武田つとむファイナンシャルプランナー事務所 岩手 盛岡駅前

2024/05/01(水)13:59

ペアローンを勧めるのは なぜですか?

マイホーム(3839)

『間違いだらけの住宅建築』​​​ ​​​​​​​ ​​​​注文住宅で家の購入を 考えてます。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​   ※おバカさんです。     建売住宅は「買う」ものだけど、     注文住宅は「建てる」ものです。 ​ 自分の頭で考える生活設計。 1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ ​​​​​​​発見したばかりの​​​​​Q&A​​​​​記事を取り上げて、 コメントしています。 Q 今、現在、注文住宅で家の購入を考えてます。 ​   ※おバカさんです。     正しい文章は、     「注文住宅で家の建築を考えています」     です。 ​ 地元のハウスメーカーで この前に家の間取りを提案されました。 ​   ※もう そのハウスメーカーで建てる     ことに決めているのですか?     だとすれば、おバカさんです。     建築価格は 業者によって数百万円     ( 場合によっては 1千万円以上 )     もの差がつくのが普通です。     比較検討無しに業者を決めてしまうのは、     とんでもなく 愚かな行為です。 ​ その時にペアローンをおすすめされました。 ​   ※融資総額が あまり期待できないケースで、     融資枠を大きくするために     ハウスメーカーは ペアローンを     勧めてきます。     危なっかしい話です。     これからの長い年月、妻の収入が     安定して得られるとは限りません。     万が一 離婚なんどということになれば、     整理整頓が複雑なことになります。     ハウスメーカーは、建築を実現させて     建築費を回収するのが 業務です。     客の今後の生活設計は関係ありません。 ​ 現在、夫(自分)36歳、妻33歳、子供2歳。自分の年収は400万くらいで 妻はパートだから100万くらいです。 妻も愛玩動物看護師で国家資格を持ってる とはいえ、パートで働き初めて 一年も満たないところの 動物病院でペアローンをすすめるハウスメーカーは、 どうなのかなと思いました。 どういう意図なんのですかね?    ※おバカさんです。     「意図」は 単純なことです。     夫の収入が少な過ぎるので、     まともな住宅ローン融資額を確保するため、     収入合算しようとしています。 まだ、予算もまだどうするかは分かりませんが 4000万は超えると思います。    ※おバカさんです。     総額4000万円を検討するような     収入ではないですよ。 ​​    そもそも、その「4000万円」という     数字は、どこから出てきたんでしょう?     そのハウスメーカーが言った金額ですか?     だとしたら、真に受けてはいけません。     価格は、建築業者によって・・・     500万円とか 1000万円とかの差に     なるのが普通の業界です。     1社の話を真に受けて、     そのまま計画を進めてはいけません。 自己資金が親から600万、 自分が100から200万くらい考えてます。​​ ​   ※おバカさんです。     車を買うのではありません。     マイホーム建築です。     頭金が200万円 って、何考えてるの?     顔を洗って 出直そう。     本当に家が欲しいのであれば、     日々の生活で覚悟を持って貯めよう!     少なくても 土地を現金で買える     くらいのお金は貯めよう! ​あと、ハウスメーカーの提案の間取りも微妙 なんですよね。 妻は気に入ってるけどあまり好きでもないから トーンダウンしてます。 リビング階段とかはどう思いますか?    ※個人の好みの問題です。 あと、ペアローンで払っている方がいれば メリットデメリットや実際の諸経費は どのくらいかかります?    ※おバカさんです。     問題は、そういうみみっちい部分ではない。     将来の生活設計上 ペアローンではなく、     夫一人の収入で マイホームを考えよう。 妻も将来的には正社員にはなるという話は 職場からあるみたいですけど いつからという具体的な話はなく、 小学校に上がってと思うから あと5年以上先かなと考えてます。 