武田つとむファイナンシャルプランナー事務所 岩手 盛岡駅前

2023/10/23(月)12:13

FPの話は どこまで信じていいのでしょうか?

貯蓄(1090)

『 間違いだらけの貯蓄のお話 』​​​ 相談の結果、 後は積み立てNISAなど投資で​​​​セカンドライフの準備をすれば安心 と出ました。​​​​​​   ※おバカさんです。     もろに 金融業界の営業トークです。     いつも通りの営業ストーリーです。 『お金の安全性・融通性は損ねる、 将来の収益はまったく不確定、  普通預金の方が はるかにマシ。』 自分の頭で考える生活設計。 1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ ​​​​​​発見したばかりの​​​​​Q&A​​​​​記事を取り上げて、 コメントしています。     STOP WAR! STOP PUTIN! Q ファイナンシャルプランナーさんの アドバイスはどこまで信じて OKなのでしょうか。    ※おバカさんです。     「 アドバイス = 営業トーク 」です。     FPを名乗ろうが 名乗るまいが、     その人物の所属企業や業界次第です。     所属業界にとって お得な方向へ     お客様を誘導するストーリーに沿った     アドバイス(営業トーク)をします。 この前色々話を聞いてもらって 90歳代まで計画を立ててもらって 全て冊子にしてもらい、    ※おバカさんです。     面談して 話を聞いてもらって、     すぐに 資料ができあがってしまうほど、     生活設計は 簡単なモノではありません。     公的年金の計算・資料作成や、     死亡保障必要額の計算・資料作成や、     その他もろもろの資料作成を経て、     キャッシュフロー表ができ上ります。     当事務所の場合は この資料作成作業に、     平均5日を要していました。     「色々話を聞いてもらって」     その場でできあがる資料は、     「なんちゃって キャッシュフロー表」     です。     面談してその場で「キャッシュフロー表」     を作って見せるFP(業者)を     信用してはいけません。     その「資料」は何の役にも立ちません。 一先ず貯金額や出費や保険の事に関しては 全然大丈夫で、    ※どこが「全然大丈夫」でしょうか?     特に「保険」なんかは、     必ずと言っていいほど、     無駄にお金をたれ流しているものです。 あとは積み立てNISAなど投資で セカンドライフの準備をすれば安心と出まして、    ※おバカさんです。     たまたま「出た」のではなく、     最初から お決まりのストーリーがあって、     その通りの営業トークをしたということ。 定期で毎月貯金していたお金を投資に回す 事を勧められました。    ※敵の最終目的地は ここです。     ここに行きつくために、これまでの     手間ひまをかけてきています。 毎年掛かる出費は年収でまかなえるので、 貯金に手を出さなければならない事は よっぽどない(貯金額が今より減る事はない) からだそうです。    ※敵の勝手な屁理屈です。     まともなキャッシュフロー表を作って     いないから、こんなトンチンカンな     発言になります。     これから 子供が1人、さらに子供が1人、     と産まれてくれば、キャッシュフローは     まったく別物になります。     将来を見通せない 現在限定の     「なんちゃってキャッシュフロー」     を見せられて、安易に判断してはいけない。 因みに現在の貯金額は1500万〜2000万の間 くらいで、 30年後に投資したお金を下ろして5000万 くらいになるそうです。    ※おバカさんです。     そんな「おいしい話」をした彼は、     30年後には どこにいるか分かりません。     つまり「根拠のない無責任な話」です。 どう思いますか?    ※そのFPと会ったことも、聞いた話も、     きれいさっぱり忘れてしまいましょう。     資産運用で 確実にお金が増える保証は、     どこにもありません。 補足今年の末に初めての子供が生まれるので 今までより出費が増える為、 どうなるか全く想像が出来ません。    ※子供が増えたら 将来がどうなっていくか?     を具体的に確認する作業が、     キャッシュフロー表の作成です。     今回の金融業界のFPは、     これを まったくやっていませんでした。     