武田つとむファイナンシャルプランナー事務所 岩手 盛岡駅前

2023/05/29(月)11:27

☆心配症の妻 老後がすごく不安で お金を現金で

老後(158)

老後のために、老後のために と。​​​​​   ※ ・・。 アクセス数の多かった過去記事を掲載中です。​​​ 2021/06/17 自分の頭で考える生活設計。 1級FP技能士 武田 つとむ ​​​​​​発見したばかりの​​​​​Q&A​​​​​記事を取り上げて、コメントしています。 Q​心配性の妻について。 結婚して1年。お互い30歳。共働き、子供なし。 妻がお金について心配性すぎてどうしていいか わかりません。特に老後に対する不安が凄くて お金を「現金」で貯金したがっています。 原因は妻の両親が老後に貯金が全くなく、 家を売って何とか暮らしているのを見たからです。 イデコとかの資産運用も 老後の生活にリスクを取りたくないといって始めません。 ​​   ※当たり前のことです。     大切な「生活費」をリスクに晒してはいけない。     預金金利の数十倍、数百倍の手数料を     金融業界にプレゼントしていてはいけない。     資産運用とか投資とかは、「する側」ではなく、     「させる側」に いた方が 確実にお得だ。     客は 「儲かったり 損したり 損したり」     することになるが、     胴元は「常に 確実に 利益を吸い上げる」     ことになる。     古今東西、ギャンブル(博打)の世界の常識だ。 投資が嫌というわけではなく 積み立てニーサや株式投資はしています。 ​​   ※おバカさんです。 これがよくわかりません。 ​​   ※同感。 老後が不安で現金で貯金しているのですが、 いくら貯めたいのか本人もわかっていないため 先の見えない貯金になっています。 ​​   ※はい、よく見かける おバカさんです。 目標額を決めて、それにそって貯金額を決めよう といっても全く話にならず、じゃあ2000万にしようか、 といっても納得してくれません。 ​​   ※目的別貯蓄とか、貯蓄目標額とかの発想も、     できれば しない方がいい。     そういう発想をしていれば、業界の思うつぼ。     つまらない契約をして、我が家のお金の一部を     「融通の利かないお金」に変身させてしまう。     お金は 融通できてこそ お金。     いざという時に 使えてこその お金。     お金を 縛りつけてしまってはいけない。 いくらあれば良さそう? と聞いても具体的な返事はありません。 ​​   ※分からないからです。 我が家の家計は 生活費を抑えているので貯蓄率は高いですが、 できれば老後用の貯金の一部は これからできるかもしれない子ども用の費用とかに 回したいと考えています。 妻にも相談したのですが、 まだできてもいない子どもより自分たちの老後 のほうが心配なようです。 結婚したときにFPに相談して、 今後子どもができても老後の心配はないと 言ってもらったのですが、 自分の親のことがあるので不安なようです。 浪費されるよりは全然いいのですが、 せめて現金貯金をイデコにしてほしい、 ​​   ※おバカさんです。     金融業界が喜ぶようなことをして、     お金を「融通が利かない」状態にしてはいけない。     優遇税制も いつまでもあると思うな。     元々 財政再建が必要だった日本が、     今回のコロナ禍で 膨大な財政出動をしている。     前代未聞の事態になっている。     各分野の色々な優遇税制がそのまま     10年先、20年先、30年先まであると思うな。     優遇税制を取り払っても なお、     お得な資産形成方法か? しっかり考えよう。 イデコ満額以外の分は子供のための貯金にしたい と考えています。 ​​   ※「子供のための貯金」のような、     目的別貯蓄の発想をしてはいけない。     敵の思うつぼになる。     融通の利かないお金の割合が増えることになる。 余った分は妻も自分のために使ってほしいです。 ​​   ※はい、お金は使うためにあります。 老後のお金の不安を解消するためには どんなことをすればいいでしょうか。 ​​   ※単純です。 簡単です。     キャッシュフロー表を作ってみればいいだけ。     夫婦の生涯が どのようになるか?     が、ビジュアルで確認できてしまうので、     安心できる。     老後が安心なことを確認できれば、     現役中も「これだけお金を使っても大丈夫」     というレベルも分かるので、     罪悪感なしに 胸を張って お金を使える。     