​​発見したばかりの Q&A記事を取り上げて、​​​​コメントしています。 Q 40歳です。  4人家族。 貯蓄1500万です。 マイホーム購入済み。ローン払ってます。 ​​​​​​​​​​   ※住宅ローン返済中でいながら、     貯蓄が1500万円もあるのは、     ちょっと・・変です。     「貯蓄利息<借金利息!」     借金返済がある場合は、貯蓄を     減らしても借金返済をした方が、     生活設計上・・お得です。     友人に40歳で2000万以上の貯蓄額無いと やばいよって言われました。 ​​​​​​​​​​   ※一律に言い切れることでは     ありません。     各家庭によって、     状況は大きく異なるので、     貯蓄が多ければいい・・とは、     単純に言えない。 毎月ローンも払い、子供の習い事もあり、 今までコツコツと貯めてたように貯めるつもりです。 ​​​​​​​​​​   ※繰上返済にも回した方がいい。 因みにマイホーム購入時1000万ほど頭金にしています。 ​​​​​​​​​​   ※1000万円だけでなく、     もっと出した方がよかった。 40代はもっとお金持ってるものでしょうか? ​​​​​​​​​​   ※それぞれの事情や状況によります。     貯蓄額の絶対値に拘る必要はない。     いつ時点にいくらの貯蓄?     ・・ではなく、     自分たちの一生を俯瞰して確認する     作業をやっておけば、     いつ時点で貯蓄がいくら?     に拘らずに人生をやっていけます。     つまり、生活設計をしようということ。     キャッシュフロー表を作ろうと     いうことです。     自分たちの一生が見えてしまえば、     他人の貯蓄額がどうだとか     いちいち気にしないで済みます。 Aローンがいつ返し終わるかにもよりますが 少ないとは思いません あと、シニアになってからも働く、 働かせてくれる業種なら貯蓄が少なくても 収入を得る期間が長くなるので大丈夫です A住んでいる地域にもよるんじゃないでしょうか・・・? 東京のほうの方なら、 1500万の貯金は少ないかなとは思いますが、 地方の方なら、問題ないかなと思うような額です。 お子様の大学資金等考えると、 今から貯金があるにこしたことないですが、 仕事をし続けているなら、収入でカバーもできるので、 やばいという範囲ではないかなと思いますよ。 ちなみに、40代平均貯金額950万だそうですよ。 Aお子さん2人なら大学進学時に教育費で2000万ぐらい (奨学金を利用するならその半分ぐらい)、 それ以外に60歳でローン完済した後の老後用貯蓄が 2000万あれば、 子供にも不自由させず進学させられるし、 自分たちも最低限の老後生活はできると思います。 退職金込みで2000万なら、 今のペースで貯蓄していけば悠々達成できるのでは? 40代ではある程度の貯金は必要でも ご友人がヤバいと言うほどまでは必要ではないと 思います。 住宅ローン中なら団信も加入しているだろうし、 病気の時も医療保険の入院通院補償や ​​​​​​​​​​   ※医療保険加入は確実に損を被る。     確実に損だから加入しない方がいい。     (当たり前) 健保組合の傷病手当や高額医療費控除などを利用すれば ある程度の貯蓄があればなんとかなります。 ​​​​​​​​​​   ※貯蓄があろうが無かろうが、     医療保険加入は確実に損なんだから、     加入しない方がいい。 住宅ローンを60歳時点で繰り上げ完済できないとか、 ローンに退職金を全部突っ込まないと返せないとか、 そもそも雇用が不安定で 退職金や60歳以降の再雇用が見込めないとか、 コツコツ貯蓄も出来ない経済状況や浪費癖などがあれば、 そういうご家庭はもっと貯蓄を頑張らないとヤバいです。 しかしあなたのご家庭でヤバいとは思いません。 コツコツ貯蓄できているなら特に心配しなくてもいいと 思います。 あと20年で4000万貯めるとして年200万の貯金、 月10万+ボーナス時に40万づつ貯金するなどで達成でき ますし、現在の貯蓄からすると きっとそれ以上のペースで貯蓄していらっしゃいますよね。 それに加えて 退職金や再雇用も見込めるのなら老後は余裕でしょう。 ​​​​​​​​​​   ※・・のように、見えない状況で、     想像で考えるのではなく、     きちんと生活設計して考えましょう。     自分たちのキャッシュフロー表を     作ってみよう。 ​​​​​​​​​​   ※参考までに、30代で     2000万円近い貯蓄がありながら、     途中で家計破綻してしまう・・     そんな、     顧問会員の事例を掲載します。 