戻ってくるんですか?
※おバカさんです。
自分の頭で考える生活設計。
発見したばかりのQ&A記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
厚生年金は老後戻ってくるんですか?
※おバカさんです。
このように 公的年金を
老後のための貯蓄として捉えて、
損得勘定をする人が非常に多いです。
公的年金は、そのように単純な
老後のための貯蓄ではありません。
その性格は、どちらかと言えば・・
貯蓄ではなく保険です。
民間ではなく、国が運営する保険。
保険としての保障内容は、以下の3つです。
1 どんなに長生きしても、
死ぬまで生活費が受け取れる「老齢年金」。
2 本人が死亡した際に、遺された
遺族の生活を保障する「遺族年金」。
3 病気やケガで働けない体になった際に、
生活を保障してもらえる「障害年金」。
国が運営する、素晴らしい「保険」です。
もちろん、払う払わないの選択肢はないが、
払っていた方が、確実に安心なのは
間違いありません。
逆に、払った分の元が取れるか?
・・ということを、きちんと計算した上で、
民間の生命保険に加入している人は、
私が知る限り・・まず、いません。
保険は、相互扶助の仕組みです。
つまり、みんなが少しずつ損をすることで
成り立っています。
すべて保険は、「元が取れない」ことで、
その仕組みが成り立っていることに気付かず、
民間保険に大量加入しているおバカさんが
日本中にいます。
年金については、元が取れるかどうか?
って、色々考える人が、
民間の保険については、何の疑問もなく
毎月保険料を払っている・・という状況、
どうなんでしょう?
まあ、保険業界の
「年金はあてにならないから・・」
という、営業トークに すなおに乗せられた
人たちだけですね、
おバカな行為に走っているのは・・。
A
厚生年金には、
老齢厚生年金、障害厚生年金、遺族厚生年金があります。
老後もらえるのは、老齢厚生年金です。
障害厚生年金は、
厚生年金の加入期間中に、初めて、医師の診断を受けた病気、
ケガによる障害が残った場合、
条件を満たせば、60歳以下でも、もらえます。
遺族厚生年金は、
死亡した者によって生計を維持されていた、
妻、子、孫
(18歳到達年度の年度末を経過していない者
または20歳未満で障害年金の障害等級1・2級の者)
55歳以上の夫、父母、祖父母(支給開始は60歳から)
子のない30歳未満の妻は、5年間の有期給付となります。
65歳以降、自身の年金が老齢基礎年金だけなら、
老齢基礎年金+遺族厚生年金の併給は可能です。
※参考資料 :
当事務所メール顧問会員のTさん(30代)3人家族
キャッシュフローグラフ
( 貯蓄残高の1年ごとの推移 )
※夫婦の一生は、こんな風になる♪
・・ということを確認することができます。
読者の皆さんも、がんばって、
ぜひ、自分で生活設計を行ないましょう。
※キャッシュフローグラフの根拠になる
キャッシュフロー表です。
人生のすべての収入・支出が反映されます。
読者の皆さんも、自分で作ってみましょう。
※キャッシュフロー表作成で難しいのが、
夫婦それぞれの年金受給の見込み額の
算定です。
将来の老齢年金の受給イメージは、
以下のようになります。
※読者の皆さんも、このような受給になる
ということをを知っておきましょう。
※この夫婦の受給額を、下のように
キャッシュフロー表に反映させます。
※年金の受給額は、以下の計算によります。
まず、夫の受給額。
※そして、妻の受給額です。
※読者の皆さんも・・
自分たちで年金受給額の見込みを知って、
生活設計に反映させましょう。
がんばれ! がんばれ!
年金、難しそうだけど、
やってみれば、それほどでも・・だべ。
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて19年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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