武田つとむファイナンシャルプランナー事務所 岩手 盛岡駅前

2020/04/30(木)15:58

建築条件付き土地しかない? あきらめる事はない

不動産(366)

そこは建築条件付きばかりと 言われました。    ※それでも、あきらめてはいけない。 自分の頭で考える生活設計。 ​​〇元メール顧問会員​のSさん(30代)​   (相談:ライフプランニング) 2017.11.1、現状診断 終了。2017.12.8、マイホーム取得シミュレーション 終了。 ​​​メールをいただきました。 2020.4.30 こんにちは! 元メール顧問会員のSです。 子供を抱えての外出自粛に限界を感じている今日この頃です。でも自粛しないといけませんね。   ※大変ですけど、皆でがんばりましょう。 今日も質問させてください。 空き地や空き家はたくさんありますが、 売りに出されていません。ここいいなぁという空き地を見つけても、 買うことは無理ですよね?地主がどなたなのかさえわからない状況なので。   ※地主は調べればわかることではありますが、     現地に「売る意思表示」が無ければ、     売買の対象にはなりません。     「私たち あの土地 気に入ったので、      売ってもらえないか、聞いてください」     ・・なんて、リクエストをもらって、     地主を調べて 売却の打診をしたことは     何度かありましたが、それで     売買契約に至ったことはありません。     ( ハウスメーカーのサラリーマン時代 ) 不動産屋さんに、購入希望の地区を伝えたら、 そこは建築費条件付きばかりと言われてしまいました。 そこで空き地や空き家が目につくようになったわけです(笑)いい空き地があるんですよ!需要と供給は難しいです。 いつもありがとうございます。    ※「いい空き地」があっても、それが     売地でなければ、買うことはできません。     が、     不動産屋さんとの付き合い方は工夫が必要です。     不動産屋さんに行って・・     「〇〇地区で いい売地ありませんか?」     「あ・・ほとんど建築条件付きですね」     「そう・・なんですか」     で、終わってはいけない。     売地は常に個人売買の対象の大きさで     出てくるわけではなく、     むしろ大き過ぎるサイズの土地が売りに出て、     不動産屋さんやハウスメーカーが     「さあ・・これをどう料理する?」     ( どうやって売買できるようにする? )     という場合が多く、     結局は分譲地を計画することになります。     その際にハウスメーカーが数区画を買い取って、     ( あるいは買い取る約束で )     自社で建築をするお客様に限って、土地を     安くお分けします・・ということになります。     ( 建築価格で たっぷり回収されますが )     だからと言って、あきらめてはいけない。     方法を、2つ 伝授します。     1 建築条件解除を折衝。      「建築条件を解除できないか?」      折衝した実例があって、土地価格は少々上がったが      建築条件無しで土地購入ができています。      ハウスメーカーで建てれば、500万円、1000万円、      高い建築費になるのが当たり前だから、      仮に土地代1000万円が、建築条件解除で1200万円や      1300万円になったとしても、買った方が確実にお得。      「もし建築条件無しなら 土地代はいくらに?」      を聞いてみたり、折衝してみたり、価値はあります。     2 購入予定を登録。      「〇〇地区で面積〇〇ぐらいで予算は〇〇」      という希望を伝えて、      「建築条件付きだけだよ」      と言われたとしても、それはその時点の話。      その後・・いろいろな売却物件情報は、      出たり入ったりするものです。       そのままあきらめないで、      「一応、買い情報として登録お願いします」      として、依頼しておく不動産屋さんを、      4~5社にしておきましょう。      売買情報は、大きな案件だけでなく、      たまにはピッタリに近いものも出たりします。      不動産屋さんは、ふらっと訪問いて聞くだけ      でなく、しっかり依頼しておいて、      いつでも顔と名前が一致するぐらいの仲に      なっておきたい。     ※なお、「土地」に限定しないことです。      「古家付き」とか「中古住宅」と言われる      ものにまで枠を広げて考えましょう。      当然・・見た目は悪いけど、古家を除外して      想像力豊かに物件を見てみましょう。      ( そのような目を養いましょう )      これまでお手伝いしてきた顧問会員の事例でも、      古い建物を解体して新築・・というケースは、      いくつもありました。     ※また、土地の形についても、早とちりしないこと。      ・間口が狭すぎる。      ・三角形。      どちらも、顧問会員が検討対象外にしようと      した土地でしたが、私が現地を見て・・      「こんな風にまともな家が建つよ」      と説明したことで、      購入して新築して、楽しく暮らしています。      一見、良くない土地ほど、価格設定も安い。      素人判断で、除外してはいけない。 《 マイホーム取得シミュレーション 》 2017.12.8 マイホーム取得の資金計画書です。 マイホーム取得後の人生です。 教育費がかかる時期に、 人生最大のピンチが訪れそうです。 上記グラフの元になるのが、 以下のキャッシュフロー表です。 小さ過ぎて見えないでしょうから、 以下に、「現役」と「老後」に分けて掲載します。 まず、「現役」です。 読者の皆さんはぜひ、マネをして自分の キャッシュフロー表を作ってみましょう。 次に、下が「老後」です。 ​​​《 S家の概要:現状診断時点 》 分厚いキャッシュフローです。 安心できそうな人生です。 上記グラフの元になるのが、 以下のキャッシュフロー表です。 小さ過ぎて見えないでしょうから、 以下に、「現役」と「老後」に分けて掲載します。 まず、「現役」です。 読者の皆さんはぜひ、マネをして自分の キャッシュフロー表を作ってみましょう。 次に、下が「老後」です。 読者の皆さんもぜひ、マネをして 自分のキャッシュフロー表を作ってみよう。 お金に振り回されない人生・・のために、 自分の生涯の見通しを立てておこう。          家族 : 30代会社員の夫、      30代公務員の妻、      幼児と赤ちゃん、・・の、4人家族。 相談 : 生命保険。マイホーム取得。 住居 : 賃貸。(家賃:6.2万円) 収入 :       夫 年収 248万円 (手取り201万円)      妻 年収 540万円 (手取り421万円)                                                            貯蓄 : 1,086万円!       (大部分が夫!素晴らしい!) 借金 : 無し。 生命保険料 : 51.8万円/年? (総額:1,467万円?)    夫 ・収入保障保険? ・個人年金? ・賠償責任?    妻 ・終身保険? ・個人年金? ・定期保険×2?    子 ・学資保険×2?死亡保障必要額 検証結果 :    現在   10年後   12年後   20年後 夫:-2,158万円 -625万円 -1,012万円 -704万円           ( 加入:4,536万円 ) 妻:  2,971万円  1,751万円                    ( 加入:3,168万円 )    「必要資金」から「手当可能資金」    を引いた結果なので、    -(マイナス)は不要ということです。    夫は現在も将来も不要ですが、    妻はまともに必要額が発生しました。 むしろ 建築条件付き土地に挑戦! してみたら?  ・・っと。  〇 商品販売をしない。  〇 しがらみを持たない。 誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて19年目の ファイナンシャル・プランナー事務所。 《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や 当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp メール顧問会員は、指定した月日のみに受付けます。

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