一度読んだものは忘れないなんて
すごい能力をもつカグミ。
そんな力があれば、
テストも楽勝でうらやましいです。
でも、王宮書庫なんてところで働いたら
事件に巻き込まれて
命がいくつあっても足りなさそう。
最終的に1年との期限付きだったものが
長期採用になりなんだか大変そうです。
まだ1巻しか読んでいませんが、
能力の他にも髪などの容姿や
暗殺者を交わす体術など
カグミの秘密が明らかになるのが楽しみです。
~~内容は…~~
一度読んだり見たりしたものは
決して忘れないという能力を持つ
平民の少女、カグミ。
とはいえ、本人はそんなこと全く気にせず、
家業の印刷工房を手伝い、
平和に過ごしていた。
しかしある日、彼女は王宮の書院で
働くよう命じられる。
王宮なんて嫌だけれど、
もし家族が罰せられてはとカグミは
泣く泣く一年間の奉公に出ることに……。
そうして出仕してみれば、
貴族に悪口を言われたり嫌がらせをされたり、
もう散々!
しかも、王宮内の毒殺事件に関わったことで、
カグミは麗しい腹黒王子に目をつけられてしまう。
彼は、カグミを保護する代わりに、
この事件の解決に協力するよう要求してきて――!?