「子供が増えたら?」のキャッシュフロー表、     一例を下に掲載します。 NISAはやるつもりではいるのですが… ​   ※おバカさんです。     なぜやるつもりでいる・・・の?     始めてしまうと、     収入の一定額は行き先が決まってしまい、     お金の融通性を損ねてしまいます。     子供で出費が増えるほかに、     マイホームで出費が増えることはないの?     住宅ローン返済をしながら、     NISAにお金を払い続ける、なんて、     典型的なおバカさんの行動です。     「繰上返済」に勝る金融商品はありません。     最強の金融商品は「繰上返済」です。 ​ FPさんに相談した事のある人は 皆さん信じてその通り生活してますか?    ※そんな生活をしているなら、将来が危うい。  A鵜呑みにするのは如何かと思います。 FPは理論のみで考えるので 個々の家の事情や考え方は無視です。 積立預金の額の半分を まず投資に回しては如何でしょうか。 投資には勿論損失が出ることもあります。 或る程度は現金で持っておくことが大切 だと思います。投資は余剰資金で。  A自分のお金の運用は自分で考えるべきだと 思います。 例えば、インフレがやってきてものが高く なっていけば、インフレに対抗できるものに 投資すべきだと思います。 お金の運用は奥が深いです。 NISA、投資といってもどの商品に投資 すればどうなるのか 先を確実に見通すことは不可能です。 どの割合より何にどのタイミングで投資する のかが大切だと思います。 30年後のことは正確には誰もわかりません。 金利、株式、物価など予想はできても そのときあなたがどんな人生を歩んでいる のかを予測することは不可能です。 フィナンシャルプランナーさんのお話は あくまでも参考で、 お金の運用を考えるのはあなた自身です。  A保険への加入や、そのFPさん経由で証券口座 の開設を勧誘されたのでなければ、 比較的妥当な提案と思う。 月々の貯金額の全額を積立NISAにするのが 不安なら、とりあえず半分は貯金を継続し、 半分を積立NISAにするのが良いかと。 参考資料《 S家 30代:子供2人 》2021年6月    ※子供2人4人家族のキャッシュフローグラフ。     ( 一年ごとの貯蓄残高の推移 )    ※同じく キャッシュフロー表。左が現役、右が老後。     読者の皆さんも 参考にして 作成してみましょう。     黄色のワクが、子供にかかる費用部分です。    ※現役の拡大。    ※老後の拡大。    ※子供がいる時期の 死亡保障必要額、     どうなるか? きちんと検証してみましょう。     まず、夫は・・?    ※そして、妻は・・?    ※夫婦の「死亡保障必要額の推移」をグラフで     見てみましょう。    ※このケースでは・・     子供が2人いても、フルタイムの共稼ぎなら、     死亡保障が不要なことが分かります。     つまり、生命保険に加入して お金を失う必要がない     ・・ということです。 ​ FPの話は もちろん「営業トーク」だべ。 ・・っと。 《 質問希望? 》  ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。 メールで質問や相談を頂けば 記事上でコメントします。 ​​​​​​​​​《 顧問会員希望? 》 22年間 実施してきた キャッシュフロー表作成等の 生活設計業務は、2023年10月以降は行ないません。 マイホーム取得の​​実行支援​​は、引き続き行います。 「土地購入」​3万円/年​、​​「住宅建築」​10万円/年​です。​​ 過去のメール顧問会員とまったく同じ支援を行います。 ( 過去記事で 実際の支援状況を確認してください ) ​​〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。​​ 誇りをもって、愚直に、消費者側に立ち続けた22年間、 「 FP事務所(有)エフピー・ステーション 」 で つちかったスピリットを そのまま引き継ぎ、今後も 消費者側に立った情報発信や実行支援をしていきます。 「武田つとむ ファイナンシャル・プランナー事務所」 岩手県盛岡市  メール:fpst@axel.ocn.ne.jp ​​​​​1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ​​​

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