ハウスメーカーの人は 妻に控除のメリットを言ってましたが 妻もそうなんだと感心してましたが 自分は疑問に思いました。 妻が正社員ならありと思うけどパートなら 手数料とか考えたら微妙な気がしました。みなさんはどう思いますか? ​   ※みみっちい部分に注目していないで、     長期間を見通す生活設計の意識を持とう。     まずすることは・・・貯蓄!     土地を現金購入できるお金を貯めよう!     土地を現金購入できる人と、     土地建物込みで住宅ローンの人とでは、     前者の方が・・・     建築費500万円とか1000万円とかの     節約ができてしまいます。     ( 複数業者の比較ができるから )     土地探しから ハウスメーカーに手伝って     もらっている人は、     大損していても気づくことがない     究極のおバカさんです。 ​ Aご主人の年収が400万円なので、 3300万円程度の借入は金融機関の審査が ギリギリと感じたのだと思いますね。 年齢や資産により異なりますが、一般的には 年収の6倍程度が安全な借入額のライン と言われますので、 奥さんの収入を合算したとしても、 3300万円の借入は少し多いように感じます。  Aハウスメーカーは素人から見た時の 大手と言うブランドの安心感だけです。 手抜きされないだろう、 何か起きた時の保証は充実しているだろう、 面倒くさいことは全て任せておけるだろう、 と少なくとも高い買い物をする上で よく知らないビルダーや工務店へ頼むよりも 実績上の不安への心配が一番少ないことが ハウスメーカーを選ぶ大きい理由 だと思います。 但しそれと引き換えに、プランがショボイ (建売に毛が生えた程度のプランばかり)、 価格が高い (もちろん広告宣伝費やかけてる経費が全てのっかる)、 性能が価格に見合ってない等、 住宅を勉強すればするほど ハウスメーカーで建てる意味がなくなっていく 気持ちが強くなると思います。 住宅建築やってる者からすると ハウスメーカーで建てるなんてバカだなぁ としか思いませんが 一般の人にとっては高いお金を払ってでも 実績で選ぶしか仕方ないのですよね。  A援助600万円と、ご自身のローンと合わせて、 トータル3000万円程で計画されるのが 安全なのではないでしょうか。 生涯の収支予測から逆算して、 いくらなら大丈夫か判断してください。 そこがはっきりしてからメーカーに相談です。 予算とエリアによっては、 注文ではなく建売の方がよいのかもしれません。  A自己資金が100から200万って、 ゼロが一つ足りませんよ。 誤植ですか?って言うレベルです。 必死に準備してこれなのか、 他に投資してるのか財布事情が分からない ので何とも言えないです。 ​ ペアローンはあり得ない べ。 ・・っと。 《 質問希望? 》  ブログ右「キーワード検索」をどうぞ。 「キーワード検索」に言葉 ⇒ 「このブログ内」 ⇒ 「検索」。 メールで質問や相談を頂けば 記事上でコメントします。 ​​​​​​​​​《 顧問会員希望? 》 22年間 実施してきた キャッシュフロー表作成等の 生活設計業務は、2023年9月で終了しましたが、 ご本人がする生活設計の個別・具体的なアドバイスは 行います。「生活設計アドバイス」1万円/年です。 マイホーム取得の​​実行支援​​は、引き続き行います。 「土地購入」​3万円/年​、​​「住宅建築」​10万円/年​です。​​ 過去のメール顧問会員とまったく同じ支援を行います。 ( 過去記事で 実際の支援状況を確認してください ) ​​〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。​​ 誇りをもって、愚直に、消費者側に立ち続けた22年間、 「 FP事務所(有)エフピー・ステーション 」 で つちかったスピリットを そのまま引き継ぎ、今後も 消費者側に立った情報発信や実行支援をしていきます。 23年目です。 「武田つとむ ファイナンシャル・プランナー事務所」 岩手県盛岡市  メール:fpst@axel.ocn.ne.jp ​​​​​1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ​​

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