S家 現状診断時のキャッシュフロー。 ​2019.6.7​    ※3人の子供たちの教育費がかかる時期、      資金不足におちいります。      現在2000万円近い貯蓄があるのに、      なぜか、人生が成り立ちません。      S家は、マイホーム取得を希望して、      当事務所の顧問会員になりました。      S家が現状のまま、      マイホーム取得に突っ走っていたら、      とんでもないことになっていました。      相談相手が当事務所ではなく、      直接ハウスメーカーに行っていたら?      ゾォ~ ・・っとします。      さあ!       ここからがFP事務所ならではの、      本当の仕事です! (武者震い!)    ※上記グラフの根拠になる      キャッシュフロー表です。      左が現役、右が老後です。    ※読者の皆さんはぜひ、マネをして      自分のものを作ってみてください。      きちんと、生活設計をしましょう。    ※現役のキャッシュフロー表の拡大です。    ※子どもが3人なので大変だと思いますが、      妻が専業主婦のままでは厳しいと      思われます。      数年後にパートに出ることができれば、      かなりの改善が見込めます。    ※老後の拡大です。    ※個人年金でお金を老後へ老後へ・・と      送っている場合ではありません。      日本生命の言いなりになっている      場合ではありません。      彼らは保険を売るのが仕事です。      本物の生活設計なんてやったことはない。      信用してはいけない。      お金の「時間的な置き場所」を真剣に      考えたいものです。      このようなことは、      キャッシュフロー表を作ってみて、      初めて分かることです。      自分のキャッシュフロー表を作ること、      非常に大切です。      地に足を付けて、生活設計しよう。    ※住宅ローンを返済中の人、あるいは      これから住宅ローンを借りる人は、      老後準備のための貯蓄性保険や、      老後準備のための制度貯蓄      (iDeCoやつみたてNISA等)等で、      家計内に固定支出を作ってしまって      はいけない。(当たり前)    ※借金利息の方が、運用や貯蓄の      利息をはるかに上回ります。      当たり前、だから経済が回っている。      なので、貯蓄を増やすことより、      借金を減らすことを優先すれば、      家計ははるかに良好な状況に      なります。 自分で家計改善・・一度目。    ※自分で改善したキャッシュフローです。     マイナスにならない人生・・で、安心?    ※マイナスになたなきゃいい     ・・という問題ではありません。     このままでマイホーム取得をすると、     とんでもない人生になります。 自分で家計改善・・二度目。    ※Sさん作成のキャッシュフローグラフ。     対策として、子供たちの奨学金を加味     して計画してきました。     (奨学金の返済は後に肩代わりしてあげる)     かなり、安定した人生になりました。     (現状診断時点とは雲泥の差!)    ※マイホーム取得をしても大丈夫な     人生になるように、さらに自分で     改善を加えたキャッシュフローです。     夫婦の個人年金の解約は、     払込保険料総額と解約返戻金が一致     する13年後に実行!     というキャッシュフローです。 ​ 40歳で2000万円? んなこと、どうでもいいべ。 ・・っと。​​ 〇 商品販売をしない。  〇 しがらみを持たない。 誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて18年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。 《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や 当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp メール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。

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