①現状診断。
まず、建築する前の人生を
具体的に確認してみましょう。
※マイホーム建築に走っても、
大丈夫な家計なのか?
自分の頭で考える生活設計。
〇メール顧問会員のNさん(40代)
(相談:生活設計・マイホーム建築)
2019.7.16 メール顧問会員申し込み。
2019.8.6 新規メール顧問会員。
2019.12.5 現状診断。
2019.12.5(木)、
現状診断が終わりました。
※マイホーム建築を実行する前の
N家の状況を具体的に見てみましょう。
キャッシュフローグラフ
( 1年ごとの貯蓄残高の推移 )
※その根拠になるキャッシュフロー表です。
左が現役、右が老後。
※読者の皆さんも、マネをして作ってみよう。
一生の見通しが分かってしまいます。
※現役の拡大です。
※老後の拡大です。
※老後の年金手取りの受け取り方は、
このようになります。
現状診断で分かったこと。
※現状診断の「総評」でお伝えした事は
以下です。
教育費がかかる時期と人生の最終盤に、
危険な状況になります。
★収入を増やす工夫が必要だと思われます。
妻は58万円ではなくもっと稼ぐとか。
58万円ではなく80万円で18年間働くことで、
さらに約400万円増えます。
★老後、夫婦それぞれが、パート程度でさらに
5年とか働くことも必要になるかも。
夫:100万円・妻:60万円の計160万円を5年間で、
800万円になります。
〇マイホーム取得計画の目安は、
ザックリと「住居費総額」を捉えます。
現状診断時点の住居費(総合計)は、2,013万円です。
(CF表より)
さらに・・最後(妻の死亡時点)の貯蓄残高は、
28万円です。(同上)
合計額は、2,041万円です。
★『マイホーム取得での住居費総額』 =
『建築費+諸費用+ローン利息+固定資産税総額+リフォーム代』
( 土地が無い人は 土地代も加算 )
の合計額が、2,041万円 以内に納まれば、
現在の生活レベルのままで住宅取得が可能だ
ということですが、
ちょっと資金不足か?といったところです。
※建築費の見当は・・
現在の建物と同様のサイズであれば、
21坪です。
場所は大都会です。
坪単価の目安は、ザックリと90万円です。
21坪 × 90万円 = 1890万円
もう・・建築費だけで2000万円近くに
なってしまいます。
つまり、N家の場合は、
現状のままでマイホーム建築に
突っ走ってしまっては、危険です。
・・ということが、分かりました。
( 対策は、②で考えていきましょう )
〇死亡保障 : 必要額の計算結果は以下です。
( 13~19ページ )
夫は現在: 2623万円、10年後: 1467万円、
19年後:451万円 ( 加入:200万円 )
妻は現在:-2030万円、10年後:-140万円、
19年後:701万円 ( 加入: 0万円 )
「マイナス」は、不要・・ということです。
「加入生命保険と必要額」の推移を、
ビジュアルで確認してください。 (20ページ)
★夫は2,600万円ほどが必要です。
収入保障保険加入の準備をしたいです。
まず、現実を知ることが大切・・だべ。
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて19年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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