キャッシュフロー表の作成は、     このブログ記事に登場している 顧問会員の     実物を参考にどうぞ。  A​​​​​確定拠出年金も、数年前-10%とかだったので、iDECOが良いとは限りません。 まずは、70年先までのライフプランと キャッシュフローを描きましょう。 子どもを諦めるなら、支出も少ないし、 ダイジョウブです。 逆にいえば、 子どもが大学生になったときには、私立大だと教育費でどんどんお金が出ていってしまいます。  A​​​​​保険金をかけておいたら? 安心するには「入ってくる」ことの方が大事なんですよね。冷静に考えると、 保険って家計を圧迫する無駄金だとは思うんですが。 日々生活しているのも「来月も働いて収入がある」 と信じているからです。いざという時に収入がある、ということは、 不安感には効果的です。 ご両親だって 「家を売る」という方法で収入を得たわけです。 貯金をいくら増やしても、不安は消えないんですよねー。  A​​​​​内容は違えど、 私の妻も異常なまでの心配性で困っています。 奥様に具体的な回答が出ないのは、 具体的な不安があるわけではなく、ご両親の状況を見て、自分も不安になっている だけとお見受けしました。 私の妻も漠然とした「○○だったらどうしよう」 というたらればでいつも不安を抱いています。 心療内科では「心配障害」と診断され、 また可能性としてですが脳に何らかの異常(軽度)が あるかもと聞かされました。 あくまで可能性ですが、 心配障害という事を考えてもいいかもしれません。 私も診断を聞いてそんな症状があるのかと驚きましたが、 その一方で原因というか何らかの回答が得られ 他と同時に対策も考えられるようになり 少し気が楽になりました。 回答になっているか分かりませんが、参考までに・・・ 《 参考資料 》 保険業界や 金融業界や 住宅業界等々に、 洗脳されたままではいけない。 ​​   ※一人でも多くの人が「自分も生活設計してみよう!」     と、一歩踏み出すことを願いつつ、当事務所が     これまで作成してきた資料を掲載しています。 ​    顧問会員Mさん(30代)の 年金を始めとする     生活設計資料を、掲載します。     読者の皆さんも、参考にして 自分たちのモノを     作成してみましょう。    ※年金の受取額を老後のキャッシュフロー表に載せます。    ※Mさん夫妻の一生のキャッシュフローグラフです。     ( 一年ごとの貯蓄残高の推移 )    ※グラフの根拠になる キャッシュフロー表です。     ( 左が現役、右が老後 )    ※現役の拡大。 赤ちゃんがいる 3人家族です。    ※老後の拡大。    ※年金額の算出計算です。夫。    ※妻。    ※生命保険の必要額の計算です。現時点の夫。     赤ちゃんがいても、死亡保障は不要です。    ※子どもの教育費がかかる 20年後の夫。     教育費がかかる時期の子がいても、死亡保障は不要。    ※同じく、現在の妻。 まるっきり 不要です。    ※20年後の妻。    ※計算根拠です。 夫。    ※計算根拠です。 妻。    ※加入生命保険と 必要額の推移(赤)です。     無駄にお金をたれ流しています。      ※仕事を終えたら、気持ちよく 汗を流そう!​    ( 帰宅後 おいしくビールを飲むために♪ )      ウエイトトレイニング、ジョグ、ストレッチ。 ​​   ※新型コロナ感染防止に マスクは必須!     シャワー時以外は 着用しています。     「食事と睡眠と適度な運動」     で、免疫力の高い身体を保ちましょう。 ​​​ ​ 目的別貯蓄は 敵の思うつぼだべ。 ・・っと。 《 質問希望? 》 ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。 メールでの質問や相談には 記事上で回答します。 《 顧問会員希望? 》 「顧問会員って何?」で支援内容や 当事務所との関係を確認の上、右記へfpst@axel.ocn.ne.jp 〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。 誇りをもって、愚直に、 消費者側に立ち続けて22年目の ファイナンシャル・プランナー事務所 (有)エフピー・ステーション 電話:019‐629‐3115 FAX:019-629-3116 メール:fpst@axel.ocn.ne.jp 宅地建物取引業免許:岩手県知事(5)第2138号

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